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終の棲家はどの都道府県がいい?

過去に国内移住先について考えてきた。

世界で7番目に住みやすい街 〜 福岡とか移住先アンケート政令指定15都市から8つの項目で移住先を考える老後移住に向いている県はどこ?国内移住先の検討なんて記事をテキトーに書いてきた。

脇腹の痛みもようやく治まっており都道府県年収ランキングなんてネタが手に入ったので懲りずに考えてみよう。

厚労省が2017年に発表した平均給与だとトップの東京都が615万円、最下位の青森県が359万円と下手をすればダブルスコアに近い数字だがキャリコネの調査だとトップは東京都の474万円、最下位は秋田の290万円とそこまで差はない。

厚労省の数字は景気上昇の願望も含まれているようで実際はキャリコネの数字が実情に近い気がする。

もちろん年収が高いのに越したことは無いので働くなら上位の県にいるのが収入アップの機会も高いだろう。

但し住むとなると上位の県は物価も高いので貰った年収も高い家賃、サービス、生活必需品に金がかかってしまう。

そこで年収を物価指数で割りランキングにしたものがこちら。

都道府県コスパランキングといったところ。

物価地域差指数 平均年収 年収÷物価指数
東京都 108.50 474 436.9
愛知県 99.60 428 429.7
大阪府 102.00 438 429.4
神奈川県 104.80 442 421.8
静岡県 98.00 413 421.4
長野県 97.70 401 410.4
兵庫県 100.10 407 406.6
三重県 96.50 392 406.2
京都府 102.80 411 399.8
山梨県 96.10 384 399.6
埼玉県 98.70 392 397.2
富山県 97.80 388 396.7
茨城県 96.30 382 396.7
岐阜県 96.60 379 392.3
徳島県 96.20 375 389.8
高知県 96.40 374 388.0
岡山県 97.90 378 386.1
群馬県 94.70 365 385.4
滋賀県 98.10 376 383.3
千葉県 99.80 382 382.8
栃木県 97.00 370 381.4
和歌山県 97.90 371 379.0
宮城県 99.30 376 378.7
愛媛県 95.70 362 378.3
香川県 96.80 366 378.1
山口県 97.20 367 377.6
佐賀県 96.60 363 375.8
広島県 100.00 373 373.0
熊本県 95.70 355 371.0
奈良県 98.80 366 370.4
福岡県 98.60 365 370.2
石川県 99.80 360 360.7
沖縄県 91.90 326 354.7
大分県 97.90 346 353.4
青森県 96.80 342 353.3
福井県 98.40 346 351.6
北海道 99.70 350 351.1
宮崎県 94.90 327 344.6
山形県 99.30 340 342.4
岩手県 96.10 329 342.4
新潟県 98.20 335 341.1
長崎県 99.30 338 340.4
福島県 96.40 316 327.8
鳥取県 96.80 315 325.4
鹿児島県 95.90 310 323.3
秋田県 95.80 290 302.7
島根県 99.20 300 302.4

当然だが年収よりも格差が小さくなっている。

もしかしたら東京以外が1位になるかと思ったがぶっちぎりの平均年収は伊達ではなかった。

そして上位の顔ぶれは年収ランキングとさほど違わない。

強いて挙げるなら愛知が年収の割に物価が安く、京都が年収の割に物価が高いといったところか。

但しサラリーマンであれば入社した企業の平均年収と本人のパフォーマンスで収入は決まってしまうので上位の都道府県に住んだからといっても年収がよくなるわけではない。

あくまで参考程度の話。

そして自分のようにセミリタイアして収入がない場合は年収が低い都道府県よりも物価偏差値が低い都道府県から選んで住むのが正解なのだろう。

北海道(99.70)と福岡(98.60)を国内移住の候補に挙げていたが物価だけ考えれば愛知県(99.70)も悪くないと気がつく。

気になってきたのが鹿児島の物価指数95.90だ。

これで魚介類がおいしく、福岡のように利便性が高ければ天国ではないだろうか。

今年どこかで行ってみたい。

Categories: 移住
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