モバイルバッテリーAUKEY PB-Y36のレビュー

アマゾンプライムデーでAUKEYのモバイルバッテリーを購入した。

仕様は、

型番PB-Y36

容量:10000mAh / 37Wh
USB-C入力:(18W Power Delivery 3.0) DC 5V 2A, 9V 2A, 12V 1.5A
USB-C 出力:(18W Power Delivery 3.0) DC 5V 3A, 9V 2A, 12V 1.5A
USB 出力:(Quick Charge 3.0) DC 5V–6V 3A, 6V–9V 2A, 9V–12V 1.5A
総出力:20W
寸法:105 x 50 x 25mm
重量:181g

PDとQCに対応している10,000mAhのモバイルバッテリーで通常価格2,680円の製品になっている。

価格の割にそこそこいいスペックだ。

開封する。相変わらずアマゾンの大きな段ボールだ。

同梱品は本体、USBC-USBCケーブル、ワランティカード、マニュアルだ。

ケーブルは30cmと短くネットショップでも見かけないので個人的には嬉しい。

しかし例えば旅行先でスマホのバッテリーが無くなりそうで給電しながら使いたい時やジンバルカメラなどに給電しながら長時間撮影したい場合には1mのケーブルがあった方がいい。

ポートはUSB-AとUSB-CでAはQCのスマホなどへの給電でCがモバイルバッテリーへ充電とスマホなどへの給電の兼用になる。

サイズとしては白いRAVPOWERの6,700mAhと10,000mAhの間に挟んでみた。

さすがに6,700mAより少し大きいが10,000mAhよりはかなり小さい。

普段は左の小さい6700mAhのバッテリーを持ち歩いているので鞄に入れた黒いAUKEYを探して取り出そうとすると少し大きいので違和感はある。

それでもしばらくすれば慣れるだろう。

横のボタンは表示ランプを点灯させる。

重さはほぼ仕様通りの180gだった。

RAVPOWER10,000mAhが200gなので少し軽い。

6700mAhは130gだった。

ただモバイルバッテリーは元々旅行先で使っていた200gでも軽く感じていたので130→180gはさほど気にならなかった。

開封して早速スマホのOnepus7にUSB-Cケーブルで給電したところ急速充電の表記が出て充電している。

現在手持ちの機器でPD充電ができるのがスマホ、パソコン、20,000mAhのモバイルバッテリーの3つだけなのでこれが出来なきゃ買った意味がないのでひと安心だ。

次にバッテリー自身をPD対応充電器で充電した。

白ランプが4つありどこまでバッテリーがあるか表示して充電中は点滅する。

上がUSB-AからCに変換した5V通常充電で下がUSB-CのPDポートの充電だ。

下だけ内側の赤ランプが点灯しているのがわかる。

赤ランプの充電では9V x 1.99AとPD規格で充電されていた。

テストのために完全に空にして充電すると約3時間かかって満充電になる。

ランプ3つまでは早いが最後はバッテリー保護のために残り10〜20%をゆっくり充電している。

できればバッテリーからの給電時も通常かPDかで色を変えてくれるとよかったが

最後にノートパソコンの給電をし続けて給電がストップして空になるまで計測してバッテリー容量を調査する。

PDで給電して確かめたかったが電流チェッカーがUSB-A仕様でどうもUSB-Cに変換するアダプタの性能が悪くPD給電にならないので通常の5Vになっている。

結果は6,121mAhで30.4Whだった。

74%をMaxとした放電容量比率は61%と手持ちのRAVPOWERの10,000mAhの69%に比べると低めだ。

ただ重さもRAVPOWERよりも10%軽いので重量に容量が比例していると考えれば問題ない。

軽さとサイズ感、PD・QC対応、20Wh充電できる容量と考えればバランスの取れたモバイルバッテリーだ。

普段用と旅行用の持ち歩きに確定した。

実はこの商品も以前ご紹介したクーポン外してディスカウントで安く見せかけるプライムデーだった😩

クーポン付きの通常価格(2680円-800円) ≒ プライムデー価格(1876円)

まだ4円安いのでプライムデーでクーポン利用して逆に値上げして騙し売りする業者よりましか。

製品としては今のところ問題ないので逆にクーポン有れば普段買える。

一時期は飛ぶ鳥落とす勢いのスマホのファーウェイでもモバイルバッテリーのトップブランドになったAnkerやRAVPOWERでも最初は激安で高性能なモデルを投下してその国での信用を上げる戦略製品を販売する。

一気にブランド力を上げてからそこそこな値段に設定する。

今でこそモバイルバッテリーといえばAnkerだが昔はPC機器やスマホグッズをノーブランド価格で売って性能と品質で這い上がった。

AUKEYもおそらくAnkerやRAVPOWERに追いつけと安くて高性能な製品を投入してブランド力を上げている最中だと思う。

個人的には新しいメーカーの戦略商品を見つけてお安く手に入れるのが好きだ。

あと手持ちのモバイルバッテリーをRAVPOWERで揃えるならこの18W版がよかったが予算オーバーだった。

(もしAUKEYのモバイルバッテリーにクーポンがないタイミングでコンパクトなバッテリーが欲しかったらこちらの方がいいと思う)

これで当面モバイルバッテリーは買い替えるつもりはない。


おすすめ記事

ためになる記事だと思ったらシェアおねげえします

フォローする