退職せずに長時間労働とパワハラを改善する方法

退職せずに「長時間労働」「パワハラ」を改善したい…環境改善の実践談 – 弁護士ドットコム

働いている環境は残念ながら労務監督官庁(労基)も見過ごせないほどブラックな会社で管理職をしています。部下の長時間労働問題は深刻ですが、上司たちは問題視せず見過ごしていますが、私はあくまで正確な残業申請を求めています。特に残業が多い人には業務リーダーとして具体的な改善策を考えさせたり、必要に応じて配置転換を提案しています。

自分が若い頃経験したサービス残業問題は今後世代にも押しつけるべきではありません。夜中の24時や25時に仕事終了が当たり前だったバブル世代の意識では、現代の労働環境への適応が難しい面があります。しかし大企業でも労基の指導が個別店舗にしか届きません。電通のケースのように他事業所との隔離状態が続きます。

パワハラ問題では、叱咤とアドバイスの境界線は個人差がありますが、データに基づく可視化と公正な評価が重要です。仕事できない人への怒りをパワハラとして扱うかどうかは相手の受容度にかかっています。しかし労働組合も弱い中小企業や非正規雇用では改善が難しい現実があります。

最終手段として労基や組合へ相談しても、個人情報を特定されるリスクがあるため退職を余儀なくされるケースもあります。健康被害の懸念があれば辞めるのが現実的でしょう。一方でパワハラ加害者への対策としては隠しカメラでの証拠収集やSNSでの拡散が有効です。会社側は慌てて対応する場合がありますが、最終的には環境改善には時間と努力が必要です。


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