AQUOS SENSE4 SIMフリーは旅行者向けスマホ?かというレビュー

旅行で使うスマホの条件は一昔前だとカメラの画質、バッテリー、安定性あたりが特に重要だった。

しかし現在のスマホのカメラは旅行写真やブログ用ならどんな廉価スマホでもそこそこな画質の写真が撮れるようになったし、バッテリーも小型大容量モバイルバッテリーが安価で手に入るので足りなくなれば充電して継ぎ足し使えばいい。

安定感も初期のスマホのように熱暴走するモノは無くなっているので4万円以上の機種を買っておけばまず大丈夫。

これら3つはさほど気にする必要もなくなった。

現在は現在の条件で旅行用としてまた違ったポイントがあるので押さえておきたい。

ふつうに働いている人より旅行の頻度が高いので旅行で実際に必要な項目をランキング形式で挙げてみた。

そして2020/12に買い替えたSHARP AQUOS sense4(SH-M15)をランキングにあわせて旅行に向いているかをチェックしていこう。

スペックや一般的な使用感はググって探せばブログやYouTubeなどにいっぱいありそうなので是非そちらをご覧いただければ。(丸投げ)

このランキングがAQUOS sense4に限らず旅行を趣味にしたい方のスマホ買い替えの参考になれば幸いだ。

あとAQUOS sense4で動作した夜景が撮れるグーグルカメラ(GCAM)なども紹介しているので購入された方にも若干は有益な情報があるかも。

無理矢理10位まで考えた感があるので後半そのあたりは目を瞑っていただきたい。

1位 GPS性能

とにもかくにも国内外問わず旅行にGoogleMapは欠かせない。

旅行でスマホアプリが一つだけしか使えないと言われたらこのアプリを使う。

今やこのアプリがないと迷子になってしまう人もいるだろう。(そう自分の事だ)

だからスマホのGPS精度は重要だ。

数年前に比べると著しくGPSレシーバーの性能がアップしているのでよほどの事がなければハズレはない。

しかし格安スマホだと昔ながらの受信できる人工衛星の種類が少ないモノやレシーバーの位置が悪いのか精度が低いものもあったりする。

旅行によく出かける人はスマホの購入前にGPS性能の悪い口コミがないかのチェックは必要だろう。

マップの精度はGPSレシーバーの人工衛星を掴む数やGPS電波受信速度だけではないがまずは人工衛星の電波を掴まないと話にならない。

というわけでGPS TESTにてSENSE4がどの程度の人工衛星数を掴むのかをチェックした。

手持ち格安ハイスペック機?のOnplus7との比較になる。

AQUOS SENSE4はGPS、GLONASS、BeiDou、Galileo、QZSS(みちびき)の5種類の人工衛星に対応している。

環境差を廃すためSIMの電波やWiFiを止めるため機内モードにしてチェックした。

まずは室内から、

写真右側がSENSE4だ。

少し前のスマホは室内では数個しか人工衛星を認識できなかったが最近は20〜30個が当たり前になっている。

以前Oneplus7のレビューで確認した時は有効な人工衛星(in use)が数個あった。

しかし曇天のせいなのか機内モードのせいかわからないが捕捉(View)はしても有効には至らなかった。

後日晴れた日にFirst fix timeを測ったところOneplus7は2秒のところAQUOS SENSE4は13秒かかって位置情報が有効になっていた。

室内でマップをチェックすることもままあるので出来れば天井がある場所でも掴みが早くて補足数も多い方がいい。

SENSE4は少し室内の感度が弱いかな。

次は曇り空のベランダ

ベランダは半分以上空がないので外よりは掴みが弱い。

それでもこの2台は当然のように人工衛星を掴んでいる。

感覚として15の人工衛星を有効にしていればマップを不自由なく使えるのでこれだけあれば十分だろう。

ベランダに出てしまえばFirst fix timeはどちらも1秒なので捕捉して位置情報がすぐに有効になる。

次はよく晴れた日中に外出先でも確認した。

こちらはOneplus7が楽天UN-LIMITの回線、AQUOS SENSE4(以降SENSE4)はOCNモバイルONEとソフトバンク回線につないだ状態だ。

さすがというかこれだけ掴んで30も有効になっていればマップをトラッキングするYAMAPのようなアプリで高低差の精度まで高くなりそうだ。

全体的にGPSレシーバーはOneplus7の方が優秀だがSENSE4も必要十分だろう。

実際に自転車でチェックしながら近所を走ってみるとなぜか道の左側をロケーションする癖があるようだが1〜2mの誤差なので旅行使いで問題ない。

2位 SoC/RAM/ROM

何をするのにもスマホの基本性能はSoCとROMの速度とRAM/ROMの容量で決定する。

2020年に発売されたSnapdragon 6シリーズ以上を買っておけば旅行で困ることはまずないと思うが頭脳や描写が速くないとマップ表示も遅いしカメラの反応も鈍い。

高いお金で買っている旅行時間が無駄にスマホ操作に失われる。

ただSoCのクロック速度と消費電力はおおよそで反比例する。

もちろん価格ともおおよそ反比例する。

だからバッテリーもちやコスパを考えればバランスも大切だ。

ベンチマークをまたOneplus7と比較した。

右がSENSE4だ。

SoCが昨年までハイエンドで使われていたSnapdragon855とミドルスペック用のSnapdragon720Gなのでこれくらいの差が出てしまう。

antutuベンチマークでもかなりの差がある。

しかし実際に使い倒してみると二つのスマホにこの数字ほどの差があるとは感じなかった。

ゲームをやらなければSDM855は今でも宝の持ち腐れだ。

SDM720Gでマップやブラウザなどはサクサク動くしSENSE4のSoCは旅行に必要十分だ。

但しRAMは4GBではなく多少価格が上がっても6GBにして欲しかった。

自分のようにアプリを使い終わったらキル、使い終わったらまたキルを繰り返している人間なら不足はないが、

旅行でマップ、ブラウザ、天気予報、経路案内、現地のアプリ、暇つぶしのYoutubeやゲームといくつもアプリを上げっぱなしで使っているとRAMの容量不足が操作に影響してカクツクだろう。

ROMもせめて128GBあった方が安心感があるが6GB/128GBだと売値が5万円以上になってしまいそうなのでコストと性能の取捨選択が難しいところだ。

1枚のSIMで運用するなら排他利用のMicroSDスロットが使えるから不足分は128GBを買って足した方がいい。

2枚SIM運用の場合はトリプルスロットだったらROM容量不足は解決したが、ようやくシャープから発売された廉価モデルのデュアルスロット端末なのでそこまで期待してもかわいそう。

ROMは当時最速のUFS3.0を積んだOneplus7と比較するのもかわいそうだがアプリの起動ははっきり分かるほど違う。

こちらは慣れるのに少しかかりそう。

グーグルやSNS系のアプリはあまり気にならないがファイナンス系アプリがのっそりと立ち上がってくる。

3位 防塵・防水対応

いまどき雨がかかる程度で壊れるスマホは少ないだろうが旅行先で海辺や川で遊びたいとかスコールが降るような国へ行くなら念の為に防水はあった方がいい。

SENSE4は

IPX5/IPX8/IP6X/MIL-STD-810H準拠・ 耐衝撃(落下)など全19項目に対応している。

常温真水にドボンしても問題ない。

しかし塩水や温泉のお湯などは話が別だ。

19項目とは防水(浸漬)、防水(雨滴)、防塵、防塵(風塵)、耐振動、耐日射、防湿、高温保管(固定)、高温保管(変動)、高温動作(固定)、高温動作(変動)、低温動作、低温保管、温度耐久(温度衝撃)、低圧保管、低圧動作、氷結(結露)、氷結(氷結)、および米国国防総省の調達基準(MIL-STD-810G)の1項目、耐衝撃(落下)なので衝撃や低温などにも強いようだ。

もしもの時には安心だ。

ただ確かめるために自ら落下テストをするのはやめた方がいい。

4位 太陽下の視認性

外でスマホを使う場合の敵は日射だ。

カンカン照りの空の下でスマホで旅先の情報収集する時に文字が読めないと困る。

昔のスマホだと輝度が足りず見えなくなったので影を捜した。

最近のスマホは輝度も上がり気にすることも無くなったが3万円台のスマホだとそのあたりのコストカットも気になる。

有機ELのOneplus7と液晶パネルのSENSE4を冬の午前中の太陽光下に置き輝度を最大にして視認性を確認した。

輝度はOneplus7が高い。

ただAQUOS SENSE4も見づらいわけでもない。

比較すれば画面が薄いが読み取るのに不自由はなかった。

主観だがジムで運動しながら動画を観るのは買い替え後のSENSE4の方が綺麗に感じた。

液晶は液晶でもさすがEGZOといったところか。

5位 ホールド性(外観形状)

形状と本体やケースの素材や重さによってホールド性は変わる。

滑って落とすとゴリラガラスであろうと液晶が割れる可能性はある。

液晶画面がバリバリのまま使っている若者がいたがあれは辛い。

旅行に限らずスマホのホールド性は大切だ。

旅行で使うスマホにはバンカーリングをつけるのが正解だが指にリングをはめた感覚が苦手なのでケースの上から滑り止めテープを貼っていた。

万一落としてぶっ壊れた場合は日常より旅行中の方が影響が大きい。

もし初めて訪れる土地のひとり旅で壊れたら最悪だ。

そしてSENSE4だが握った感想は厚みがかなりある。

実際これまで使ってきたスマホは7mm〜8mmの薄目な製品ばかりだ。

厚さ9mm近いとかなり厚く感じる。

サイドにラウンドが少ないので本体の上にTPUの柔かいケースをつけるとグリップが効く。

横幅の71mmの狭さと相まって持ちやすい。

これまで滑り止めを貼らないと持てなかったのが何の対策も取らなくても難なく使える。

スマホは薄さが大切と思っていたが心を入れ替えた。

おそらくシャープの技術ならもっと薄く設計できるところをあえてホールド性を考えてラウンド少なめの8.9mmにしているのではないかと思う。

下からAQUOS SENSE4、Oneplus7、Xiaomi Redmi Note4、ファーウェイHonor7(p10lite相当)の順で重ねてみた。

一番下のSENSE4はラウンドが小さく指に当たる接地面積が大きいのがわかってもらえるだろうか?

6位 SIMスロットの取り出し易さ

SIMフリーかSIMフリー化した端末が前提になるがどこの国でも海外旅行でスマホにその国のSIMを購入して挿せば国内にいるかの如くスマホが使える。

国内キャリアのSIMをそのまま持ち込んで海外ローミングで使うとか旅行用WiFiルーターを借りて使う手もあるが割高だ。

現地の旅行者用SIMを空港で買って使った方がデータ量も多く安価に利用できる。

最近では物理的なSIMカードがないeSIMで契約できる国もあるもののサービスがあるか確実ではない。

海外旅行にSIMカードの出し入れが必要になるので簡単な方がいい。

通常はピンを指してスロットを引き出すタイプだが中には爪で引っ張り出すタイプもある。

海外の空港などで旅行用SIMカード会社のお姉さんが入れ替えて日本のSIMをセロテープでパッケージに貼りつけてスマホと共に渡してくれることが多いので相手国のSIMに入れ替えるときには気にしなくていい。

しかし帰国時に国内のSIMに戻すのは自分になる。

家に帰って誰かにやってもらってもいいがそれまでネットが使えない。

だからSIMの挿し替えが楽な方がいい。

SENSE4は爪で引っ掛けてスロットを引き出すタイプだ。

SIMフリー版はデュアルスロットで2番SIMがMicroSDカードと排他利用になっている。

取り出しやすいかといわれると防水のためか引っ張る出すのに少し苦労する。

爪に装飾を施している女性だとSIMピンで引き出す方が安全だろう。

それにSIMスロットの引き出す部分の安定感がない。

スロットの端を持ち上げSIMの入れ替えをすると落としてロストしてしまいそう。

飛行機内座席でSIMを入れ替える時には特に気をつけた方がいい。

(書き終えた頃にドコモの新プランのAhamoの追加情報が出た。月20GB以下の使用ならコスパ最強というのは当初から分かっていたが海外15日以内であれば20GBまで82カ国でそのまま使えるという大盤振る舞いだ。後出しジャンケンだが先に出した楽天モバイルの海外月間2GBなんて。。なのでドコモの新プランを使えば海外旅行でSIMを入れ替える必要がなくなるかもしれない。)

7位 カメラ機能

2020年発売のスマホなら3万円以上出せばそれなりの写真が撮れるようになった。

それでも旅行先で風景を撮ろうとしたときよくあるのは撮りたい対象がカメラに入りきらないこと。

もう少し画角があったらいいのに!だ。

実際にOnplus7は広角がなかったため海外旅行でも国内旅行でももっと広く撮りたいとパノラマ写真を多用したがあれはブログに貼りつけても風景が全く伝わらない。

普段の生活では使うことは皆無な光学ズームも旅先であると助かることがある。

友達などが高い塔に登っているのを写すとか行けない場所のモニュメントを撮りたいとか少し遠い動物を撮りたい時などにあると便利だ。

電子ズームも撮れないことはないが引きで撮った写真を後でクロップしているのと何も変わらないので引き伸ばした分だけ画質が悪くなる。

旅行写真は圧倒的なカメラ性能よりもそれなりでいいので広角とズームがあった方がいい。

もちろん夜景をバシバシ撮りたいならレンズのF値が低い方がいいし可能ならナイトモードの性能が高いスマホがいい。

最近の廉価版とハイエンド機の差はそれこそ夜景が綺麗に撮れるか?に尽きる。

技術革新でSoCと夜景撮影能力しか差別化が図れなくなっているので高速SoCと広角とズームと夜景を揃えると割高になることは覚悟した方がいい。

最初から全部入りのハイエンド機、例えばiPhone12 ProMAXやGoogle Pixel4XLやSony Xperia 1 II (RAM 12GB)でも買っておけば旅行向きなのか?なんて考える必要もない。

一方で夜景性能を捨てて広角とズームだけならコスパがいいスマホもいくつかある。

SENSE4もその一つだ。

3万円台ながら広角と2倍光学ズームを併せ持つ。

旅行写真としては問題ないと思うがビビットな色づけをする傾向があるので写真に芸術性を求める人には向いていないかも。

それにメインレンズがF2.0と暗めだ。

広角と望遠に至ってはF2.4で暗所は諦めよう。

長時間露出で明るい写真を撮るpixelのnight sightのような機能も搭載されていない。

(*1)

夜にレンガをOneplus7のナイトモードと撮って拡大比較してみたが違いが一目瞭然だ。

下のSENSE4はレンガが完全につぶれている。

昼間の旅行写真もPixel4aやiPhone SEより画質が落ち中華スマホクラスなので他のアドバンテージより画質を優先するならこの2機種あたりを買った方が幸せになれる。

あとOneplus7は0.3秒くらいで連写できたがSENSE4は次のシャッターに1秒くらいかかるのでiPhoneでバーストモード使ってたとか連射ができたスマホからの買い替えも注意が必要だ。

*1 グーグルカメラ(GCAM)はSENSE4にインストールできる

但し必ず自己責任でインストールしてもらいたい。

グーグルカメラがクラッシュするバージョンや起動はするがうんともすんともいわないバージョン、一応撮れるがHDR処理がいつまで経っても完了しないバージョンなど数々試してようやく、

MGC_7.6.008_Parrot043_V7.apk

というapkファイルをインストールして夜景モードで正常に撮ることが出来た。

上が普通のカメラで下がGCAMの夜景モードだ。

LEDの間接照明だけでスプラトゥーンのキャラクターを撮ってみた。

両方ともF2.4の広角カメラだ。

今のところ正常に撮れているので夜景撮影用に使えそうだがGooglePlayにあるアプリではないのでインストールの仕方など分からない方や何か起きた時に自己解決できない方は避けた方がいい。

8位 バッテリーと充電

前述の通りモバイルバッテリーがあればなんとかなるが旅行先はひも付き(充電ケーブル接続)にしない方がカメラを使う時など取り回しが楽だ。

軽さは大前提だがそれでも内蔵バッテリーは大容量がいい。

だからバッテリーサイズと軽さのバランスが大切だ。

SENSE4は4570mAhもあるのにもかかわらず、重量化していくスマホの中では普通の重さの177gにとどまっている。

38時間経過で8時間使っても10%残っていたので旅行中でもホテルにたどり着くまでモバイルバッテリーが必要になることはまずない。

使い方は人それぞれなので客観的なデータで検証したいとバッテリーライフテストのランキングをチェックしたがAQUOSスマホの記載はなかった。

シャープはグローバル展開をしていないので仕方がない。

そこでバッテリーベンチマークに記載されている同じSoCを積んだ機種を探すと中華スマホの

Xiaomi Redmi Note 9S

SoC: Snapdragon 720G

バッテリー: 5000mAh

液晶パネル: 6.67インチ

が似たスペックでSENSE4よりバッテリーが10%多い代わりに液晶面積が30%程度大きく消費電力も高そうなのでベンチマークが近似値になりそうで参考になる。

出典battery life test

Xiaomi Redmi Note 9S(209g)はグローバルのランキングで14位なのでSENSE4も掲載されれば上位に食い込むと期待できる。

次にバッテリライフテストランキングから古い機種を除き2019年以降に発売されたスマホ20位を並べた。

SENSE4を基準として青色が軽いか能力が高く赤色がそれ以下赤褐色がかなり落ちるものと色分けした。

これらの機種はほとんどSENSE4よりバッテリーが大容量で画面サイズが大きく200gのヘビー級かもしくは軽くてもSoCが非力かのいずれかだ。

グローバルではどんどんサイズが大きくなっている気がする。。

重さと普段使い(SoC能力)のバランスで対抗できそうなのはファーウェイP40 liteあたりだろうか。

但しあのファーウェイなのでね。。

OPPO Realme6iはantutuも20万前後あり画面は6.5インチありながら200g切ってバッテリーベンチも堂々1位なので魅力的だがインドマーケットモデルなので日本で買うのが難しい。

重さを少し我慢してバッテリー持続時間と画面サイズとSoC能力が欲しいとすれば日本でも入手可能なXiaomi Redmi Note 9Sになる。

ただ軽いTPUケースをつけても230g以上なので手首が痛くなりそう。

OPPO Realme7 5Gは195gでantutuも34万前後あり大画面6.5インチでヨーロッパモデルなので日本で買うのが難しいが、もし国内発売されれば大画面でありながら軽量、電池もち、価格のバランスでベストバイになりそうだ。

その点SENSE4は日本で買えて重量177g、SoCがSDM720G、日本人の小さめな手にあった画面サイズ5.8インチ、バッテリー4570mAhと絶妙のバランスだ。

ZEROシリーズで培った技術が生きている。

そして付属の充電アダプターで急速充電が可能になっている。

ただケーブルが一体型なので間にテスターを入れてどの程度の電力で給電しているか計測できなかった。

その代わりに手持ちのPD充電器とPD対応バッテリーで残量45%から充電し電流電圧を測ってみた。

左がBasuesのGaN65W充電器で右がAukey PB-Y36で充電した時の数値になる。

いくつか保有しているPD充電器やPDモバイルバッテリーは全て右側と同じ

9V x 1.3-1.4A

で充電されている。

どちらも12〜13Whだ。

低速充電は6-7Wなので約2倍の速度になる。

バッテリー容量を、

4570mAh x 3.7V = 17Wh

とすれば急速充電のままなら理論上一時間半で満充電になり80%あたりで低速に落ちれば2時間弱で充電できる。

最近の中華スマホは20W、30Wどころか65WまでOPPOが開発しているといった情報があるので比較してしまうとあまり高速充電ではなさそうだ。

ただ高出力が過ぎると今度はバッテリーが発火しないか怖いので中華スマホにテスターになってもらい国産はあとを追いかけるくらいがいいのかもしれない。

9位 画面サイズ

できるだけ短い時間で情報を得るためには画面サイズが大きい方がいい。

老眼だと4.7インチは見えん。

しかしこれも大きければ大きい程に持ちやすさ、操作のしやすさ、重さ、バッテリーのもちとトレードオフになるのでバランスが大切だ。

50代で人並みの老眼で老眼鏡なしでも6インチのスマホで困ったことは無いのでこのあたりが基準だろうか。

SENSE4は5.8インチと巨大化していく最近のスマホの中では小さめだ。

6.4インチのOneplus7 と比較するとかなり小さく感じるが数日使っていると慣れて気になることもなかった。

文字が読みにくいこともない。

ただこれは老眼の強さによって大きくかなり変わる。

10位 軽さ

落としにくさや手首の疲れにくさに影響する重量だ。

iPhone12ProMaxとか8位のバッテリーライフランキングなどを見てもお分かりの通り中華スマホは数字競争で使いやすさを忘れてヘビー級のラインナップが主流を占めている。

しかし普段使いも旅で使うにもスマホは軽い方がいい。

その辺りよく分かってらっしゃるPixelシリーズ然り、iPhone SEやiPhone12mini然りだ。

SENSE4は4570mAhのバッテリーを積みつつ177gで軽いTPUのケース込みで200gに収まるのでギリギリ合格ではないだろうか?

その他

最後にランキングに入らなかった項目や旅行とは関係ないがSENSE4でよかった点を集めてみた。

SENSE4の前面指紋認証は自転車のマウントにつけてナビとして使う場合に使い勝手がいい。

画面内指紋認証よりも精度がよく細い物理センサーなので占有率が低く画面サイズが取れる。

センサーが細いのでまともに認識するかと不安だったが誤認識はほぼない。

LED通知機能もスマホを放置していて通知があるか一目瞭然で便利だ。

最近はLED無しアンビエント表示が代わりの機能として付与されているスマホが多くなったが所詮ディスプレイで表示させるので動かさないとわからないんじゃLED通知の代わりにはならない。

050plusを常駐させなくてもプッシュ通知で正常に着信できるようになったのはいい。

これもSENSE4に限らず最近の国産スマホなら安定しているのだろう。

お陰で050を発信専用から普通の電話として使えるようになった。

これまでの中華スマホで非常駐でまともに着信できる機種は無かった。

デュアルSIMは国産スマホでラインナップが少ないので貴重だ。

海外旅行でその国のSIMと日本のSIMを両方挿しておけば例え海外ローミングを切ってあっても日本のどこから電話があった程度はSMSで伝えてくれるキャリアもある。

連絡先がわかれば050plusやLINE電話などIP電話で海外からコールバックも可能だ。

MVNOを渡り歩いているのでどのキャリアができてどこができないのかわからないので知りたい方は使っているキャリアに確認されるといい。

IGZOディスプレイは輝度こそ有機ELには叶わないがOneplus7より発色がよかった。

長い間使い続けているESETという国産セキュリティアプリとも相性がよさそうだ。

過去のスマホでは常駐の調子が悪かったがSENSE4はすんなり動作してくれるし中華スマホでは使えなかった機能も使えるようになった。

国産アプリはXperiaやAQUOSあたりをリファレンスにしていそうなので日本で使うなら都合がいい。

Oneplus7の前のOPPO R11sを使っていた時はColorOSと相性が最悪だった。

これもSENSE4に限った話ではなくキャリアの販売スマホやiPhoneは当然だが緊急速報エリアメールが受け取れること。

中華スマホ5台連続で受け取れなかったので周りに誰もいない場所でひとりで災害があったら困ると常々思っていた。

治安が悪い地域に観光に行く人は少ないとは思うが見た目で高価だとわかるスマホはやめた方がいい。

例えばiPhone上位モデルなどは欧州あたりではiPhone狩りと言われて狙われやすいとか。

スマホの撮影でカシャカシャ音がするのは日本とお隣の国くらいなので犯罪者にとっていいネギカモになりそう。

その点シャープはいいのか悪いのかスマホメーカーとして海外ではメジャーでないので盗んだところで販売ルートが無さそう。

SENSE4もシャッター音が出るため海外旅行でわざわざ狙われやすい国籍をアピールする必要はないので音を消せるアプリの無音モードあたりをインストールしておいた方がいい。

おサイフケータイは今後もスマホ選択を狭くしないため使わないでフェリカの各種カードを使い続けるつもりだがスマホに付属しているとやはり便利なので思わず使ってしまいそうだ。

まとめ

旅行用スマホとしても十分活躍するポテンシャルを持ったスマホだ。

但しハイスペック機と比較すると、

  • 室内でGPS掴みが若干遅い
  • 夜景撮影に弱い
  • RAMとROMの容量をもう一声
  • アプリ起動が遅い

という弱点やいくつか旅行用として気になった点もあるが3万円台と考えれば十分だ。

SoC能力、バッテリー容量、重さ、サイズ、価格のバランスをうまく取っている。

旅行用に限定することもなくオールラウンドに使える。

それにantutuで27万点あるのでゲームだってできないこともない。

中華製スマホは内部でどんなデータをどこに送っているかわからないがSENSE4は親会社がホンハイとはいえシャープ製造なので台湾のASUSスマホ以上に安心感はある。

但し困っていることが二つある。

まずはのっそりとしたスクロールだ。

iPhoneやAndroidの最近の端末は指でスワイプすればその速度に合わせて速度を変えてスクロールする。

しかしこの機種は指の速度を感知していないのか一定速度でスクロールさせようとするためYouTubeやSNSアプリや設定などの画面で高速スクロールをしたい時にはイラッとする。

特にSnapdragon 855のスマホから機種変したので一層だ。

対策として巷に出回っているオートスクロール設定をオフにしても大差はない。

一方ブラウザのChromeは弾いた速度に追随して高速スクロールもしてくれるのでハードの問題ではなくどこかのチューニングがまずいのだろう。

個人的にはChromeのスクロールさえ速ければまだ耐えられるがアップデートでぜひに「普通のスクロール」にしてもらいたい。

あとスクショを多用する人は要注意だ。

ケースつけているとボリューム下と電源ボタンの同時押しがほとんど成功しない。

これまで1回も成功しないので思わずケースを外してスクショが撮れるか確認した。

ケースをやめるわけにもいかないのでClip nowを使うことになるがこれも上からスワイプでステイタスバーを表示と頻繁に誤爆する。

不要なスクショがただでさえ少ないROMに溜まっていく。

そこでClip nowのオンオフのショートカットを作ってスクショを撮る時だけオンにして使っている。

面倒なのでたまに使うなら電源長押しスクショの方がマシかも。

この辺りは本当にシャープの開発した人達は使って試してみたのか?と疑いたくなる。

せめて次のアプデで斜め下のスワイプでスクショに替えて欲しい。

逆に普段使いで気になったのはこの二つだ。

最後は欠点で〆たがコスパ重視の中華スマホを長年使ってきてシャープAQUOS SENSE4に替えて約2週間経ちスクロールさえアップデートでまともになればこれまでのAndroid端末の最長利用スマホになりそう。

2021/2/18に落ちてきたアップデートでスクロールが速くなっている。Chrome以外でも例えば設定の開発オプションでも一気に下まで移動できる。

スクショは頻繁に使っているわけじゃないから。

あと巷で噂の液晶パネルのセンサー反応が悪いというのはフィルムとか貼っていないのでわからない。


おすすめ記事

ためになる記事だと思ったらシェアおねげえします

フォローする