セミリタイア向きの属性とはいかに?

退職して1年半経過しており精神的に病んでいた頃以外は楽しく生活している。

健康、経済、余暇の過ごし方の3つが生きていくうえで大切だがその中でもセミリタイヤすると余暇が数倍に増えるのでいかに金をかけずにその余暇を楽しめるかが大切だ。

楽しいセミリタイア生活を成功させるためには4つの行動特性が必要と感じた。

  • 孤独でも楽しめる
  • 節約生活を楽しめる
  • 趣味がある
  • 好奇心がある

孤独が気にならない

既婚者でも独身者でも同じだが人と交流を深めるためには何かと金がかかる。

潤沢に資金があるか不労所得があり現役と変わらない支出をしても影響がない方であれば無関係だが大半の方は節約生活になる。

すると経済面から仕事をしていた頃より人付き合いが減っていく。

孤独が苦手な人だとそれがストレスになってしまう。

自分の場合はパーティーなどをプランして開催するのも大好きな社交性もあり1カ月誰とも会話をしなくても何ともないヒッキーな性格も持ち合わせているので問題ない。

節約生活を楽しめる

収入が無くなるか大幅に減ってしまえばこれまでの生活は続けられない。

医療費以外の食費、交際費、光熱費、家賃、交通費、美容費、衣料費、車、贅沢費などを削らざるを得ない。

現役時代に実際に20%削減とか50%削減とか目標を立て支出を減らして生活して耐えられるか確かめてみるのもいい。

実際にやってみて、

「おーこんなに生活費が減るのか!」なんて喜べるなら向いている。

しかし「こんな生活やってられるか!」なんて思う方は考え直した方がいいかもしれない。

自分の場合は退職6か月以上前から節約生活を開始してみて自分が思っていた以上に質素な生活になっていたのでそれほど苦労することなく退職後の支出まで下げることが出来た。

そして家計簿をつけるのが趣味になっているのもポイントだろう。

趣味がある

セミリタイヤすれば毎日が日曜日になる。

日がな一日ボーっとしているのが楽しくて仕方がない人以外は何かをしていないと面白くないだろう。

暇を持て余すくらいなら働いて稼いでいた方が効率がいい。

今の会社の仕事が嫌でセミリタイヤに憧れているだけなら退職して新しい職についた方が幸せだ。

セミリタイヤはいかに余暇を楽しめるかが成功の秘訣。

これまでの趣味でもいいし自分のやりたい新しい事でも勉強でもいい。

ブログでもお分かりの通り自分の場合は旅行が趣味だが毎日旅行していたら貯蓄がいくらあっても足りない。

旅行の準備なども手間がかかり楽しいが普段はおカネのかからない別の趣味がないと辛い。

主に読書、ゲーム、将棋、ブログ、ドラマ、アニメ、ジム通いあたりで余暇を使っている。

最近はまっているのが小説家になろうの玉石混淆の小説の中から名作を見つけるのが楽しい。

昔はモバイルギアで小説を書いていた頃もあったが才能が無いと分かり読者に回った。

カネがかからずチョコチョコ楽しめる趣味を複数持っているのが飽きなくていい。

それに新しい趣味を増やしていくことも残り長いセミリタイヤを楽しむには大切だろう。

しかしパチンコ、競馬、競艇などギャンブルが主な趣味なのは論外だ。

好奇心がある

趣味を増やすことに通じる好奇心。

人それぞれ好奇心の強弱に差があるので一概に好奇心が弱いとセミリタイヤに向いていないわけではない。

会社を辞めてこれをやりたい!みたいな趣味がありその趣味に残りの人生をかけるんだという方であれば何も問題ない。

問題ないどころか幸せな人だ。

しかし多くの方に人生をかけるほどの趣味はない。

だから好奇心が強い人ほど余暇を楽しめるはず。

例えば気になる事項があればそれを一日中WEBで調べていたって知識欲を満たすことが出来る。

時間はあるので例えば青春18切符で気になる場所に行き観光したりその地域の図書館でその土地について調べることだってできる。

ただ好奇心が経済面を圧迫する可能性もあるのでバランスは必要かもしれない。

まとめ

会社と違い誰も管理してくれない時間をいかに過ごすかがセミリタイヤを楽しめるかの分岐点だ。

自分の場合は勤めていた仕事が嫌というより決められた通りに働くのが嫌な「ぐうたら属性」だったので余暇の過ごし方など考えずにセミリタイヤに突入した。

特に理由もなく年次休暇消化で札幌旅行や退職記念のタイ旅行でハマって旅行が趣味になった。

これが僥倖だった。

去年にパスポートを取り直すまで10年パスポートの期限が切れて何年も経っていたので最後の海外旅行は大昔だ。

旅行嫌いというわけではなかったが会社勤めの最後10年は責任がどんどん重くなり仕事を3日空けるのが難しく気がついたら行かなくなった。

それまでも海外に何カ所か行っているが能動的な旅行好きというわけでもなかったので旅行は自分の趣味から消えていた。

それが昨年の旅行でハマって海外6回、国内8回、もし大腸癌にならなければ更に4~5回は出かけていた程。

20、30代の頃の旅行はそれはそれでワイワイと楽しめて面白いのだが自ら企画しようとまでは思わなかった。

それがこれだけハマるのは会社を辞めた精神的な余裕だけではなく年齢もあるのではないかと考えている。

もし去年最初の旅行が楽しくなかったら暇を持て余して職を探していたかもしれない。


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コメント

  1. deefe より:

    現役の時とリタイヤした後だと、何をやるにしても数倍楽しいからそれほど好きでなかったことも好きになるって感じはある。

    • ohrat より:

      コメントありがとうございます。
      環境が変わると心境が変化することもありますね。
      逆に退職して嫌いになることもあるかもしれません。

  2. AE86 より:

    こんにちは。ご無沙汰です。
    「私の属性って何だろう?」と改めて考えてみました。
    【孤独でも楽しめる】
    意外と出不精なところもあり、特定少数の友人(所属する草野球チームメンバー)や飲み友達と時々会えれば充分かな。
    【節約生活を楽しめる】
    もともと貧乏公務員でスタートしたので、若いころから節約生活は身についてます(笑)
    おまけに20年来の家計簿で支出は見える化してあるし、将来のキャッシュフローも把握が容易なところは安心感があります。
    【趣味がある】
    問題はこれ。一番の趣味は飲み歩きですが退職するとどうなるかわからない。料理も好きなのでこれは毎日やると思いますが、趣味というよりは生活か。
    読書と映画鑑賞は大好きですが、日がな一日本を読んでいられるかどうか。
    旅行はこれまで殆ど行ってませんでした。なぜなら、民族大移動時期はどこもかしこも高額となり、平日にいつでも行けるようになったら火が付くかもしれません。
    【好奇心がある】
    ここは未知数ですね。

    こんなんで早期退職できるのか、自分で自分が心配になってきました(笑)

    • ohrat より:

      コメントありがとうございました。
      趣味は辞めて暇ができると見つかる事もあるかと思います。
      例えば料理が趣味でしたら「男飯ユーチューバー」として顔出し無しで独身男性向けの料理の作り方をアップされてアクセスを見るのも楽しいかもしれません。
      編集覚えてVtuberと実写の料理を混在させてアップすれば今なら目立つことでしょう。
      コツは独身男性限定とか出来るだけ対象を狭くすることかと思います。
      コツコツ1年、2年と続けていれば不労所得が得られるかもしれませんし他人に魅せるとなると動画編集が趣味になる人も多いようです。
      そこからカメラに派生するとかあるでしょうし。
      映画好きなら同様に片っ端らにいろんなジャンルの映画を観て感想を並べるのと同時に「50代で必ずや観るべき映画ランキングブログ」なんて作ると人気サイトになったりするかもしれません。
      旅行記然りです。
      映画と本が趣味でしたらあと時間が取られるのをも一つ作ればなんとか余暇を過ごせるように思えます。

      • AE86 より:

        なるほど。Vtuberはハードルが高そうですが、何はともあれ、「やってみて、それを発展させる」という視点が大切ですね!
        いろいろ勉強になります(^^)

  3. えうろ より:

     こんにちは。
    なろうでおすすめあるでしょうか。
    私の好きなのは以下です。
     察知されない最強職《ルール・ブレイカー》
     モンスターがあふれる世界になったので、好きに生きたいと思います

    • ohrat より:

      コメントありがとうございます。
      この本が好きだったらこれがいいですねなんて紹介できたらビジネスになりそうでいいのですがその領域にはまるで到達していないので個人的になります。
      アニメ進行中の転スラなどのチート系が好きですね。
      あとはこんなところでしょうか
      日ノ本意世界漂流記
      戦乱の帝国と、我が謀略 ~史上最強の国が出来るまで~
      用務員さんは勇者じゃありませんので