AMAZON Echo dotを使ってみた

マレーシアから引きずっている体調不良がきっかけなのか分からないが謎の高熱が出た。

子供の頃にも記憶がない39度以上の熱だけが続いたのでヤバいと思って病院にいった。

インフルエンザの検査が陰性だったので処方してもらった風邪薬と解熱剤を飲んでおとなしく寝ていた。

そんな最中にAMAZONからECHO DOTが届いた。

定価5980円がキャンペーンで2000円引きだった。

発熱からベッドを出たのが病院と食糧確保と食事だけなので段ボールを開ける気力もなかった。

4日目から少し動けるようになったので音楽でも聴ければいいなと開封することにした。

アマゾンにしては小さな段ボールを使ってくれているのは嬉しい。

裏には主要機能が記載されていた。

開けてみると本体、電源、ケーブルが紙のしきりに収まっていた。

中身をばらすとこんな感じ。

簡単な説明書と使い方の例のカードが1枚。

本体を取り出してスマホの充電に使っているマイクロUSBに差し込んだ。

すると青く光りだす。

しばらくするとオレンジが回転し始め「こんにちは、アレクサアプリの設定に従って…と」話し始める。

まだ何もつながっていない状態なのでスマホのWiFiを自宅のネットワークからセットアップ時にだけEcho dotが電波を飛ばすWiFiに切り替えて接続しEcho dotを自宅のWiFiに接続する。

このとき使うのがアマゾンアレクサアプリ。

GooglePlayでインストールできた。

さすがGoogleは他の競合商品を排除する嫌がらせをするアマゾンとは考え方が違う。

アマゾンのユーザーとパスワードでサインインしてWifiを接続すればすぐに使える。

一応その前に音声ショッピングの設定をしておく。

支払い設定を表示をタッチしてクレジットカートの選択と住所の選択をしてECHOで何か買う時に使う確認コード(暗証番号)を決めて入力する。

確認コードをキャッシュカード等の暗証番号にしてしまうと、商品を買うときにはその暗証番号を声に出して話すことになり周りに人がいる環境では使えなくなってしまうので注意が必要だ。

ここまで設定してAmazon Music UnlimitedのEchoプランに加入する。

「アレクサ、アマゾン ミュージック アンリミテッドの登録をしたい」

説明があってハイと答えれば加入できてしまう。

簡単だ。

個人的興味はEcho専用プランのアマゾンミュージックアンリミテッドだ。

通常プライム会員で月額780円がEchoのみの使用なら380円となる。

曲数は4000万。

期待しつつ音楽を色々聞いてみることにした。

洋楽は揃っているはずなので邦楽を中心に流してみた。

新しい邦楽はそれなりに揃っていそう。

少し古いとかなり弱い。

アニソンもようこそジャパリパークへのような新し目の楽曲と有名シンガーが歌っている楽曲はあるが少し古いと全滅する。

最初に聴きたかったマイナーな彩恵津子の楽曲が全滅だったのは仕方がないとしてもざっと思いついた中島みゆきの全曲、山下達郎の全曲、サザン(+桑田)の全曲、Mr.childrenの全曲、B’zの全曲、福山雅治のトモエ学園の1曲以外全て無かったのには驚いた。

自分の世代の有名な曲がごっそりない。

ユーミンも2曲だけしかないし40~50代邦楽中心の方には厳しいサービスではないだろうか。

でもGLAY、ELT、boowy、レベッカ、ドリカム、プリプリ、X-JAPAN、EXILEはあった。

宇多田ヒカルはAutomaticから揃っているが倉木麻衣の楽曲は全滅。

篠原涼子、華原朋美、TRF、Globe、浜崎はあるけど安室奈美恵は全滅。

ピンクレディーはあるがキャンディーズや山口百恵は全滅。

最近のアイドルではAKB、欅坂、乃木坂、ももクロなどはしっかり収録されていたがモーニング娘は全滅。

興味はないのでコンプしているか分からないがAKBのシングルは2007年あたりから既にパラパラ収録されている。

個人的にどーでもいいがジャニーズの曲はなさそう。

レコード会社なのか事務所で選別されているのか基準がよく分からない。。

自分の中で邦楽聴くのにアンリミテッドという選択肢はなさそうだ。

邦楽聴くならアンリミテッドなど契約せずにEchoのスキルのdヒッツを利用した方がいい。

スキルとはEchoと他のメーカーのアプリを連携させる機能で例えばRadikoをEchoで聴いたりJoysoundのカラオケ曲をEchoで流したりクックパッドのレシピをEchoで読み上げさせることができる機能だ。

もちろんdヒッツのように有料であれば支払っていることが利用の前提になる。

しかしdヒッツの曲を流すためには「アレクサ、dヒッツの福山雅治の聖域をかけて」と頼まないとdヒッツから曲をサーチしないようだ。

邦楽の楽曲を指定して聴けるであろうアマゾン ミュージック アンリミテッド Echo プラン 380円にEchoの価値を見出していたから購入した。

そもそも聴きたい曲が歯抜けでは意味がない。

それに曲名だけやドラマのタイトルやアニメのタイトルで曲をかけるとアマゾン ミュージックから検索しているようでインストルメンタルやカバーが優先してかかってしまう。

オリジナルがないのかと思いきや曲名と歌手名を正確に伝えると結構オリジナル曲がかかるのでアンリミテッドには収録されているのに呼び出せないもどかしさ。

「さんびゃくろくじゅうろくにち」で音声検索しても見つからず楽曲が無いかと思ってHYでシャッフルさせると366日が流れるとか、「ボニータイラーのMaking love out of nothing at all」や「ボニータイラーの渚の誓い」では曲は見つからないがボニータイラーの曲をシャッフルさせると出てくるとか検索機能が悪すぎる。

よほどYoutubeで聴きたい曲を打ち込んだ方が確実に聴ける。

視点を変えて例えば静かな曲を流してと頼んでみるとアマゾン ミュージックに収録されている曲を選択再生するのでアンリミテッドは不要になってしまう。。

これならアマゾンプライム会員で利用できるアマゾン ミュージックをスマホで利用すればいい。

モバイルバッテリーとEchoを持ち歩いて常時ポケットルーターにつないでおき車に乗ったらカーオーディオのbluetoothスピーカーに接続して音楽ソースにする、外出中はbluetoothイヤホンで聴こうという野望は潰えた。

ニュースや天気を読み上げさせるのは病気で倒れているうちは少し便利に感じるが普段ならスマホを見た方が情報入力速度が音と文字では全然違う。

検索はダメだが音声認識力はGoogle並みに高い。

話しかけるタイミングに利用しているキーワードのアレクサ以外にはほぼ反応しないのにアレクサには少し遠いところからでも100%反応する。

(アレクア、アレクイ、アレクウ…と調べてアレクサ以外何で反応したかといえばアレクソだったw)

結構くだけて喋ってもしっかり聞き取ってくれる。

スマホや機械に触れるのが苦手なお年寄りに便利なので老人向けにカストマイズして一定期間無料で配布したらいいのかも。

自分の場合は30日間のアマゾン ミュージック アンリミテッド無料期間中ダイニングに置いておくも徐々に構わくなり押し入れ行きになりそうだ。

……

使い出して3日目、使っているのはピカチュウのスキルだけ 笑

Echoのピカチュウの機能だけ残して液晶くっ付けてピカチュウの映像と連動してマイクに反応して喋るおもちゃ作ればめっちゃ売れると思う。

タカラトミーさんいかが?

1ヶ月後の試用期間が終わったら「アレクサ、Amazon Musicをダウングレードして」といってアンリミテッドを解約する。

2018/1/9 追記

実際に「アレクサ、Amazon Musicをダウングレードして」といったら「WEBのAMAZON MUSICの設定から手続きをしてください」だっていわれたので仕方なくアマゾンのサイトからキャンセルをした。

加入は音声で出来るけどキャンセルはWEBかよ。。

あと電卓の代わりやアラーム、天気予報や為替のレートを確認するのにはいいのだけれど、仮想通貨のビットコインのレートは?などと聞くとアマゾンの書籍の紹介になってしまう。

他にも判断がつかないものはアマゾンショッピングに誘導するので所詮は新しいアマゾンの購入窓口という位置づけで販売しているんだろう。

Echo使ってどんどんアマゾン商品を買いたいと考えている人かアマゾンミュージックで洋楽聞きたい人以外は将来性を考えたらGoogle Homeを買うのが正しいのではないだろうか。


おすすめ記事

ためになる記事だと思ったらシェアおねげえします

フォローする