Xiaomi Redmi Note4 海外移住向け比較レビュー 10項目

海外移住向けにDSDS仕様のXiaomi Redmi Note4を購入。日本用SIMと海外LTE対応のSIMを併用可能な設計で、中国サイト(Geekbuying)から21,576円にて入手。

【開封比較画像】

左:Acend Mate7 右:Xiaomi Redmi Note4

【配送経路】DHL便で到着まで合計16日(中国→日本間)

※移動経験上、船便か発送不可品を転送する場合と比較して遅延要因が少ない

【初期設定課題】日本語化時にロケール設定の不具合を解決
手順:
Settings > Additional Settings > Date&time
– 自動時区オフ→日本標準時選択→自動時区再有効化

※現在所有スマホ:iPhone6(仕事用)/Acend Mate7(プライベートメイン)/Redmi Note4

1. 指紋認証比較:

全機種が搭載。操作方式:
– Mate7:軽いタッチで瞬時に起動
– Note4:電源ボタン併用(Mate7より若干遅延)
– iPhone:押し込みアクション必須
– Arrows NX F-05F:擦り認証が主

※特にMate7の高速認識は初期購入時驚異的だった

2. バッテリー特性:

充電持続時間(使用状態比較):
– Arrows NX:3日→2日(待機時は減速)
– Mate7:2日→1.5日
– Note4:1.5日
– iPhone:用途により個別最適化可能

※特に待ち受けではNXとiPhoneが減速効果を発揮一方Mate7とNote4はバッテリーが結構早く減る傾向がありました。
**Mate7**

**Note4**

Mate7とNote4は同じ時間待ち受け中・使用状態を比較しました。
バッテリーゲージでは、Mate7が**76%**、Note4が**73%**でした。

Mate7の特徴として、待機時アプリ実行を個別制御(例:Line/Twitter/セキュリティアプリのみ保持)できます。
一方Note4も同様設定ですが、インストール済みアプリ数が少ないため条件は同じです。

Note4のバッテリー容量**4000mA**はほぼ同一ですが、使用2日目で評価が難しい状態です。
一方Mate7は既に劣化しており、デカコアCPU(Helio X20)による省電力不足が原因と思われます。

海外人気機種Xiaomi MI5の**3000mA**でも2日使用可能という事実を踏まえると、Note4のバッテリー性能は「期待外れ」に近い印象です。
10回程度充電で安定する可能性があるため再評価が必要でしょう。

3.パフォーマンス

Antutuベンチマークでは、

  • Mate7:5万台
  • Note4:8万台
  • NX:4万台
  • iPhone:5万弱

日常使用(ゲーム/重いアプリ非使用)なら5万台でも十分です。
カーソル操作のスムーズさでは、NX→Mate7への変更で改善が確認されましたが、Note4では差異が不明確でした。

文字入力編集面では、**6インチ画面**のMate7は誤字率向上に有効ですが、実際には各機種間での差は限定的です。
大文字多量文章作成時はPC使用が主流ですが、3000文字連続入力時にはMate7に分があると考えられます。

4.サイズ・重さ
  • Mate7:6インチ/185g/157x81x7.9mm
  • Note4:5.5インチ/175g/151x76x8.4mm
  • NX:5インチ/159g/140×69×10.4mm
  • iPhone:4.7インチ/129g/158×77.8×7.1mm

体感重量順:Note4→iPhone→NX→Mate7。
手にフィットする横幅は小型機種の方が有利ですが、画質・サイズバランスでは5.5インチのNote4が最適と感じます。

5.編集

年間3000文字程度の入力作業では、画面サイズ差による疲労感は限定的です。
QWERTYキーボード使用時は、NX/iPhoneのみ右親指入力可能でMate7/Note4は苦手な状況です。

6.タッチパネル

Note4のタッチ感度が過敏で誤操作が発生することが確認されました。他機種と比べて不満点です。

7.スピーカー音質

Mate7の音質劣化は明らかですが、iPhoneとの聞き分け難易度は低いです。

8.他の機種にない機能がないのは残念です。

7.スピーカー音質

Mate7の音質が明らかに劣り、安価なスピーカーを使用していることがわかります。iPhoneとNote4を比較すると、耳を澄ませばiPhoneの方が少しクリアですが、聴き分けられるか自信がない程度です。

8.WiFi

Note4で発生する現象として、WiFi接続時に転送が停止することがあります。白い方のNote4はネットワーク速度テストではMate7の2倍以上ですが安定しません。LTE回線では問題ないため、WiFi機能に課題がある可能性があります。

9.ボタン

戻るボタンとマルチタスクボタンがMate7とNote4で逆配置されているため、操作に時間がかかりそうです。

10.通話音質

ソフトバンク回線での使用で、一度の会話を経てNote4の方が聴き取りやすかったです。仕事用iPhoneはAU回線でも品質が悪く比較にならないとの指摘です。電話使用頻度が低いので特に問題視されていません。

評価

Xiaomi Redmi Note4はバッテリー寿命以外は合格レベル。

価格が2.2万円ならコスパがよすぎるほどです。
ただし、Mate7を初期化しOSをキットカットに戻した後で有償交換してメイン機にし、Note4は海外専用にする計画です。理由は技適マークの存在やバッテリー寿命(2日以上持つべき)が課題だからです。

評価

使い始めで1日持ちますが、1年経てば性能低下する可能性があります。海外購入のため交換不可能な点も懸念です。毎年機種変更は面倒なので、しばらく様子を見て改善されるかどうか再考します。

評価

最後に、SIMカード2枚同時使用(DSDS)が目的だったため未確認ですが、今後の記事で検証したいと考えています。続き→2週間使った追加レビュー


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