退職後の生活費を見直してわかった、意外な出費の正体
退職を機に生活費を見直したところ、想定外の支出があることに気づきました。それは、飲み物代です。家計簿をつけるほど細かく管理していませんでしたが、日々の支出を注意深く観察することで、問題点が浮き彫りになりました。
## 意外なほど高額だった喫茶代
特に高額だったのが、喫茶店での支出です。スタバや近所の美味しいパンが食べられる喫茶店が好きで、月に15日も通っていました。コーヒーだけでなく、カフェインを摂取できない時期があったため、様々な種類の飲み物を注文することが多く、それが高額な支出につながっていたのです。
例えば、夏の定番だったスタバのマンゴーパッションフランペチーノ(グランデサイズ、490円/税別)を頻繁に購入していました。近所の喫茶店でも、500円程度のセットメニューをよく利用していましたし、月に数回は漫画喫茶にも行っていました。これらの費用を合計すると、月に2万円以上もの支出になっていたのです。
この喫茶通いを減らすことができるのか、数ヶ月試してみることにしました。
## 自宅や会社での飲料代も無視できない
自宅や会社で飲む飲料も、大きな支出要因でした。ペットボトル2本、瓶ジュース、紙パック飲料など、1日の水分摂取量は十分でも、財布には優しくない状況でした。
平日は、朝の烏龍茶、昼のデカビタ、午後のカロリーゼロコーラ、そして帰宅後のコンビニでの紙パック飲料で、会社自販機を利用しても500円程度の支出がありました。土日は200円程度なので、月間で約1万2千円の飲料代がかかっていました。喫茶代と合わせると、なんと月3万2千円にも上るのです。
## コスト削減への取り組み
そこで、コスト削減のためいくつかの対策を始めました。
まず、自宅用に水出しもできる麦茶(54パック690円)を購入しました。コンビニで同じ量の麦茶を購入すると5400円もするため、かなりの節約になります。さらに、朝のペットボトル飲料もこの麦茶に切り替えることで、約5000円の節約が見込めます(保温性のある水筒は既に持っていました)。
また、喫茶店で飲む代わりにインスタントコーヒーを試すため、100パック2000円のインスタントコーヒーも購入しました。(ただし、インスタントコーヒーは正直、好みではなかったです。)
これらの対策で、数ヶ月間生活費を維持できるか試行錯誤を繰り返しました。
## 結果と考察
**2019年末現在、カフェ代は年間4421円、飲み物代は年間16423円まで削減できました。**
大幅なコスト削減に成功したと言えるでしょう。