最近観たある漫画家のストーリー

たまに2chまとめ記事を動画に起こしたYoutubeを観ている。

その中で1時間もありながら文字しかないのに一気観してしまった動画がある。




漫画家がデビューするまでの苦悩と葛藤と成長と自己実現を描いた2chスレだ。

さすが漫画家が描いた自叙だけあって先を先を知りたくなりクソ面白い。

少し前の2chまとめなので今どれだけ売れている漫画家になったかは分からないがこれくらいの才能がないと漫画家で成功するのは難しいんだろう。

この形態だから面白く感じたのかわからんが勿体無いので脚本つけて演出入れて小説かアニメ化かドラマ化か何かの作品にしてもっと多くの人に知ってもらいたいほどだ。

観終えてコメントの『なんでかわからないが「頑張ろうぜ、俺たち天才だもんな」で涙が出た』に思わずいいねを押してしまった。

案外自己肯定感を高める言葉が好きなのかもw

自己承認欲求も自己肯定感も超低空飛行している人間だと思っていたのだが。

コメントには同じ感想は無かったものの漫画の編集ってカスみたいな奴もいるが多くは世の中の漫画家を業界全体で育てているという意識を強く感じた。

過去に水木しげるの奥様を主役に据えたゲゲゲの女房を観ているのであの脚本・脚色の影響を大いに受けての思考かも知れない。

しかしどの国にだって面白い脚本を考えてそれを絵にする才能を持つ者はいるはずなのに我が国が漫画大国になっているのは漫画雑誌の編集者のチカラが大きいのだろう。

漫画家の才能だけではなく編集の人々の存在が日本の漫画をここまで成長させてくれているのは間違いない。

本人の才能とセンスと努力が前提だけどボロクソに叩きながらもこれだけのノウハウを無料で教えてくれる世界って他の業界では考えられない。

ネームも絵を描く才能もないので人生やり直せるとしたら漫画雑誌の編集入って色々な漫画家担当して勉強して若手漫画家育てるのは面白かっただろうな〜と教えてくれるいい2chスレまとめ動画だった。

ゲームの世界でも自分が育てたものが強くなることにはニヤけてしまうので実現欲求はあるようだ。


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