第四回タイ旅行記17日目 〜 チェンマイで無人のランドリーサービスを使ってみる

夜中隣の声で起こされる。

以前乗ったフェリーよりも薄い壁だ。

しかし初めて泊まった人は知らないので普通に会話をしている。

そうすると両隣にそのまま聞こえてしまう。

もしこのホテルに全泊していたら睡眠導入剤を使い続けた上で寝不足になっていた。

それでもすでにナナのホテルから薬を使い続けているのできつい。

朝7時にまた隣の音で起こされる。

隣の人にも早く壁がスカスカなのを理解してもらうためアベマニュースをつけておいた。

そろそろ洗濯物が溜まってきたのでコインランドリーを探して使いたい。

民泊では洗濯機が使え、前のホテルでは手洗いしていた。

同じ洗濯物に手洗いを2回、3回としていると汚れが落ちていない。

そこで洗濯機でちゃんと汚れを落としたい。

朝食兼ねて探しに出る。

気温21度、湿度84%

数字通りであれば寒くて半袖で歩けないが爽やかな体感なので23度以上はある。

ターペ門の内堀を南下するとコインランドリーがあるといった情報で探し回ったが見つからなかった。(ToT)

そこでランドリーでマップ検索したところランドリーショップが一軒見つかる。

Em’s laundry3だ。

ターペ門外側から道を渡り南下した少し奥にある。

外見はこんな感じ。

手順が大きく貼ってある。

コインランドリーではなく自分で重さを測ってお金と連絡先情報を入れて投函すると洗濯と乾燥をして写真左に見えるロッカーに鍵をつけて戻してくれるサービスだ。

レギュラーサービスなら1kg あたり50バーツで乾燥までしてくれる。

EXPRESS SERVICEだと倍になり引取後5時間で完了しホテルまで運んでくれる。

もしホテルにランドリーサービスが無いのであれば便利だ。

それにコインランドリーだと乾燥機がない場合が多いらしいので干す場所に困りそう。

明日ホテルを移動してこの辺りは遠くなるので急ぎのExpress serviceを利用した。

まず下の方にある大きな袋を1枚取り出す。

洗濯物を入れて重さを測る。

今回は1kg以下だ。

重さに合わせてお金を取り出す。

価格表はこの通りで90バーツだけど面倒なので100バーツ札をいれた。

ノーマルで気長に待てるならこちら。

1kgなら50バーツでいい。

そして紙に連絡情報を書く

名前とメアドは必須だ。

Expressならホテルや部屋番号も必要になる。

そして取り出したお金を小さい袋に入れる。

お金と紙と洗濯物がバラバラにならないようまとめてピンクのボックスの上に穴があるので放り込む。

レギュラーサービスならこれで完了メールで連絡を待ち指定されたロッカーのダイヤル錠を外せば受け取れる。

ダイヤル錠の番号はメールにて受け取る。

Expressの場合はその旨電話かメールをする。

おそらくタイ語は話せない方が利用すると思うのでメールがいい。

em@chiangmailaundry.com

(メアドは変更するかもしれないので現地に記載されているホームページからチェックしてね)

こちらに

EXPRESS SERVICE REQUESTED

とタイトルを入れて、

I put laundry in drop box at EM’s laundry3 now.

(このランドリーショップは数字があるので何店舗かありそう)

My name is abc def.

Hotel is xxx.room no. is yyy.

Thanks for your service.

なんて感じでメールすればホテルに配送してくれる。

電話番号も貼ってあったので英語でEXPRESSの依頼したよ〜とSMSでメッセージも送っておくと相手も早く気がつく。

実は今回泊まったホテルにもランドリーサービスがあったのでコインランドリーでなければホテルを利用してもよかったけど経験としてね。

洗濯物は8時間で無事届いたし薄甘い匂いの柔軟剤も使ってアイロンもかけてあった。

タイで時間を守るのは無理だろうしメールで帰ってきた予定時間よりは早く届いていた。

朝依頼して当日届く価値に倍払ったので満足している。

その後スタバでクリーム入りラテ(145バーツ)を飲む。さすがに高い。

もうやることもない。

このままスタバで読書に突入しようかと思ったが人にチェンマイどうだった?と聞かれて本当に行ったの?と疑われるのもシャクなのでもう少し旧市街を回っておくか。

四角い旧市街をターペ門をスタートに一周してみるのもいい。

自転車でもいいがあっという間に終わっちゃうか。

それにレンタル料は80バーツだがデポジットで2000バーツかパスポートを預けるかなのでどっちも嫌だな。

ゆっくりまわるのもいい。

ターペ門を出て北東の角の風景。

そしてジョークソムペットというおかゆが有名らしいお店で昼食を。

点心を3つほど注文した。(94バーツ)

右の海老シュウマイのようなのはおいしかった。

あとは甘すぎた。

1000バーツ渡してくずそうとしたらスルーされて94バーツだよと繰り返すので仕方がないので100バーツ札を出した。

チェンマイで1000バーツ札は嫌われているのか。。

バンコクで1000バーツを崩すのはフードコートのプリペイドカードに1000バーツ札払って100バーツ分チャージで問題なかった。

チェンマイでは1000バーツで支払うのは嫌がられるのかな。

100バーツと20バーツの札束をもっていた方が便利なようだ。

すぐそばにバンコク銀行のATMがあったので900バーツ下ろした。

これで夜の軍資金以外の生活費に持ち込んだのは23600バーツ。

てくてく歩くと北中央にも門があった。

名前は不明だ。

ゲート内側を西に少し歩いたあたりにバス停発見。

乗ろうかと思ったがエアポート行きなのでやめた。

昼間の時間帯は時刻通りに発着するみたい。

その先にスクーターがあったのでスマホで使ってみようと登録した。

形状はローラースルーゴーゴー(古っ!)じゃなくてなくてキックボードのハンドル付きで電動で走る。

バンコクで携帯電話のSMSが受け取れてクレカ番号を入力すればすぐに登録できた。

アプリはNueronだ。

Neuron - Escooter Sharing

Neuron – Escooter Sharing

開発元:Neuron Mobility Pte. Ltd

posted withアプリーチ

車体のハンドル真ん中に貼ってあるQRをアプリで撮るか車体の番号を入力すればアンロック(電源オン)できる。

GPS発信なのかどこにスクーターが放置されているかもわかるようになっている。

でも使用寸前で、

20バーツと1分3バーツって高い気がしたのでやめた。

でも何度も見かけるので神の思し召しと乗ってみた。

ロックを解除した後の乗り方がサッパリわからない。

アクセルっぽいレバー握っても何も起こらなかった。

ただ握った途端に走り出されても危ないから一旦足でキックしてからこのアクセルかと気がついて動かせた。

青と赤のボタンはクラクションなので押さないほうがいい。

白い目で見られる。

左手にブレーキがある。

速度は6〜7km/hだろうか。

遅いw

いやー遅い。

路上をトロトロ走るので結構危ない。

でも歩くより楽だ。

四角の旧市街の内堀側をノンストップで三分の一程走って21分かかった。

一周1時間だろう。

距離は不明。

運賃は83バーツ(カード引き落とし293円)だった。

乗り捨てるときは最初みたいにQRを読ませて車体の写真を撮ってアップロードすると電源が落ちる。

旧市街一周すると800円超えそうなので輸送コストとしてはトゥクトゥク以上に高くない?

乗り物の価値はなさそう。

使っている人を見かけないわけだ。

でもアトラクションとして一回乗るなら面白いかも。

見かけローカルで安そうなDOPPIOという喫茶店に入る。

最安のブラックコーヒーを頼んだが88バーツだった。

他のブランドコーヒーは下手すればスタバより高い。

おそらくいい豆を使っているようだが自分はスタバかセブンコーヒーが基準なので酸っぱすぎて味がよくわからない。

かぶり付き席で日本人が飲んでいたのが撒き餌になって食いつく東洋人が多かったがメニューを見て退散していた。

このあとはずっと読書だ。

お腹が減ったが夕食の店を探すのも面倒なので昨日と同じ店で上から二番目の値段のシーフードパタヤサラダ(120バーツ)を注文した。

メニューを見て値段で指を指したのでサラダと気がつかなかったが大量にナッツも含まれていておなかが膨れた。

もちろんエビもイカも前日のパッタイより多かったしムール貝らしき貝が大量に入っておりうまかった。

そしてさっさとホテルに読書だ。

チェンマイでの経験は今しかできなく小説なぞいつでも読めるのに面白くて優先度がおかしくなっている。

今日は運よく洗濯とキックスクーターでネタになったが明日からニマンヘミンへ移動なのでおしゃれな店をひとつふたつ紹介してお茶を濁して読書にふけろうと思いながら寝た。


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