ジンバルカメラを買ってみた Xiaomi FIMI PALM

以前ジンバルカメラを買うとか買わないとか話題にしていたが結局ポチってしまった。

ジンバルカメラ(スタビライザー搭載カメラ)とは、

3軸スタビライザーを搭載し、高性能でコンパクトなハンドヘルドカメラです。すぐに取り出せるので、いつでもどこでも、その瞬間を逃さない。

抜粋DJI Osmo Pocket

要するにドローンに装着されているような大きな振動があってもブレない持ち手の付いたアクションカムだ。

ポチリそうになり3年前に買ったキャノンのビデオカメラの状況を鑑みて買うのをやめるを何度か繰り返していた。

キャノンのビデオカメラも旅行やら何かを撮ろうと買ったものの1度だけ仙台旅行で仁王丸に乗船した時に使ったきりで二度と日の目を見ることがなかった。

ジンバルカメラを買うにしてもなぜビデオカメラを使わなかったか原因を探らねばならない。

ひとつは画質だ。

当時からスマホのカメラの性能が日進月歩で進化しており解像度もレンズの明るさもセンサーサイズもかなり高価なビデオカメラでなければ対抗できなくなっていた。

実際に仙台で撮った動画の画質はひと昔前のスマホ並みだった。

最近だとYoutuberでさえカメラ好きでない限りロケでは主にiPhone11を使っている状況だ。

購入した2万円台のビデオカメラの画質では既にスマホに太刀打ちできなかった。

その頃もある程度画質の差は理解していて、ビデオカメラの強みである光学ズームを武器になんとか旅行の撮影に使えないかと仙台旅行に持ち込んだ。

しかし手ぶれ補正が貧弱でズームをしたら三脚にでも固定しなきゃブレブレで使い物にならなかった。

当時でもSONYなどのハイエンド機であれば強力な光学手ぶれ補正がついた機種が買えたがそこまで出してまで使う動機もなかった。

あとはあれ。

当時も既にビデオカメラを使っている人が皆無で使っているのはYoutuberくらいだったのでかっこ悪かった。

それに現在ではミドルレンジのスマホでも光学手ぶれ補正を搭載しており手持ちのOneplus7も優秀な手ぶれ補正と画質を誇る。

例えば自転車のスマホホルダーにつけて前方に向けてビデオモードで撮れば路面のがたつきも感じない魔法の絨毯に乗っているような滑らかな動画が撮れる。

現時点で入手しやすい入門者向けのジンバルカメラのDJI OSMO POCKETFIMI PALMにしても画質はスマホの方が上だ。

ジンバルを使っているので動きは更に流れるように滑らかだが常に持ち歩いているスマホの方がお手軽。

それに普段からスマホで動画すら撮らない奴が果たしてジンバルカメラを手に入れて撮影するだろうか?

これではビデオカメラと同じで押し入れ行きしか想像できない。

そんなこんなでジンバルカメラをポチろうとしてやめるを5回くらい繰り返していた。

そしてある日購入に光明が見えた。

旅のVLOG専用にする。

これまでなぜスマホで動画を撮らなかったかといえば旅行ではグーグルマップの表示やウェブで情報収集をしていたからだ。

動画を撮りつつではマップも出せないしウェブを見るのも大変だった。

あと旅行中のスマホはバッテリーが命なので写真ですらブログで使おうと思わない限りめったやたらに撮れない。

一方でジンバルカメラは小さなアクションカムに棒がくっついたサイズで120gそこそこなので、

旅行先のレンタサイクルにマウンターで固定したりリュックのショルダーハーネスに挟んで旅行で撮りっぱなしにしておけばスマホで別の作業が出来る。

これなら常用するかも?と考え始めた。

買う買わないにしろ検討はFIMI PALMとOSMO POCKETいずれかにした。

他にも何種類か販売されているがおそらくシェアではOSMOがぶっちぎりでFIMIが激安価格で猛追している状況だと考えられるので世に出回っている2製品から選んだ方がよさそう。

バッテリーのもちもFIMI PALMならスペック上で約4時間録画できる。

(1080p/30L節約モードで撮った場合)

旅行ブログってあとから写真をチェックして思い出しながら書く。

途中でチョコチョコとスマホにメモを取っておかないと鶏のような脳みそなので忘れてしまう。

切符の買い方とかHOWTO系の記事を書こうとすると全く観光に集中できなかったりする。

台湾のレンタサイクルにマウントして疾走すれば風景を写真で撮ったり記憶する必要もなくもっと純粋に楽しめたはず。

旅行先のサイクリングより近所をサイクリングしてた方が楽しいのはそんな理由もある。

タイでスピードボートに乗ったときの感想も動画を見ながら思い出せば2行で終わりってことはない。

動画に声も吹き込んでおけばメモの代わりにもなる。

GOPRO用のネックマウントを加工するかアタッチメントをうまく装着できれば首に括りつけて撮りっぱなしもできる。

これは買うしかないだろう。

旅行やポタリングにもう1台スマホ持っていったら?と異論も思い浮かんだが自宅にあるスマホで手ぶれも含めて録画に堪えるのはOneplus7しかない。

過去に購入して中古で売値も付かないサブ機になってるXiaomi製やファーウェイ製を旅行でスマホとしてOneplus7をビデオカメラにする手段もある。

しかしantutuで7万を切るファーウェイ機やGPSがズレてマップが使えないXiaomi機をメインマシンとして使うのは辛い。

だから手持ちで2台体制ができる環境はない。

そして録画のためにもう1台スマホを買うよりジンバルカメラを買った方が安い。

  • OSMO POCKET 約36,000円
  • FIMI PALM 約22,000円

と下段のFIMI PALMはお安くこの価格で手ブレに強いスマホを手に入れるのは難しい。

一方で3.6万円も払えばOneplus7に近いスマホかアクションカムモードを持つMoto g8 plusあたりを買うことが出来る。

だから買うならおのずとFIMI PALMになる。

更に決め手は画角でOSMOが80度に対してFIMIは128度と広い。

稼働時間もOSMOが140分に対してFIMIが240分と長い。

但しOSMO POCKETを広角にするワイコンをはめればレンズの明るさ、センサーサイズ、4Kフレームレートなど画質面では上位能力を持つ。

OSMOも値下げで安くなったとはいえFIMI同等機能にアップグレードするためワイコンや別売のコントローラーホイール、ワイヤレスモジュールつけると5万円を軽く超える。

今のところ暗い場所で撮りたいと思った事はないのでFIMI PALMで十分だ。

というわけでFIMI PALMとアクセサリーを探してアリエクでポチった。

Banggoodの方が納期が早そうだったがアリエク10周年記念で2千円程安くなっていたのでアクセサリーを含めて2.2万円で買えた。

アマゾンのFIMI PALMも時期によっては2万台中盤で販売していることもあるので初期不良など保険をかけるならこちらの方が安心だろう。

どちらにしても今早く届いたところでコロナウィルスで外出自粛で旅行どころではない。

使えるのは早くて秋頃だ。

もしかするとその頃には新製品が発売されているかもしれない。

でも自分のように旅行が趣味で不定期に家を空ける人はいつ届くかわからない商品が買えるのは絶対旅行にいけないこんな時期がベストじゃないかな。


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