グルテンフリー病にかかりそうになった件

色々と健康関連の動画を観ている。

基本は実際に罹った患者と医師の言葉を信用している。

ただ最近引っかかってしまったのが主にグルテンが引き起こすといわれているリーキーガット症候群だ。

結構やばい病気という触れ込みだ。(伏線

調べだすとあちこちの医師が取り上げている。

医師会でも推している?

そして論文もあるようだ。

しゃーないからグルテンフリーにでもしようかと主食をどう変えるか再調整をしていた。

せっかく引き下げてきた食費が1万円くらい上がるなぁ。

あとは小麦の代わりに米を増やすしかないよな。(伏線

朝はフルグラに戻すとして砂糖はアーモンドミルクとか豆乳ぶっかけて流してしまえば摂取は減る。

難題は昼でパスタもうどんもラーメンもピザも焼きそばもカップ麺も小麦粉だ。

全部変えないといかん。

夜はオートミールなので以前のように昼もオートミールを主食にしておかずを作るか?

面倒だなぁ。

しかし調べていて気になることがある。

あちこちで言われている割にこの病気のエビデンスを見たことがない。

理論は出来上がっているがそれを実証したデータがないのにも関わらず国民の3人に1人が軽症で10人に1人が重度のグルテンによる腸の病気になっていると断言する医師もいる。

そのデータや根拠は一体どこから??

国民みんながそんなにその疾患に罹っていたら町医者はその病気にかかりっきりになりそうだけど。

ふつうこの手の新疾患ならどこの国でどれだけの人数でどのような調査をしてどんな結果だったというエビデンスが見つかる。

それが見当たらない。

あれば得意げに書くのが医学会だしどこの業界でも一緒だろう。

しかしあるのは論文のみでその参照された論文も市民公開講座で紹介したもの程度だ。

公的機関の発表もなさそう。

さすがに嘘はつけないからこの疾患がエビデンスの高い雑誌に掲載されたという表現までが限界だ。

そしてふと少し前に観たこの動画を思い出した。

もしかしてこのグルテンフリーの一連の論文も何らかの利権が働いているのかな?

(そういえばこの先生もわざわざ #リーキーガット というタグを動画につけている。この動画の中では何も言ってないがそういうことなのかな?)

リーキーガットを推す一派が巧妙なのはグルテン以外のアルコールとかは実際にタイトジャンクションを弱める働きがあるのが実証されているがグルテンにはエビデンスも無いのにそれらの原因と同列に並べて信ぴょう性を上げていることだ。

誰が命名したか知らないが腸漏れとかセンセーショナルな言葉にしているのもかなりの違和感を感じる。

大腸癌手術で腸穿孔の説明を受けており腹腔に便が漏れた時の腹膜炎から場合によっては死に至る怖さを知っているので腸漏れと聞くと恐ろしさを感じるのは自分だけだろうか?

小麦を減らして米とかをもっと食べて欲しいスポンサーが背景にいそう。

(個人の感想です)

そしてこの疾患は保険適用されず自費診療だ。

自費診療って…いまどきハゲの治療でも保険適用されるぞww

線虫検査で陽性と出ても検査は自費診療と一緒の話だ。

とりあえず厚労省は疾患として認めていない。

極めつけは公的機関の食品安全委員会でも

令和元年、自ら評価にて、グルテンが腸内環境を悪化させるという提案、及び他の症状との関連を示唆する提案があった。
グルテンの摂取により不調をきたす自己免疫疾患にセリアック病がある。グルテンを含む「小麦」はアレルギー表示義務の対象となっており、これにより体調に不調をきたす方に対しても食品に原因物質が含まれているという情報を提供しうることが報告された。
様々な健康影響に関する情報の真偽について事務局で情報収集した結果、公的機関からの知見、情報等を見出すことはできなかった。議論の結果、直ちに自ら評価すべき案件ではないことが確認された。

認める、認めないというより他の公的機関で情報が見当たらないので評価を先送りにしている。

セリアック病はちゃんとした疾患だが誰しもが罹るものでもない。

人によってはグルテン不耐性とか小麦アレルギーはあると思うがグルテン摂取をやめろ派の根拠であるリーキーガット症候群については何らかのエビデンスが出るまでは気にしないでおく。

もちろんこの先に研究や実験が進めば正しかったとエビデンスが出るかもしれない。

その時に疑っていた奴らほら見たことかとマウントを取られようがその通りでしたねと思うだけ。

例えば人工甘味料のアスパルテームはなんとなく身体に悪いと言われてきたが先日にWHOにて発がん可能性物質に認定されるような事実になったようにこの病気もエビデンスがつくかもしれない。

逆にコーヒーは悪だという風潮から今やポリフェノールを含んでいるので日に2-3杯飲むのが健康にいいと変わったようにあれは間違いだったとなるかもしれん。

公的機関の発表やエビデンスは大切だと考えている。

危うくエビデンスもない自費診療の疾患の予防のために大好きな小麦粉を断つ判断を下すところだった。

でも小麦粉を摂りすぎな気もするのでせめて朝はフルグラに戻してお菓子は和菓子で米粉中心に戻すか(←結局誘導されている奴ww

考えてみればオートミールを主食にし始めて2年間近くはほぼグルテンフリーの食生活だったんだよな。

食費コスト削減でどんどん小麦粉が増えていった。

しかしグルテンがダメ、糖類はダメで人工甘味料もダメ、赤身肉がダメ、飽和脂肪酸はダメ、乳製品はダメ、長芋はダメ、オクラはダメ、アルコールはダメ(→これは同意)、腸だけではなく高血圧には塩がダメで胃にはそれがだめ尿管結石にはこれとあれの組み合わせがダメとか成人病にはむこうがダメで脳にはあっちがダメとかどれもこれもダメと言われると貧乏人は食べるものがなくなるw

こういう健康情報をどこまでの信憑性があったら信じるかの線引きは人それぞれで自由だ。

グルテンフリーで生活されている方もいらっしゃるだろうしウィーガンやベジタリアンもいるし宗教上食べない食材のある国もあり人それぞれ多様性なのでそれらを否定する気はない。


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