日本のワクチンパスポートで入国可能なのが25ヵ国まで増えていた(8/26)

2021/8/26現在日本のワクチン証明書にて入国条件優遇のある地域は当初の5か国から25か国になっている。

帰国後の3日の検査隔離+11日の自主隔離措置を一旦横に置いて現時点で日本で2回のワクチン接種を受けて自治体で証明書を受け取って実際に出かけられそうな国がどれくらいあるか参考程度に調べてみた。

まず大切なのはその国への直行便があるかだ。

直行すらないと経由する国のコロナ対応の制約を受けてしまいそうで面倒だ。

トランスファーがあっても容易に移動できる国もあるかもしれないが今回は東京から直行便が出ている国でスクリーニングした。

併せて9月の最低往復運賃も調べた。

8/25のスカイスキャナー調べ

実際に直行便があったのは10か国だった。

この時期でも就航しているのは乗客が集まらなくてもある程度コスト度外視のFSCなのでさすがに料金が高い。

タイあたりは直行便があるのかと思ったがバンコクの便はあるがサンドボックスを開催しているプーケットには直行便がなさそうだ。

コロナ禍前のLCCなら2万円前後で辿り着ける香港も5万円と割高だ。

次にこの10か国の入国条件をチェックした。

接種はもちろん2回後でPCR検査は各国指定のものになる。

出典 外務省

入国条件やワクチン接種者優遇対象国は常に変わっていくと予想されるので必ず最新の外務省と入国予定の大使館のホームページを確認してください。

デンマークは特定地域の入国だけ条件が緩く直行便がなかったので省いた。

残り9か国を見るとアジアのスリランカと香港を除くとワクチン2回接種者は案外簡単に入国出来るようだ。

スリランカは24時間以内のPCR検査陰性確認まではおそらく隔離される。

香港はほぼ中国のルールを踏襲しており北京五輪前に感染拡大したくないのだろう。

以前は香港在住者の帰国しか認めていなかったのでワクチン接種で緩くはなるが他国の未接種者と変わらない扱いなので現実的に行けそうもない。

出かけられそうなのはイタリア、オーストリア、ドイツ、トルコ、フランス、グアム、ポーランドとなる。

賢い方なら一旦EUに入れば他の国への移動も出来ると想像するはず。

しかし感染拡大している危険国へ一旦入国してしまうと今度は帰国時や感染を抑えている国へ入国する際に2週間隔離で足止めという憂き目にあう。

行きはよいよい帰りは恐い状態だ。

それにフライト費用を考えると安くは無いし下手をすると行ってみたらロックダウンしていて何もできないなんて可能性もある。

直行便は見当たらないけれどベトナムのホーチミンなんてまさにそんな状況だ。

あとヨーロッパ諸国ははしっかり調べて行かないと国内でワクチンパスポート制限をしている国もあるので日本の証明書ではどこのお店にも入れないという悲惨な目に合うかもしれない。

更に帰国しても今のところ日本にワクチン接種者の優遇措置は無いので未接種者同様に隔離措置を受けることになる。(8/25現在)

たまたま得た情報では3日間のPCR検査確認用の隔離はホテルも食事も国が面倒見てくれたようだ。

全部自腹という情報もありこのあたりは出国や帰国の目的などによって異なるかも知れない。

どちらにしろ自主隔離は自腹になる。

そこで困るのは、

空港→ホテル3日間→空港ー※→ホテルか自宅で11日間

※もちろん公共交通機関は使えないのでこの足をどうするか

と自主隔離中の食事、同居人がいたら食事は大丈夫だが今度はその人達との隔離だ。

ご家族が遠い国で困っているのでどうしても行かなければならないとか仕事で仕方なくという状況を除いてまだまだ海外へ行くのはコストもかかるし帰国も大変だ。

一般的にウィルスは感染力を高めて弱毒化するはずなのだが噂の研究所による人工物なのか変異して思わぬ脅威になっている。

このままだとコロナ禍も3年目に突入しそうなので早く序盤・中盤・終盤に隙がない竜王のような特効薬を日本で開発して欲しい。


おすすめ記事

ためになる記事だと思ったらシェアおねげえします

フォローする