家計簿を使って10日間の支出を記録した結果、予想外の医療費と食費の低さが浮き彫りになった。光熱費や通信費などの固定費は把握できていたものの、現金支払いの生活費全般がどの程度か正確に掴めていなかった。
まず10日間のデータを分析すると、総額38,669円(単純3倍で116,007円)と算出。月間予算21万円との比較では「医療費」が主要な負担要因となった。具体的には風邪・胃カメラ・血液検査の費用合計21,836円が目立った。通常月の想定額3,000円から大幅に上回り、生活費全体の約58%を占める異常値だった。
食費については平日昼の社食400円と安価なレトルト商品を多用した結果、1ヶ月あたり約3万円程度と極めて安い水準。外食代7,340円や喫茶店利用費用1,260円など「非固定費」も全体的に抑制されていた。
問題点として浮上したのは菓子類の月5,000円購入が想定外だったことだ。特にプリンとヨーグルト比率が高い傾向にあり、食費削減とのトレードオフを再検討する必要性が感じられた。
今後の課題として、退職後のランチコスト増や飲料水節約の継続可能性について言及。社食依存を解くための代替策を探る必要があると指摘した。(画像3枚挿入箇所保持)