139円で携帯扇風機の電池の再利用

若い子が携帯扇風機を顔に当てている風景を見かける厳しい夏が終わりそう。

今年は長雨からの涼しい夏が続いたので扇風機があまり活躍する機会はなかったかもしれない。

我が家には携帯型が3つある。

海外旅行でバックに収まり切らず泣く泣くタイのホテルで捨ててから買い直した。

これらは全て千円以下だった。

あと2週間もすれば涼しくなり始めるので在庫分の投げ売りをしていそう。

この時期に買っておくと格安で入手できる。

どうせ令和3年最新版でも令和4年最新版でも性能に大差はないw

首かけは低山登山用、吊るすタイプは海外旅行、針金のように巻けるフレキシブルな扇風機はクルマの出先用と使い分けている。

更にモバイルバッテリーも普段持ち歩いていた。

他にも持ち歩いているので荷物がかさばる。

普段の持ち歩きも旅行同様に出来るだけ軽くしたい。

そこで考えたのがファンの駆動用として使われているリチウムイオンバッテリーの共用だ。

中国製の携帯扇風機には18650と呼ばれるリチウムイオンバッテリーが使われていることが多い。

単3バッテリーよりもひとまわり大きく電圧も倍以上ありパワフルだ。

中華製ノーブランドから韓国製や日本のパナソニック製まで約3.7Vの電圧で2000mA〜3500mAの容量がある。

電動アシスト自転車のバッテリーやマキタ工具のバッテリーのセル、安い充電式Bluetoothスピーカー、強力なLEDライトなどに幅広く利用されている。

もちろんモバイルバッテリーの中身もこの18650が使用されていることもある。

これが流用できればモバイルバッテリーを持ち歩く必要もないと考えた。

1本の重さが50gしかない。

そこでアリエクで見つけた18650をモバイルバッテリーにするバッテリーケースを送料込み139円で購入して持ち歩くことにした。

取り出せば携帯扇風機の予備バッテリーとしても使えるしスマホなどガジェットのモバイルバッテリーとしても利用できる。

例えば低山登山などで扇風機が空になったらこのケースから取り出して扇風機に入れれば延長できるしスマホを使いすぎてバッテリーが足りなくなったら扇風機から取り出してケースに入れ替えれば充電時間を延長できる。

但し乾電池や1.5V充電池と異なりリチウムイオンバッテリーなので取り扱いには注意が必要だ。

だから基本は単品販売していない。

ググっただけで見てはいないが使ってみたい方はこのあたりをチェックした方がよさそう。

他人には必ず保護回路付きを使用しましょうと喚起しておく。

でも携帯扇風機が発火したとか爆発したというニュースは聞かないので保護回路無し18650を1本くらいならと自己責任でケースに入れて持ち歩いている。

多分このケースにも保護回路くらい付いているだろう。

600円で叩き売りしていた携帯扇風機に入っていた2600mAhと書かれた緑の18650だが実際に放電容量を調べてみたら3.7V換算で1740mAh(6.47wh)あった。

大型スマホの充電には全く物足りないが手持ちのiPhone8であれば半分以上充電できるので普段の外出用であれば十分実用的だ。

バッテリー込みの軽さも正義だ。

あとバッテリーケースでスマホを充電して空になってもそこから携帯扇風機に放り込むと10分以上回っていたので一粒で2度美味しい。

完全放電すると寿命が…と思われる方もいるが18650を単品で探して買うより安い携帯扇風機なのでまた買い直せばいい。


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