3/23 日経平均暴落前の損益計算
株式市場で損失が出たとき、投資の詳細を計算したくはありませんでした。しかし、念のため 3 月 23 日の日経平均暴落直前のポジションをチェックしました。
今年度の含み損は-132万円でした。無職である私にとって、この金額は大きな痛手です。
短期間で生活費が消耗した実感
たった3カ月(正確にはもう少し短い)で、約半年分の生活費を使い果たしてしまいました。食費に100円や200円と細かく節約することは大切ですが、ギャンブル時の「生活費」と「ギャンブル資金」は別物だという認識があったため、一瞬動じることはありませんでした。
投資判断を振り返る
三井住友信託銀行で退職金を円定期に預けていれば、今回の損失は株式と仮想通貨の投資分だけで-17万円程度だったかもしれません。何度も同じ過ちを繰り返していることが明らかです。
- ファンド:日経平均が上昇したら売却と待っていたが、3/23 に再び暴落。
- ドル定期:108〜109円まで戻るのを期待しつつ、利息を狙って保有。
早めに売却すべきだったものの、銀行スプレッドが高いことから躊躇してしまいました。結果としてドル定期の損失は拡大しましたが、円高は歓迎です。
外貨預金でリスクヘッジ
タイのバーツ円レートは相対的に円高傾向にあります。将来的に冬季にタイで生活する予定があるため、円が高いときに両替しておく戦略を考えています。
- 一定額をバーツに両替すれば、今回の損失を部分的に回復できる。
- タイ銀行口座は日本の高手数料を避けられるメリットがあります。
自動車関連銘柄も保有しているため、日経平均が下落すると精神的にも負担が増します。円高は株価低迷につながりますが、キャッシュポジションを維持していれば外貨預金で資産価値を相対的に上げることが可能です。
今後の市場展望と投資戦略
円高・円安どちらにせよ、現在は「現状維持」が最も重要だと考えています。日経平均が2万円を切るかどうかが鍵で、もし下落すればファンドの損切りを検討する必要があります。
さらに、円高によって輸出企業が圧迫され景気が停滞すると、物価上昇も抑えられます。相対的に見ると円の価値は下がりにくい状況です。
結論:円高を恐れず、外貨でリスク分散
現在の含み損は拡大していますが、生活費を確保しつつ外貨預金へシフトすれば、利息収入で食いつなげるチャンスがあります。円高が続く限り、外貨資産への投資は有効な手段となります。