海外旅行の4日前に風邪を引いたので全力で回復に臨んだ

ちょうど香港エクスプレスのフライトキャンセル騒ぎが片付き3.4万円の旅費が5.3万円に跳ね上がった頃に喉が痛くなってきた。

出発の4日前だ。

翌日には頭も痛くなり風邪に相違ない。

鼻と喉の間が痛くなり身体中が関節痛で頭痛と咳や鼻水が襲ってきて長引く最悪な症状になるタイプの初期症状だ。

過去の経験から旅行の出発日から中日が風邪のピークになる可能性が高い。

それに最近は2週間以上治らない事も多い。

旅行中止もやむ得ない。

PET-CT検査で風邪を拾ってしまったようだ。

なんて運の悪さ。

嘆いていても治らないので翌日から本気で回復対策を考えて実践した。

迷信も含め効きそうなものは片っ端にしていく。

  • 無理矢理でも1日8時間以上寝る
  • 基本ベッドで過ごす
  • 葛根湯を飲む
  • 喉を温める(カイロを巻く)
  • ビタミンCを1日5000mg飲む
  • ドリンク剤を1本飲む
  • 水を1リットル以上飲む
  • 足湯をする
  • 定期的にうがいをする

重要な仕事が控えていてもここまでした事がない。

3日間で回復させて出発前日に医者で薬をもらって飲んで翌日ダメなら諦めよう。

東洋医学で自己免疫回復が駄目なら最後は西洋医学に頼る作戦だ。

最初から薬で抑えてもいつも通り長引くだけだろう。


1日目

朝はパンを食べてビタミンCを1000mg飲む。

ビタミンCは毎夜に2000mg飲んでいるのでそれとは別に朝昼晩に1000mgずつ飲むことにした。

水溶性なので不要な分は尿へ排出されるので問題ない。

風邪にビタミンCが効く効かないは賛否あるが可能性のあることはやっておかねば。

そしてまた寝る。

合計8時間以上睡眠がとれた。

10時過ぎにドラッグストアが開店するので葛根湯と栄養ドリンク剤を買いに行く。

すでに関節が痛い。

帰りにコンビニに寄り昼と夜の食事を買い込んでおく。

短期決戦なので食事は食べやすい炭水化物だけで栄養はドリンク剤とサプリで補う。

帰宅してクラシエの葛根湯とタウリン3000mgの栄養ドリンクを飲む。

葛根湯は老舗のツムラがよかったのだが売っていなかった。

瓶の葛根湯は風邪を引くとよく飲むが錠剤のは初めてだ。

栄養ドリンクのタウリンは風邪に関係なさそうだが薬やサプリ増量で肝臓に負担がかかるので応援のため。

次に使い捨てカイロを押入れから出してタオルに貼りつけて喉に巻いた。

少しポカポカするくらいに軽く巻くのがよさそうだ。

喉周りの温度を上げればウィルスの活動が低下し血液とリンパの温度も上がり免疫の活動を活発にできる。

昔は風邪を引いたらネギを布で包んで首に巻く。

正にあれの現代版。

但し低温やけどが怖いのでタオルの枚数で温度管理を慎重にする必要がある。

免疫力を上げるために肩甲骨下あたりにカイロを貼るのもいいがまだこの季節は暑い。

そしてまた寝る。

体が熱く感じたら我慢せずすこし冷やす。

首にカイロは鬱陶しいかと思っていたが案外気持ちがいい。

昼食はコンビニパスタ。

食事をしてビタミンC1000mgを採りまた寝る。

翌日からもビタミンCは忘れずに採った。

体が熱くなったり普通に戻ったりを繰り返していた。

頭痛がひどいので夕食後にロキソニンを服用する。

症状は朝から悪化も回復もせず一進一退を続けている。

ただ追加の症状で喉が痛痒くなっている。

ここで風邪の進行を単に遅らせているだけではないかと疑心暗鬼に陥る。

しかし今更やめられない。

夕食はおそば。

そばは簡単に食べられるかと思えば風邪だと飲み込みにくく7割食べたら飽きたのでビタミンCを飲む。

お風呂はシャワーなので足湯で体を温めてからサッと浴びる。

この頃にはロキソニンの効果で頭痛が治まっていた。

ふと喉とカイロを巻いたタオルの間に手を入れると物凄く熱くなっている。

意外と喉の感覚が熱さに気がつかないのでたまに外して冷やしたり一時的にタオルの枚数を増やして低温やけどを避けるようにした。

寝る前にはかなり楽になっていたがロキソニンの消炎鎮痛効果の可能性も高い。

ベッドで寝たり起きたりを繰り返していたので2:30まで寝付けない。

そこで睡眠導入剤を飲むと即就寝。


2日目

6:30起床。

合わせて6時間も寝ていない。

喉の状態は鼻と喉の間の痛みや痒みは感じなくなり本格的に喉の痛みに変わっている。

そして鼻水が出始めて片方が詰まっている。

喉は温めているせいか悪化していないが鼻でウィルスが増殖して鼻風邪になっていきそうだ。

さすがに鼻にタオルを巻くのは厳しいのでマスクをする。

首は新しいカイロに変えた。

朝食のパンを食べてビタミンCとドリンク剤を飲む。

寝すぎで腰が痛くなっているので今日はベッドはやめて座って安静にする。

この状態で抑え込めていれば旅行もなんとかなる。

カイロのストックがなくなったのでドラッグストアに買いに行くついでに唐揚げ弁当を買ってきて昼食。

そしてビタミンCを飲む。

この頃にはかなり調子が戻ってきたと思ったがその数時間後には鼻詰まりがひどく体はだるく頭がボーッとしてきた。

少し寝る。

横になると乾咳が出た。

夕方になると喉と鼻がかなり楽になってきた。

相変わらず体はだるい。

夕食は何故だかジャンクフードが食べたくなりマクドナルドで食事。

そろそろ首に巻いているカイロは外しタオルだけにした。

皮膚が少しヒリヒリするので既に低温やけどになっている。

一方喉も鼻も症状が進んでいないが治る様子もない。

悪化せず引き始めの症状が3日間続いている感じ。

この日も熱は出なかった。

そしてそろそろ治らないかなと祈りつつ寝る。


3日目

朝喉が痒痛くなっている。

痰が絡む。

体もだるい。

そして上唇が少し腫れて痛い。

免疫がウィルスと戦って弱ってヘルペスが出てきたようだ。

これだけ症状がスローモーションのように進行するのは初めてなので風邪対策の効果は確実に出ている。

しかし早期回復や軽減というより症状を遅らせて出発日に風邪のピークを調整しているのではないか…

昼頃には咳が出てだるさからつらくなってきた。

これから風邪のピークがあるなら行きたくはない。

しかし取りやめたら風邪もケロッと治っても腹が立つ。

福岡行って調子が悪くなって途中帰還というケースが最悪だ。

風邪引くのがあと一日早ければ香港エクスプレスやジェットスターに追加費用払うこともなかったのにと恨み節を唱えながら昼はカツ丼を食べた。

風邪に勝つとかけたわけでもないが食欲がないので残した。

夕方病院にいき風邪引いて旅行の間の薬が欲しいと依頼して抗炎症剤と総合感冒薬をもらう。

ちなみに病院で熱を測ってもらうと6度8分と微熱もある。

夕食はコンビニのミートパスタを食べて薬を飲む。

風邪の間の食事は本当に雑だ。

薬を飲んでみるとすぐに効き楽になる。

キャンセルしても一銭も帰ってこないので飛行機のWEBチェックインをした。

そして寝る。

旅行は明日の体調で決めよう。


4日目朝

体調と症状は初日の状態に戻っている。

回復に向かっていると思う。

旅行は決行する。

薬も準備できている。

風邪の顛末も含めてしばらくダラダラとした旅行記なので気長な方だけ読んでね。


結果

この翌日には風邪を忘れて旅行をしているので実質5日で治ったと思っていたが帰国してぶり返した 笑

それでも旅行中はなんとかもったので今回の風邪対策は一定の効果を示したと思いたい。


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