太平洋フェリー”きそ”2日目 〜 刺身食べたい

4:30頃目が醒める。

23時に寝ているので睡眠時間は何とか足りている。

船が大きく揺れている。

外海にいるのか大きくゆっくりとした船の直進方向に対する横揺れと縦揺れが入り交じる。

少し短めな縦揺れに昨日と同じ細かい振動がある。

これは昨日のバスのような揺れではなく船酔いしそうだ。

ネットは切れているのでテレビのインフォメーションを見る。

千葉県沖と表示されていた。

寒いので部屋の温度を1度上げる。

5デッキを歩いてみると大きく上下に揺れている。

泊まっている客室の方が少しマシ。

携帯電話の電波はデッキ中央の公衆電話の近くだだとドコモのアンテナが4Gで3本立った。

まさかと思いソフトバンクのルーター(FUJI WiFi)を持ってきたがこちらは圏外のままだったが公衆電話に近寄ると3Gでバリ4になった。

時間は5:20

客室に戻ると両方圏外になる。

持ってきたコーヒーを淹れて飲んでいると客室から日の出が見える。

これは右側アウトサイドの特権だろう。

その代わり左側アウトサイドの客室は陸地がみえる。

朝食のアナウンスがあったので行ってみる。

焼きではなくボイルしたウインナー

肉団子はレトルトっぽい。

他には焼きサバ、納豆、ミニオムレツ、卵焼き、生卵、ベーコンとコーンの炒め物、レンコンの何か、パン、ごはん、味噌汁、サラダ、ワッフル、ヨーグルトがあった。

もちろんドリンクバーは飲み放題。

レストランでもドコモ、ソフトバンクの携帯の電波は入る。

ただ安定感はなく接続できたり切れたりしてドコモの方が安定しているようだ。

8時頃グーグルマップで見ると銚子あたり。

座って何かに没頭していると船酔いしそうなので船内を少し歩き回る。

あまり寒くもないし気持ちがいい。

東証が開く9時にはドコモだけが何とか繋がったり切れたり。

ソフトバンクは完全沈黙。

今日は仙台に1時間程度上陸する予定。

再乗船が遅れたら置いて行かれても文句言わないよの同意書にサインをした。

これを提出しておかないと仙台で上陸できない。

11時にフェリーのWiFiに申し込んでつなごうとボタンを押したらドコモがかすかにつながる。

運よくボタンが効いておらずまだ契約されていない。

動き回ると甲板後半でつながるのでレストランの入り口で接続ができた。

株価安定しているのでフェリーのWiFiはやめよう。

携帯のアンテナは立ったり切れたりをずっと繰り返しているので緊急の連絡でもない限り名古屋-仙台間はWiFiサービスを使わなくてよさそう。

そうこうしているうちに昼食。

全食バイキング形式らしい。

ゴーヤチャンプル

唐揚げ

他にはご飯、味噌汁、海老塩ラーメン、トリュフ香るコロッケ、餃子、ミートスパ、サラダ、春巻き、オムライス、デミカレー、チョコプリンだった。

一般的にランチはお得なのだがここに限ってはそうでもないようだ。

料理がダブらないよう苦労しているし味も普通の社食よりはおいしい。

でも、もしどれかをレストランで食べるのやめてカフェでカレーなどに変えるならランチかな。

食事はレストラン以外カフェでも食べられる。

値段は分からないがレストランより安いはず。

それに持ち込みも可能だ。

1等客室以上なら冷蔵庫と湯沸かしはあるので2日分の食料を持ち込んで食べるのもあり。

ランチのおかわりにはいかなかった。

レストランを出て甲板をぐるっと周ると外にベンチが置いてある。

あまり寒くないのでしばらく海を眺めぼおっとしていた。

昼過ぎから体がだるくなってきたので客室で横になる。

14:30頃に仙台から名古屋に向かう”いしかり”とすれ違うイベントのアナウンスあり。

だるくて客室から出る気が起きない。

ピアノの演奏があって15:30頃から客室でも携帯がつながるようになった。

もうすぐ仙台に到着する。

風邪なのか持病なのか船酔いなのか判らないが調子がよくないので気分転換に上陸するぞ。

仙台の三井アウトレットパークに行くつもりで17時過ぎに下船した。

歩いていると横の人がイオンの方が近いですよと会話していたのが聞こえてきた。

その人達はイオンに食事に行くようだ。

マップを見ると確かにイオン多賀城店が徒歩20分にある。

三井はやめて流されるようにイオンの方向へ向かった。

約二ヶ月ぶりの仙台だ。

歩いて10分すると体調不良が嘘のように調子がいい。

ここで船酔いだと確信した。

戻ったらすぐ酔い止薬飲もう。

イオンが見えてきて気がつく。

あ!食券あるからイオンで食事できない。。

仕方なく入店してぐるっとまわってみる。

刺し身うまそー

さすが海の近くのイオン。

近所のスーパーと違い全て新鮮に見える。

フェリーの夕食は2000円だからこれ3盛り買えるなあ。

もし同じコース辿る方は是非イオンに寄って刺し身を持ち帰って客室で酒盛りをした方がいい。

名古屋港で乗船前に1日分の食料を買い込んで、仙台で2日目の食料を買い込んでもよさそう。

片道フルパックで全食の食券付きは失敗だったかも。

そうそう刺身買うなら醤油は忘れないよう持参で。

イオンでは140円のサワーと100円の中華クラゲを買ってきた。

仙台のフェリー乗り場に戻った頃にはもう真っ暗。

停泊するきそは海に浮かぶビルの様だ。

仙台からの客も含めて待合所はまた一段と年齢が上がって年寄りが増えている。

添乗員が代表者を集めて部屋割をしていた。

仙台ー苫小牧のツアーがあるようだ。

乗船して直ぐに夕食。

メニューは赤魚、串かつ、ハンバーグ、成型肉ステーキ、ポテト、チキン、トウモロコシ、明太子焼きそば、小籠包、タコ飯、手作り豆腐、味噌汁、うどん、ご飯、黒糖わらび餅、レアチーズケーキ、プチシュー。

昨日の夕食と半分くらいメニューを変えているのには好感が持てる。

小籠包に期待をしたが肉汁は無かった。

決して不味くはなくてどちらかといえばおいしいから逆に残念だった。

おかわりしたのはやはり黒糖わらび餅。

お腹がふくれないのであとはポテトを食べていた。

くれぐれもレストランの名誉のために言っておくと決して味は悪くないし子供だったら大喜びだし大人も酒を飲みながらガンガンおかわりしていた。

船内の人件費を考えたら大人2000円、子供1000円で充分な内容だ。

でも飽きる。

自分の場合は目的地に行く事よりフェリーの旅を楽しみたかったのでもう少しお金を出してご馳走を食べたかった。

船内はかなり空(す)いていたのでメニューを和食や日本の家庭料理に振って海外旅行者を取り込むといいと思う。

乗船してから最大の揺れが襲ってきた。

酔止薬飲んでおいて正解だった。

その後ずっと体調は良かった。

部屋のシャワーを使ったところ水圧がすごい。

ホテルなみというかこれまで泊まったホテルの中でも最強クラスで体に当てると痛く全開に出来ない。

泊まっている客室は5デッキで低いため給水タンクからの落差が大きいのかもしれない。

お湯もすぐ出るし水温も自由に調整できる。

携帯のアンテナは船内どこでもつながらないので仙台-苫小牧間は電波の届きが悪いのかも。

そしてクラゲをさかなにサワーを飲んでタブレットにいれておいた動画を観て寝た。

睡眠薬は不要だった。

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