退職願いと必要書類のまとめ
割増金付きで退職する場合、会社が用意したフォームに4月頭に記入して提出すれば、以降は各種申請を行うだけです。会社ごとに求められる書類は異なりますが、今回実際に提出したものは以下の3点でした。
- 退職所得申告書
- 銀行振込依頼書
- 健康保険任意継続被保険者資格取得申請書
1. 退職所得申告書とは?
この書類は、退職金を会社が税務署に申告し、分離課税で源泉徴収するために必要です。カシオの年金の税金計算サイト で実際に計算してみると、勤続年数などを入力すると正確な税額がわかります。
2. 銀行振込依頼書の使い方
退職金の振り込み先銀行を指定するために使用します。会社によっては給与振込口座と同じになる場合もあります。
3. 健康保険任意継続被保険者資格取得申請書
長い名前ですが、実際には入力項目が少なく、毎月払い・1年納付・6ヶ月前納の3つから選択するだけです。任意継続は基本2年間で、途中で脱会したい場合は新しい職場に就くか海外へ移住する必要があります。
保険料が滞ると自動的に打ち切りになるため、支払いを止める以外の脱会方法はありません。注意書きでは「支払不能時は事前連絡」と明記されており、実際には支払い停止が唯一の手段となっています。
今年度で任意継続が終了し、来年度からは国民健康保険へ切替える予定です。6か月払いや毎月払いを選択できますが、今回は調整しやすい毎月払いにしました。
4. 企業年金と一時金の比率申請
この申請書はまだ届いていません。退職予定者が先に手続きをしている場合、申請書が未着で困っているケースもあるため、月末までに届かなければ人事部へクレームを入れるようにしましょう。
5. 会社のリストラと退職ガイド
中間部門はリストラで混乱していますが、当社の退職ガイドは非常に完成度が高く、公開できればブログを省略できるほどです。残念ながら社外秘となっているため、ここでは公開できません。
以上が割増金付き退職時に必要な書類と手続きの概要です。スムーズに退職手続きを進めるために、各書類を漏れなく準備してください。