北海道伊達市と洞爺湖へいこう

台風7号の翌日に久々の晴れ。

前日は梅雨と台風7号の影響で土砂崩れや石狩川の氾濫、旭川の冠水、ペーパン川や空知川の増水を報道しており北海道もひどいことになっていた。

近所の発寒川も増水しておりスマホからも洪水警報が出ていた。

道路の土砂崩れや陥没が怖い。

朝のニュースではJRが大量に運休し一部道路で通行止めがある。

土地勘がないのでよく分からないが道南は大丈夫だろうし次の晴れを待つといつになるやらわからないので伊達市に行くことにした。

行き方は、

  • バス
  • 電車
  • タクシー
  • レンタカー

のいずれかか組み合わせになる。

行先乗り物時間往復料金(円)
琴似ー伊達紋別JR普通4:375620
琴似ー伊達紋別JR特急スーパー北斗1:409940
札幌-室蘭-伊達紋別高速バス+JR3:385560
札幌-伊達伊達ライナー2:305000
札幌-伊達市レンタカー2:307000

網羅しているか分からないが5種類が見つかった。

高速伊達ライナー号は安くて早いが朝に伊達から札幌で夕方札幌から伊達の1往復しかないので利用するなら一泊が前提になる。

費用と時間のバランスでは高速バス+JRの組合わせで往路は札幌高速白鳥号・室蘭観光協会前行+JR室蘭本線・豊浦行で復路はJRがいいだろうか。

伊達市を回るのに何か交通機関を使う必要があるのでそれならレンタカーでもいい。

距離は120kmなので2時間半で到着する。

たびらい経由で予約するとニッポンレンタカー、トヨタレンタカー、日産レンタカー、ホンダレンタカーなどを借りられる。

トリバゴやトラベルコのレンタカー版だ。

コンパクトカーの最安値が12時間以内で4000円だった。

なので往復20リットルとして3000円合わせてレンタカー費用は7000円に見積もった。

長期間利用なら低年式車のガッツレンタカーやニコニコレンタカーの方が安い。

しかし短時間であれば、たびらい経由の高年式車でナビも付いている普通のレンタカーの方がお得感がある。

要は使い分け。

往復6時間運転するのはきつそうだがその程度走れないと北海道一周など夢物語。

というわけでレンタカーを事前に予約しておいた。

洞爺湖経由でレンタカーで伊達市に行く。

たびらいで予約したのはホンダレンタカーだった。

受付は外国人の対応でてんてこ舞いの状態だった。

免許所を出して支払ったがレシートすらもらえない。

900円程度の保険の加入を進められたが断った。

ホンダレンタカーなので車種はフィットだった。

走行距離は2000kmそこそこだったが車内の匂いや運転した印象は1万kmは乗ってそうな感じ。

それでも走っていればエンジン、足回り、ミッションは高年式車だと分かる。

これで最大12時間4000円は安い。

7月初旬なので8月の繁忙期だともう少し高そうだが。

札幌市街から出るのに時間がかかった。

10時過ぎでも道路は混んでいた。

速度と距離で算出しているナビは伊達市到着に4時間後を示す。。

本当にそれだけかかったら途中で引き返さないといけない。

でも国道230号が1本道で信号も少なく走れるだろうと楽観していた。

札幌市街の道路は走りやすい。

名古屋の道路に慣れていれば問題ない。

運転手のマナーもいい(と思う)。

ナビは伊達紋別駅、スマホは洞爺湖の展望台にセットして走っていたら何故かスマホがへんな方角へ誘導を繰り返す。

信号で確認したら洞爺湖ではなく間違えて支笏湖にセットしてたので修正した。

南下するにしたがって暗くなり雨が降ってきた。

あとで天気を確認したら苫小牧や伊達方面は雨だった。

久々の札幌の晴れを捨てて雨が降っている地域へあえて向かうとはつくづく。。

約17kmで郊外へ出た。

このあたりから信号も減りバンバン走れる。

一瞬濃霧があったがそれ以降視界の問題はなかった。

もし先頭走っていたら事故りそうなUタンするトンネルを超えたり、1車線ではおとなしく走っているが登坂車線があるとレースのように一斉に爆走を始める札幌ナンバー達がいたりして居眠りすることも無かった。

喜茂別でようやく集落が見えてくる。

郊外から40km程コンビニすら見当たらなかった。

230ルスツという道の駅でトイレ休憩した。

大地の道の駅の割にこじんまりしている。

外に出ると息が白い。

さむい。

車に付いている外気温計は12度を指していた。

お昼だしこの先食事ができるかわからないのでここで食事をする。

メニューは讃岐うどんとビザと豚丼だ。

よくわからない取り合わせだ。

豚丼の食券を買って注文した。

Googleレビューでピザの評価は高いが他は情報がなかったので期待していなかったが豚丼もおいしかった。

ブランドではないようだがいい豚を使ってる。

豚の焦げを演出するためおそらく焦がしタレをふりかけているというのが斬新だがそれはそれで炭火焼風味が出ておいしい。

近所のおいしい炭焼き豚丼に引けを取らない。

そして数分後胃が差し込んでくる。

豚丼のせいじゃなく久々の長時間の運転をして神経使い寒いところで食事をしたせいだ。

用を足したら治ったし。

また走り出してすぐにとうや湖の道の駅があり展望台の看板があったので寄ってみた。

誰もいない。。

期待していなかったがキレイな景色だった。

そして目指すはサイロ展望台だ。

地図では細い道に入っていくので左折する案内板を探していたが、

20kmほど走っていたら230号線沿いに目立つ建物が見えた。

予想より人が居て全員中国人だろうと思ったが日本人と半々だった。

晴れていればもっと綺麗だったろうに。

サイロ展望台の建物の2階はレストランだったのでここに1~2時間滞在してもいいかも。

そしてナビの通りに伊達市まで走っていたら煙が出ている火山が見えてくる。

これが有珠山か?と勘違いしたが昭和新山と書かれていた。

有珠山はもっと西のようだ。

そして目的地の伊達市に到着した。

まず駐車できそうなツルハを見つけた。

やはり北海道だ。

外に出ると小雨だ。

サイロや休憩した道の駅に比べて明らかに暖かい。

温度計を確認すると17度ある。

街中で駐車できる場所が見つからなかったので車内赤信号での撮影だがこの通りの雰囲気が良かった。

伊達市街のメインロードだと思うが店の配置がうまいのか整然とした街並みになっており車窓から綺麗に見える。

写真では伝わらないので動画を撮っておけばよかった。

イオンもあるし撮影場所は2軒目のツルハの駐車場だ。

ミスドもドトールもある。

15分程車で街を回って見てもメインロードを中心にギュッと詰まっている感がある。

車がなくても生活できそう。

病院も内科、整形外科、耳鼻科、歯科と1km四方に揃っている。

総合病院も伊達赤十字病院まで駅から2Kmだ。

銀行はゆうちょ、JA、北洋銀行、北海道銀行、伊達信用金庫、室蘭信用金庫でひとつも口座を持っていないが作ればいいだけ。

映画館が室蘭まで無いのと街のジムが2つで女性用のカーブスでもう一つはNPO主催で子供中心のようでマシンが使えそうなのが総合体育館しかないのが個人的にマイナスポイント。

あと伊達赤十字病院のGoogleレビューが悲惨なのが気になるが評価数が少ないので何とも言えない。

伊達市がコンパクトシティを推すだけあって1km四方の中で生活が出来そう。

勘違いしてはいけないのが札幌市の街の方が店も交通も便利だし冬の降雪量を無視すれば札幌市内の方がいい。

来年は札幌にまた短期滞在するつもりなので急いで移住する必要もない。

というわけで真冬にフェリーで苫小牧経由で訪れることに決めた。

帰りは洞爺湖ぐるっと一周線の東側を通り230号線に戻ったがずっと木が茂っていて湖を眺めながらのドライブとはならなかった。

誰が見ても木がない方がいいので湖風を防ぐための防風林なのかな。

ホンダレンタカーでチーズケーキのLeTAOのお菓子引換券をくれたので大丸のほっぺタウンの店舗で貰ってきた。

茶色い包みが紅茶味でとてもおいしかった。

黄色のフロマージュが有名のようだが自分には甘すぎ。

総走行距離242kmで12.9リットルで燃費18.8km/lでガソリン代は1970円になった。

フィットの郊外走行にしては燃費が少し悪い気がするが乗り心地はよかったし低年式者だったらもっとガソリン代がかかっていた気がするので今回のレンタカーはベストセレクションだった信じたい。

洞爺湖回って伊達市観て5970円でお菓子のお土産つきだったのでリーズナブルないいドライブだ。

天気さえよければ最高だった。

そういえばGoogleストリートビューを撮影しているらしき車に遭遇した。

これで二度目かな。

札幌で成田ナンバーが走ってる違和感たるや(笑

(7/3記)


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