地震に弱い県はどこ?

テレビを観ていたら北海道地震の影響だろうか池上彰のMCで地震の特番を流していた。

その中で地震の多い都道府県を発表していた。

東京が1位というのは意外だった。

そして愛知県で大きな地震にあった記憶は愛知県東部地震(1997/3/16)しかない。

当日は浜松市で仕事をしていたので愛知県内で大きく揺れた経験は東日本大震災でビルの上層階で船に乗っているように揺れた時だけかも。

子供の頃中部・東海地区には地震が多いイメージがあったのだがこちらへ引っ越してきてから気持ち悪い程地震の被害を受けていない。

出張中に大きな地震にあっている回数の方が多いほどだ。

一方で中部や近畿が影響を受ける南海トラフ大地震の発生する確率が70%だと騒がれている。

そこでフリップの順位から震度5弱以上が1946年からいつ起きたかを気象庁の地震情報から抜き出して頻度が低い順に並べてみた。

1位岐阜1946/12/21
2位福井1963/03/271948/6/28
3位富山2007/3/25
愛知2000/10/311997/3/161946/12/21
大阪2018/6/182013/4/13
香川2013/4/132000/10/61946/12/21
福岡2005/3/202005/4/20
滋賀2018/6/181995/01/171946/12/21
京都2018/6/181995/1/17
岡山2016/10/212000/10/6
11位佐賀2016/4/162016/4/142005/3/20
長崎2016/4/162005/3/201984/8/06
13位島根2018/4/92016/10/21他2回
徳島2015/2/62013/4/13他2回
愛媛2016/4/162015/7/13他3回

高知県も頻度が4回のグループだったが気象庁の情報だと5弱の地震がそこそこ起きていたので除外した。

なんと岐阜県は50年以上まともな地震が発生していない。

地震が頻繁に発生していれば弱い建物は倒れたり損傷を受けたりし新基準で建築されなおすか耐震改修で地震に強い都市になっていく。

例えが悪いかもしれないがばい菌に触れている人ほど免疫力が高くなり無菌ルームで過ごす人が免疫力がなくなるのと同じだ。

地震が起きなければ1950年の旧耐震基準で建てられた家屋やビルが地震の影響を受けておらずそのまま残っている可能性もあるし古い橋やトンネルなども落ちたり埋まったりするかもしれない。

これは岐阜だけではなく2位の福井や3位の6県2府も似たり寄ったりだ。

大阪府、滋賀県、京都府は阪神淡路大震災を間近で見ているので地震対策を自治体が推進してきたのではないかと推測されるが借金が多い大阪府あたりが必要最低限の対策もしているかは疑問である。

他の県は近隣でも大地震が起きていないので震度6や7がやってくると熊本地震や先日の北海道胆振東部地震と同じかそれ以上の被害を受ける可能性が高い。

そして近畿や中部は南海トラフ地震の影響をもろに受ける。

地震が少ない府県に住んでいる人ほどいざとなるとパニックになる可能性が高いので防災グッズの準備や自宅と職場のハザードマップのチェックをしたり避難場所を日ごろからチェックしておくべきだろう。


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