アイリスオーヤマ ボトルブレンダーIBB600のレビュー

一時期胃の調子の問題でやめていた野菜スムージーを再開している。

市販のトマトジュースもしくは野菜ジュース、バナナ、冷凍ケール、冷凍小松菜、セロリが材料だ。

でも実はバナナはあまり使いたくはない。

理由としてなぜか野菜スムージーにバナナを入れると朝から胃が重くなる。

バナナジュースだけで飲むと問題ないので気持ちの問題の気もする。

しかし機能性ディスペプシアを患っているので気持ちの上でも胃に負担をかけない方がいい。

ただバナナを入れるか水分量を2倍以上にしないと今使っているフードプロセッサーでは材料が沈んでスムージーにならないのでこれまで仕方がなく投入していた。

更に使っているフードプロセッサーではセロリが底に沈んで完全に破砕できずにそのままの形で出てくることも多い。

フードプロセッサーで無理矢理スムージーを作っているのが間違っている。

そろそろミキサーを買うことにした。

ミキサーは昔も使っており小松菜と野菜ジュースのミックス野菜ジュースを作って飲んでいたこともある。

昔ながらの形状のミキサーなので掃除が面倒な上にズボラだったのでどんどん黒ずんで汚くなってきて捨てた。

丹念に掃除すれば使えたし国産のしっかりした製品だったのでもったいないことをした。

今回選ぶ基準としては掃除が簡単で安いことだ。

昔ながらのミキサーではなく器でそのまま飲めるボトルブレンダーがいい。

アマゾンで探し回るとアマゾンチョイスはUSB充電モデルだが動画を見ても圧倒的にパワー不足だ。

回すときにコンセントにつながなくていいのは便利だが柔らかい素材を砕くのが限界だろう。

せめてACモーター駆動がいい。

ACモーターで中華メーカーは3千円台が多い。

パナやタイガーが1万円前後でティファールで6千円台だ。

一流メーカーは高いから中華製造でも国内メーカーがいいなぁ。

安いところだと山善がブレンダータイプで3千円以下なのでキープだ。

今度は価格コムで探すとアイリスオーヤマのIBB-600が3000円以下で見つかった。

あれ?アマゾンで売っていなかったのか?と調べるとあった。

低い評価コメントがあるので検索でかなり下位になっているようだ。

しかし一方で価格コムの評判はいい。

どうも一部の人が耐久性が低いと評価している。

設計上の問題か一部不良品が混じっているのかそれとも逆桜レビューなのかわからない。

そして山善とどちらを買うか悩んでアイリスオーヤマをポチった。

段ボールに入っていなかったのはよかったが、アマゾンプロバイダーの配達でHUBに置き配にしたので嫌な予感はしていたが案の定かなり乱雑に扱われていたようだ。

壊れていたら交換してもらうだけなので問題ないが壊れかけているのが一番嫌だなぁ。

開封してみる。

ガラスかと思っていたらプラスティックなので割れようがないか。(少し残念w)

交流モーターが内蔵されている本体と330ccと600ccのボトルが各ひとつ、カッター付の蓋がひとつ、飲み口がひとつ、そして紙の取説だ。

早速ボトルを綺麗に洗って大きい方のボトルに野菜ジュースコップ一杯、冷凍ケール、冷凍小松菜、切ったセロリを放り込んだ。

もちろんバナナは入れてない。

フードプロセッサーは口がかなりでかいので素材を入れやすいがこれは口が狭いので手間取る。

ただ今回はレビューのために素材を冷蔵庫から出してしばらく放置していたので冷凍ケールなどは溶けてしまった。

普段はビニールの上からクシャクシャするとケールが粉みたいになるのでさほど投入に苦労することも無い。

そしてカッター付きの蓋をして本体に乗せた。

ボタンを押しても回らない。

うんともすんとも言わない。

配送の扱いが雑で壊れてるのか?😡

仕方がないので取説読むかと移動しようとする前に、

でももしかしたらと、

ボトルを時計回りに回すとロックがかかりボタンを押したら動き出した。

当たり前だがボトルが飛ばないよう安全設計になっている。

使っている中華メーカーのフードプロセッサーはロック機構などなく押さえるだけだったので分からなかった。

あれってやっぱり危ないよなぁ。

縦に奥まで素材を押し込んだので下から削りながら撹拌を開始した。

だいたい30秒もあれば綺麗なスムージーが出来上がった。

フードプロセッサーに比べても明らかに早い。

さすが専用機だ。

しかし音はかなりうるさい。

手持ちのフードプロセッサーといい勝負だ。

これを夜にマンションで使うのは憚られる。

でも朝なら問題ないだろう。

そして実飲だ。

おいしー

滑らかだ。

今まで飲んでいたものとはまるで違う。

葉っぱが喉に引っかからない←これまでなにを飲まされていたんだ

飲み心地がふわふわしている。

もちろんセロリの残骸も残っていない←あれはあれで具入り野菜ジュースだ

やっぱりフードプロセッサーでスムージーなんて作れていなかったんだと理解した。

飲んだ後の掃除も気になっていたがすぐにボトルに水を注いで少し洗剤入れて蓋をしてシェイカーのように振って数回濯ぐと綺麗になる。

たまに長い棒が付いているタワシで擦ればよさそう。

そのまま開く栓をつけてタンブラーのように持ち歩けるのでスポーツジムの水分補給用に特製ジュースを作ることもできそう。

定番のバナナ1本、牛乳120cc、氷4個、ラカントSを小さじ1でバナナジュースを作ってみたけど原価40円くらいでこんな美味しいジュースが作れるとは、買ってよかったボトルブレンダーだ。

耐久性で毎日使って2年保てばいい買い物ができたと思う😊

欠点を挙げると他のボトルブレンダーも同じかもしれないが少量作るのは苦手みたいだ。

例えばオニオンスープを一から作ろうと玉ねぎ小サイズ1個をすり潰そうとしたけれど無理だったので水を混ぜた。

そのおかげでバターで炒めて色をつけるのに時間がかかった。

野菜スムージーも120ccカップ1杯分作ろうとしても素材が軽くて周りにこびりつきカッターに当たらないので引き抜いて遠心力で下に落とすを繰り返さないと破砕されない。

凍らせた野菜を使う場合は150〜200ccが最低量のようだ。

どうしても少量だけ作りたい時は何度もボトルを引き抜いて刃に当たるよう素材を落として回すを繰り返している。

もちろん大きなフードプロセッサーに比べたら少量対応ができるし一旦混ざってしまえばセロリが丸ごと出てくることはない。

けれど少量対応能力は旧来型のミキサーの方が高いのかな。

デメリットを知りつつ使えばどうということはない。

追記

しばらく使って気が付いたのはゴムパッキン(水漏れしないためのシール)と蓋の間にゴミが溜まること。

定期的に掃除が必要で、爪を押さえながら蓋から刃のパーツを取り出してゴムパッキンを外してタワシで擦った後ぬ掃除した後にゴムを戻すのに手間取る。


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