タイとクアラルンプールどっちに移住するのがいいだろう?

移住するならタイバンコクと決めているが対抗であるマレーシアクアラルンプールも捨てがたい。

そこで比較しながら判断をしたい。

調べたイメージはシンガポール=東京、タイ=大阪、クアラルンプール=愛知、マニラ=大阪西成、セブ島=沖縄という感じだろうか。

シンガポールは物価が高すぎる、マニラは治安に不安がありセブ島は田舎暮らしができる人でないと辛い。

残りはバンコクとクアラルンプールになる。

マレーシア移住最大のメリットはこの国の特別なビザのMM2Hで条件が揃えば日本人であれば誰でも10年更新の移住権が手に入って更新も可能になっている。

年齢制限なく半永住権が手に入るのが素晴らしい。

ただ調べると資産証明1650万円と毎月33万円の収入も必要で今ならその程度の収入はあるが退職して無収入になってからの取得は難しい。

休暇を取って今のうちに取得してしまえば10年は保証されるが、次の更新時はまだ年金もないし収入もないので厳しそうだ。

一方タイであれば50歳で約100万円の預金をバーツに移せばリタイアメントビザが取れる。こちらは一年更新ではあるが金さえなくならなきゃ更新し続けられる。

マレーシアのMM2Hの利点としてこれを持っていれば銀行口座開設はもちろんある程度の定期預金を担保にクレジットカードも作れる。

タイは住居さえあれば銀行口座開設はいけるがクレジットカードのハードルが高そうだ。

そして定期預金金利は2国とも緩やかに下がっているがマレーシアは3%程度に対してタイは1%台まで低下している。

円との為替の問題はあるが二千万円程預けておけばマレーシアだと60万程の不労所得が当面手に入る計算。

住んでいる人のブログや動画からよくわかったのがクアラルンプールは車社会であること。

だからこの街のイメージは愛知県。

コンドミニアム買えば駐車場が必ずついており、旅行者がホテルから歩こうとして薄暗い街に入っていってやばいと思ってタクシーに乗る。

そしてそのタクシーが何台もボッタクリでようやく見つけて繁華街に移動という国だ。

車がないとタクシーしか移動手段がない。

車はMM2H取れば日本で使っているものを関税かからずに持っていけるが歳を取ってから荒っぽい運転が横行する街で使いたくはなく出来れば地下鉄などで移動したい。

タイであれば主要な街へは電車や水上移動手段が充実しているし夜も含めて遊ぶところが多い。

さすがに東京ほど交通機関が編みの目のように充実しているわけではないのでタイは大阪という感じかな。

クアラルンプールを推している人の最大の強みはタイ人が英語ができてコミュニケーションが取りやすいのが理由だが英語が出来ない人だと弱みもしくは引け目にしかならない。

自分の場合は一応TOEICがそれなりの点があるので日常会話のListeningはできるものの喋れない。マレーシア人は普通に英語を話してきて相手も普通は通じるだろうと対応してくる、タイはタイ語なので外国人とのコミュニケーションは取りづらいと理解して接してくれるので言語によるコミュニケーションは取りにくいが身振りや手振りに慣れていそう。

食事に関していえばマレーシアの方が日本人の口にあっていそう。

全体的にタイ料理より辛くないのがポイント。

しかし日本料理や日本のチェーン店進出は圧倒的にタイに軍配が上がる。

物価は全体的に見てほぼ同じくらいで人件費はバンコクが安く家賃が少しクアラルンプールが低めだろうか。

二千万ほどクアラルンプールで定期預金すれば日本の家賃収入と合算で140万程の不労所得が出来るので(年金も払わなきゃならないが)年間支出320万に設定すると180万の貯蓄切り崩しで済む。

タイもコンドミニアム買って投資運用すれば同じくらいになるもののリスクは圧倒的に定期預金の方が低い。

貯蓄取り崩しが減れば投資もしやすくなるので経済的にはマレーシアクアラルンプールの方が安定する。

ただ致命的なのが車社会であることで、今も仕方なく車を使っているが出来ればやめたいのに海外で車に乗るなんてありえない。

タクシー安いから交通手段は常にタクシーでもいいのかもしれないが時間帯によってはボッタクリタクシーしか捕まらないだろうし人と違うライフスタイルを続けるのも大変だと思う。

総合的にはクアラルンプールだが車と英語で結論はやはりバンコクになる。


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