2023京都旅行記1日目 比叡山延暦寺

京都は行く地域が思いつかない時の避難場所のような旅行先だ。

名古屋から高速バスで往復3000〜4000円で行ってこられるお手軽な街だ。

そして見所が多い。

そのためか気軽に出かけて退職前に大半の神社仏閣を巡ってしまった。

今回は元々は神戸旅行の原型だった琵琶湖を軸にしたクルマ旅を再び企画して福井、京都、滋賀県と回ろうとした時の滋賀の行き先に比叡山延暦寺が浮上した。

比叡山行くなら歩きの方が良いとなり、だったら比叡山メインの旅行にした。

比叡山は滋賀のエリアかと思えば京都との境界にあるのでだったら京都駅周辺に泊まろうになり滋賀旅行が京都旅行に変わった。

前回同様にJR東海ツアーズに全国割をつけて往復こだまの宿泊付きで1万円になった。

高速バスと全国割の楽天トラベルのホテル宿泊とほぼ同価格帯だ。

それに切符はこだま自由席なのでどの時間帯でも乗車できるのは助かる。

予定は初日に比叡山、2日目が京都周辺フリーにした。

比叡山は京都側から登山して頂上から延暦寺をバスで周り、ロープウェイで下山するか頂上から京都駅直行のバスで戻るつもりでいた。

しかし冬季休業シーズンで京都側はバスもロープウェイも動いていない。

動いているのは唯一の滋賀側の坂本ケーブルのみだ。

仕方がないので京都から滋賀県まで出てケーブルカーに乗って頂上を目指す。

滋賀側のロープウェイで頂上まで行けるのかよくわかっていないし調べてもいないので荷物はリュック2kgに抑えた。

1泊2日なので余計なガジェット類はいらないし充電関連も最低限でいい。

朝起きてpovoの24時間使い放題をトッピングした。

月が出ているうちに家を出るのはどれくらいぶりだろう。

名古屋駅から始発のこだまに乗り京都駅に。

神戸に続き新幹線の往復だ。

ガラガラな自由席なので席は選び放題だ。

空席だらけの車両なのに隣に誰か座っている指定席よりいい。

ぷらっとこだまも自由席が選べると助かるがピーク分散のためなので無理だろうな。

通勤時間帯真っ只中の京都駅に着く。

あっという間なので楽は楽だが朝一乗車ということもあり旅行というより出張感が強い。

高速バスの方が旅としては趣がある。

JR在来線に移動したら湖西線から近江舞子行きが待っていたので乗り込んだ。

乗り継ぎがやけにいいのでお弁当やら飲み物の準備ができなかった。

京都駅から滋賀側の比叡山入口の比叡山坂本駅までは330円で20分だ。

ただJR比叡山坂本から徒歩でケーブル坂本への到着とケーブルカーの発車時刻にかなり待ち時間があるのでゆっくり進めた。

どちらにしろ先に比叡山中学と比叡山高校があり通学経路で混んでいてサクサク歩けない。

あと危うくケーブルカー駅と間違えて京阪電車駅に凸りそうになったのは内緒だ。

比叡山高校横を過ぎるとケーブルカーの駅が見えてくる。

グーグルマップだと駅周りが混んでいるという嘘の表示だったので並ぶのかとゲンナリしていたが実際は自分だけしかいなかった。

早すぎるというより中途半端な時間だった模様だ。

ケーブル坂本駅で往復切符1660円を買って9時の便に乗り込む。

分かりやすく往復共に毎時0分と30分発車になっている。

切符にも書いてあるが長さ日本一2025mのケーブルカーらしい。

この駅は300円、200円とお安めのロッカーが12個あるので重い荷物があれば預けてしまうのも手だ。

途中に二駅あるが目指すは延暦寺だ。

車内ではいっぽんばしでー♪のとなりのトトロなどジブリ曲が流れていた。

車両には縁号と福号があり今回乗ったのは福号だ。

途中のほうらい丘駅では洞窟の中にお地蔵さんが大量に安置されている。

途中で琵琶湖がちょろっと見られるが景色は至って普通のケーブルカーだった。

2両が同じ時刻に発車して真ん中あたりですれ違う。

単線で山道なので保守点検が難しいためすれ違いにターンアウトという珍しい技法を採用しているらしいが鉄オタではないので何のことやらわからない。

(ケーブルカーの仕組み参照のこと)

駅から少し歩いて駐車場を過ぎる東塔地域の受付がある。

ここで1000円払って3地域共通の入場券を受け取る。

比叡山は東塔地域、西塔地域、横川地域に分かれており、坂本ケーブルは東塔入口に直結している。

東塔エリアの根本中堂→文殊楼→星峰稲荷→延暦寺会館→鐘楼(大鐘)→大講堂→国宝殿→戒壇院

と巡り10時頃に西塔地区への遊歩道を抜けて、

山王院堂から帰りが嫌になる程下って

浄土院→常行堂、法華堂→釈迦堂→鐘楼(小さい鐘)

と廻った頃には10:20だった。

遊歩道で片道5km先にある横川地域まで足を運ぶか山頂目指すか悩んで来た道を戻り山頂を目指すことにした。

もう仏閣はお腹いっぱいだ。

そして11時頃山頂付近のガーデンミュージアム比叡の駐車場に出る。

ミュージアムは冬季休暇で閉館していたようで仕方がないので登れそうな坂を上がっていった。

マップをググると朝日放送関西中継局だった。

なんてくだらないところにやってきてしまったんだと凹んだ。

景色は何も見れないし偏向放送を垂れ流している電波塔にやってくるとはw

木っ端微塵にしたい衝動に駆られながら大三角点がどこなのかよく分からない。

グーグルマップで展望台の方向に歩こうとすれば徒歩進入禁止になっている。

まもなくお昼だ。

諦めて東塔へ戻ることにした。

途中で見晴らしのいい休憩所を見つけたのでキンブルで10円で買った非常食のクラッカーを食べて体力回復をはかる。

ここまではポカポカ陽気だったが突如寒くなってきたので先を急ぐ。

誰ともすれ違わないのでここで生き倒れるとヤバいと思ったが、スマホの電波がずっと入るのでもしもの時はなんとかなる。

12時半に東塔に戻りケーブルカーの時間まで御朱印所横のベンチで少し休憩した。

ぼうっと比叡山焼き討ちに思いを馳せてみた。

宗教というのは精神の弱ったヒトを一定数救う反面国民を思うように動かす目的で一種の洗脳利用もされている。

比叡山も諸説あるが信長視点では坊さんがヒトを幸せにするべき宗教を使い利権やら政治への介入やなど好き勝手にやっていたことを危険視して焼いたんだろう。

今の日本で言えばマスコミのようなもの。

世論に託けて曲解、捏造、世論誘導で国益や国民の安全と真逆な報道をして好き放題やってきた。

しかし戦略性のないバカしかいなかったのでネットの脅威に気がつくのが遅く今じゃSNS自体をネトウヨとして叩いているがこれからは国民の意思はネットに反映されていると国民も理解を深めていく。

話が宗教から逸れたが大抵の国は人種も思想もまちまちなので国をひとつの方向に向かせる統治の道具として活用されてきた。

一方で例えばキリスト教を使って列強が布教活動をして国民の敬う相手を国のトップからキリストや宣教師や布教国にすり替えて国民の敵意を喪失させて弱体化させて植民地にするプロパガンダの道具にも使われた。

最近の宗教といえばSDGsも類似品で全体主義もしくは欧州による統治に利用されていると考えていい。

「世界の潮流」だし地球にとって良いことだから仕方がないというバイアスをかける一種の洗脳システムなので下手な宗教より厄介だ。

例えばトヨタやホンダが作る年々燃費がよくなるハイブリッド車でコスパも環境への配慮も日本国民の納得感も十分なはずだったしその先には二酸化炭素排出ゼロの水素エンジンが控えていた。

環境ガーやSDGsによるEV車への急激な転換は内燃機関最強でもEV技術で遅れを取っている国内メーカーの自動車産業が弱体化し自動車産業までも輸入に頼り日本産業の屋台骨を捨て日本人が一層貧乏になっていくと誰もが薄々分かっているはず。

それでも「世界の流れだから」と諦めさせるわけだ。

最近は日独伊の三国同盟を意識させてしまう内燃エンジン強国企業の水素エンジンによるEVから次期自動車の覇権奪還作戦が巻き起こり始めているがどうなるやら。

貧乏人の足だった超燃費のいい原付50ccが2025年から作れなくなるのも「ユーロ5」という規制のせいだ。

規制の名前の通りなので敢えて説明も不要だ。

結局環境にいいんだか環境破壊なのかよくわからない太陽光パネル設置で日本の景観がぼろぼろになっていくのは奴らが勝手に作ったルールに中国も乗っかり親中利権政治家どもが蠢き国民の血税が投入されたため活性化した。

菅さんもYoutubeのインタビューで総理辞職後に今後やりたいことはと聞かれて「太陽光エネルギーは世界の流れだからやらないと仕方がない」みたいなニュアンスで答えている。

最近は三浦瑠麗氏の旦那さん事件で太陽光パネル利権絡みで小泉家と並び「大樹総研」と関わる大物政治家として二階さんと共に名前が浮かび上がってきてしまった。

その三浦瑠麗氏の旦那が太陽光血税チューチューに乗っかろうとして商才がなかったか知らんが資金が焦げつきヘタ打ってくれたのをきっかけに特捜もこのあたりまで掴もうとしているのであれば頑張って闇の奥まで突き止めて欲しい。

菅さんに関しては剛腕による課題解決と総務省&マスゴミの電波利権を潰そうと頑張ってくれたのは評価しているがその一方で「世界の流れだから」と太陽光利権のために日本の景観をぼろぼろにしている元凶のひとりだとするなら話は別だ。

ただ菅さんの人柄は実直だし太陽光利権をポケットへというタイプでは無さそうで電波利権屋による電波オークション潰しの嵌め込みだったりしそうで田中真紀子さんの言葉を借りるとマスコミ、官僚、政治家全体が伏魔殿のようなもの。

小西文書も電波オークションに手を出そうとした菅叩き同様でマスコミ権力に手出ししようとするとこうなるぞという政治家への警告と捉えている。

あの文書も騒ぐ必要があるかという内容だし最近流行りの人工知能に判定してもらっても何が問題なの?と答えるだろう。

週刊現代みたいな話になっていたw

あくまで嫌中政府、嫌マスコミ、嫌全体主義者の戯言だ。

それに影響の輪から外れた話題なので馬鹿らしいと思っているだけ。

タイムラインによると4.7km歩いており変な鉄塔以外は楽しいトレッキングになった。

まだ横川地域もあるので拝観料1000円でこれだけ廻れるのはお得だ。

横川から徒歩で入れば復路のケーブルカー代だけで済むので歩く気マンマンならその方がスマートだ。

延暦寺会館からおいしい昼食を用意して待ってます的なコマーシャル放送が流れおばさまがたはそそくさと会館に向かっていった。

うどんが1200円と観光相場にしてはまともなので食べてもいいかと思ったが午後から延暦寺を廻るつもりもないので下りて駅周辺で食べる。

ケーブルカーで下山してさっき間違えて乗りそうになった京阪の駅の近くのどんぶり屋さんで鍋焼きうどん(800円)にした。

箸を入れたらうどんの切れかたが伸びているかのようでどうなることかと思ったがうまい。

京だしにしては濃いめだけどカシワもドンコも小さな海老天もうどんもこの値段ならありだ。

黒塗りの建物で気が利いた看板もないので歩いているだけでは気がつかない。

地元民とグーグルマップでやってくる客のみで経営しているのかな。

お店を出ると14時を回っている。

JRで京都に戻ると暑く感じる。

気温は21度あった。

京都タワー、東本願寺を抜けたら頭だけで2m以上あるでっかいコケシが横倒しで何か喋っていた。

何のイベントだったのだろう?

四条から五条へ泊まるホテルを突き抜けドトールで休憩しよう歩いていたらベローチェを見つけたので久々に入った。

業界最安値の200円がいつの間に280円とは。

ベローチェお前もか。

でもお姉さんの対応がスタバよりよかったのでヨシとしよう。

16時過ぎにホテル・京都・ベース 四条烏丸にチェックインした。

狭いが机と椅子に余裕がある作りなので問題ない。

臭いもない。

ベッドも大丈夫だ。

冷蔵庫もベッドから一番遠い位置に離してあるのもポイント高い。

個人的にいただけなかったのがシャワーノズルがミラブルだったこと。

フロントに広告が貼ってあったので嫌な予感がした。

たまにホテルやジムで広告用で採用されていて使う度に腹が立つ。

どこに切り替えても嫌なシャワーしか出ない。

もちろん人それぞれなのであのシャワーが好きな人もいるだろうがいくら無償提供でもホテルは万人受けする普通のシャワーにするべきだ。

全国割のクーポン2000円分貰った。

早速QRコードをスマホに読み込み電子クーポンにして千円単位を合算した。

兵庫よりは仕組みがわかりやすい。

URLだけの兵庫と異なり最初にパスワード設定と個人情報入力もある。

沖縄も奈良も兵庫も京都も三重も都道府県ごとにクーポンシステムが異なるので請け負っている企業を地方主導で決めているようなのはいいことだ。

ただ地域側で談合や知事のコネなどで決めていたら意味がないので透明性の高い国内企業による入札をお願いしたい。(誰目線?w)

使い道を調べていると近所にある100均とスーパーでも使えることがわかった。

近所のフレスコというスーパーでせんべろセットを電子クーポンで買ってホテルでアマプラの映画燃えよ剣を観ながらほろ酔いになる。

相場はそれほど安くはなかったがそれでもスーパーで全国割クーポンが使えるのは強い。

都道府県にもよるが最近はスーパーやドンキなどで使えちゃうのは助かる。

GOTOキャンペーン初期の割高なお土産屋でしかクーポンが使えなかった頃が懐かしい。

酔っていたせいかあまり評判のよくない岡田主演の燃えよ剣の絵の構図が綺麗に見える。

余韻を残さず場面転換する脚本が転戦を重ねる土方歳三の人生に重なって良い作品に見えた。

沖田役の山田涼介も印象に残るいい演技で労咳で体力が落ち有名な猫を切れないシーンすら引っ張らず呆気なく描くのには一貫した監督の演出を感じた。

未見の方は是非観て欲しい。


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