金インゴット購入体験記:三菱マテリアルでの実際の手続きとコスト比較
昨年、ゴールドショップ「三菱マテリアル」で100gの金インゴットを購入しました。この記事では、金相場や手数料、購入時の流れなどを詳しく紹介し、今後の投資戦略に役立つ情報をご提供します。
1. 金への投資計画と現状
当初は2年間で約1000万円相当を積み増す予定でしたが、金相場が5000円弱と高止まりしていたため購入が難航。数年の間に価格が下がらなければ、年間200gずつ購入し10年間で2kgまで増やす方針に変更しました。
1-1. マイナンバー制度への対応
国はマイナンバーを使って個人資産の把握を強化しています。金相場が下落しても購入は可能ですが、記事で述べたようにマイナンバー申請が必要になっており、海外移住や非居住者になる方法を検討する人も増えています。
1-2. 退職金と定期預金の見直し
1.5%の退職専用定期預金を考えていたものの、マイナンバー提出が必須となり、投資戦略から外しました。貯蓄した資産は申告せずに管理する方針です。
2. 三菱マテリアルでの購入体験
今年も金インゴットを購入するため、三菱マテリアルへ足を運びました。店内は清潔感があり、女性店員が親切に対応してくれます。
2-1. 購入プロセス
売買窓口は銀行のローン相談窓口と同様に仕切りで区切られており、重量計と紙幣計数機が設置されています。男性店員から「インゴット型かフラットモールド型か」を確認され、両方を見せていただきました。
2-2. 金相場と手数料
- 日本マテリアル(現行): 小売価格 4880円 / 買取価格 4795円
- 三菱マテリアル: 小売価格 4894円 / 買取価格 4784円
- 手数料: 日本マテリアルは100g単位でも無料、田中貴金属では5400円の手数料がかかります。
100g単位でこつこつ購入する方にとって、日本マテリアルの無手数料は大きなメリットです。
2-3. 購入時の書類
現金488,000円を支払った際、納品書・領収書を受け取りました。これらは売却時に税金がかからないか確認するために必須です。
3. 金相場の動向と購入タイミング
2018年に消費税が2%上昇する可能性が高く、これが金相場を押し上げる要因になると聞きました。変動はありますが、税率上昇後の安定した相場で購入するとリスクが低減します。
株式投資に例えるなら、配当権利落ち日前後で買うタイミングを考えるようなものです。焦らずコツコツと安い時に購入する戦略が有効です。
4. 日本マテリアルのおすすめポイント
- 手数料無料(100g単位)
- 店員対応が良好
- 相場が高くない
- パッケージはシンプルながらプラスチックケースに入っており保管しやすい
5. 3店舗比較:購入体験と感想
店舗名 | 雰囲気・対応 | 手数料 |
---|---|---|
日本マテリアル | 庶民向け、親しみやすい | 無料(100g単位) |
三菱マテリアル | 高級感漂う、ブランド志向に適する | 少額手数料あり |
田中貴金属 | 宝飾店風、手数料が高い | 約5400円(100g) |
6. 追加購入のケーススタディ:名古屋栄店舗での経験
金相場が4600円を切った際、名古屋栄の日本マテリアルにて100gを5本目として追加購入しました。予約制だったため、在庫が少ない時期でも対応可能です。
購入後はベローチェで200円コーヒーを楽しみました。
7. 手数料とスプレッドの関係
取引量が少ない場合は手数料が必要ですが、500g以上になると田中貴金属でも無料になります。日本マテリアルは販売コストを抑えて手数料を削減しているようです。
まとめ
- 金相場が高止まりする時期は購入が難しいが、手数料無料である日本マテリアルはコスト面で優位。
- マイナンバー制度に伴う書類提出を考慮しつつ、定期的に小口購入を継続するとリスク分散につながる。
- 金相場の変動や税率上昇を注視し、安い時に買い増す戦略が有効。
今後も日本マテリアルでの購入を中心に、計画的な金投資を続けていきます。ご質問や体験談があればコメント欄へぜひお寄せください!