第二回タイ旅行記 1日目 〜 関空ターミナル1を舐めちゃいけない

タイ旅行を開始するにあたりタイトルで悩んだ。

前回のタイ旅行と同じタイトルにするわけにもいかないので第二回を頭に入れた。

そして今回はタイに12泊13日の予定。

ひとり旅なので自分のペースで行動できる。

名古屋からバスで大阪へいき関西空港よりスクートでタイへいく。

バンコク・ドンムアン空港に到着して当日は空港近くのホテルに泊まりその後3泊分はバンコクのホテルを予約してある。

初日はタクかUberで中心街のホテルへとも考えたが到着時間帯は混んでいて入国に時間がかかるらしいので空港近くの安宿を予約した。

残りの8泊は未定で到着から13日後にドンムアン空港から関空に戻るスクートの航空券だけがある。

観光は考えていない。

日本にいるように普通の生活をしてロングステイに耐えられるかの確認旅行だ。

旅費は13万円以下に抑えるつもり。

前回のタイ旅行の費用が12万円だ。

5泊7日なので今回7泊増えているが観光がなければ前回プラス1万円で何とかなると適当に予想して決めた。

航空券がオプション込で3.5万円、名古屋と関空間に約5千円、バンコク4泊が1.3万円、残り8泊に4万円予定しているので合計9.3万円既にかかっている。

だから現地で使える費用は3.7万円になる。

食事はローカルフードではなくファストフードやフードコート、ラーメンなども織り交ぜて日本とあまりかけ離れないようにする。

タイ料理縛りはしたくない。

エンゲル係数が高くなりそうだ。

金貨やらガジェットなど何か購入する場合は別枠にする。

現金あまり持っていかないので購入はカードになる。

現地の食費、交通費、何かの入館料、現地調達の日用品、チップなどの生活費だ。

1日3000円(860バーツ)なので心許ないけれどこれ以下で生活できないとロングスティは厳しいと思う。

あと毎日マッサージを受けたいけれど生活費に入れると1日2000円切るぞ。。

マッサージも別枠にしよう 笑

空白の期間はチェンマイに飛ぶかもしれない。

バンコクの宿泊費よりチェンマイの宿泊費+航空券代が安ければ移動する。

安宿に泊まるので事前調査ではバンコク宿泊の方が抑えられそう。

国鉄の寝台列車の切符が取れなかったので他にチェンマイへいく理由がはっきりしない。

観光をする気はないが前回訪れていないカオサンと鉄道市場ラチャーダには顔を出したい。

タイの銀行口座も欲しいけど今はバーツ高円安傾向なので焦る必要もないか。

今回も毎度のように機内持込手荷物だけでバゲージに預ける受託手荷物は無しだ。

スクートのエコノミーの機内持込手荷物制限は合計で10kg。

最近のLCCは手荷物7kg+PCという制限が多いので緩く感じる。

ただPCバッグを含めての重さなのでLCCでメインバッグ7KgとPCバックの中に重い荷物を詰め込んで重量超過をごまかすセコイ技は使えないので注意が必要だ。

これまで受託手荷物と間違えられてリュックサックの重量を計られたことが何度かある。

機内持込のチェックを目的として計量されたことはないので多少重くても大丈夫な気もする。

しかしスクートは飲食料を持ち込んでいないかもチェックするらしいので大きな荷物を抱えていたら厳密に計測されて追加料金を取られそうだ。

未定ではあるがチェンマイに行くならエアアジアも使うため7kgをめどにパッキングした。

PC抜きの荷物を体重計で計測して6kgになった。

PCを含んで7.4kg。

パッキングリスト

リュックサック、サブリュック、PC用ブリーフケース、着替え上下靴下3組、スポーツサンダル、ガジェット用充電グッズ一式、虫刺され対策グッズ、歯ブラシなどアメニティグッズ一式、イヤホン2個、傘、小型扇風機、予備のスマホ、ウェットティッシュ、タオル、Echo dot

そういえばソニーのノイズキャンセリングヘッドホンを持っていくことがなくなってしまった。

関空まで着ていく防寒具を圧縮してバッグに入れるのでPCを抜いて手荷物7kg弱。

この重さならエアアジアも乗れるので合格かな。

出発の朝の調子は良くもなく悪くもない。

問題は着ていく服で気温は氷点下に近い。

厚着をすると荷物がかさばる。

薄着だと行く前に体力を失う。

自分の中で軽量最強コーデはヒートテックのインナーにヒートテックのフリース、それにカシミヤのセーター、ウルトラダウンを着重ねる。

ただカシミヤ持っていくのはもったいないのでカシミヤタッチのネックシャツで代用した。

それでも寒いので足と背中にカイロを貼り付け空港で捨てる。

あとは二重マスクで出来上がり。

出発日に風邪をもらってはシャレにならない。

電車に乗るとクシュクシュしている人が結構いる。

出来るだけ近寄らないようにしながら名古屋駅の高速バス乗り場に向かう。

北陸行きは積雪で運休らしい。

10時の大阪行きのバスに乗り込んだ。

運が悪いことに満員。

曜日が悪かったのか時間が悪かったのか次に関空使うときには時間をずらそう。

さらに前に風邪引きがいてマスク取れず幸先が悪い。

救いは隣が清楚そうな女の子だったこと。

一度の休憩を経て3時間かけて大阪駅に到着した。

駅が冷蔵庫の中のように寒い。

ヤバい、この寒さ。

駅に長居していたら風邪をうつされると思い30分後の関空直行のJR快速に乗るために大阪駅の地下で弁当を買ってベンチで食べた。

なんて偶然、タイ料理だとは食べるまで気がつかなかった。

約2週間香草の匂いに耐えられるかなと考えつつホームに上がると凍える。

テレビの天気予報だと大寒波の最終日なのでもう少し早くタイに行けていれば寒波を避けられたのに。

時間が半端なのかJRは余裕で座れた。

紀州路快速の和歌山行きと関空快速を途中で分離するので進行方向の車両に乗らないと関空に着かない。

車両内には空港へ行きそうな人はほとんどいなかった。

やはりJRでスーツケース運ぶのは大変なのでリムジンバス利用が多いのだろうか。

約1時間10分かけて関空到着。

今回はターミナル1からの搭乗になる。

設備が揃っているのでターミナル2よりいい。

スクートのチェックインを探したがなかった。

インフォメーションで聞いたらあと10分程度でHでチェックインカウンターがオープンするとのこと。

本数が少ないため常設のカウンターでない。

自動チェックイン機がないか周りを探したが見つからなかったのでカウンターHに並びチケットを受け取った。

タグをつけるときにコンベアの上に置いたところ思い出したように手荷物の重量を確認していた。

手慣れた感じではなかったので他の航空会社の受付が兼務しているのかもしれない。

そしてラウンジにいく。

旅行そのものよりラウンジにいくのが目的になっている気がする。

今回も旅先の情報は調べずラウンジだけはしっかりチェックしてある。

前回関空を使ったのは一部のLCCが発着するターミナル2で今回はターミナル1だからラウンジも数多くある。

使えるラウンジは手持ちの楽天プレミアム、JCBビジネスゴールド、プライオリティパスが使える場所のみ。

3枚のカードで利用可能なラウンジは下記の通り。

ラウンジエリア場所カード
KAL一般エリア3階北ユニクロ奥プライオリティ
比叡一般エリア3階北ユニクロ奥楽天、JCB
KIXエアポート一般エリア2階北JCB(2時間まで)
金剛制限エリア南ウィング29G前JCB
六甲制限エリア北ウィング12G前JCB
アネックス六甲制限エリア北ウィング中間駅JCB

関空のエアサイド(制限エリア)に楽天プレミアムカードやプライオリティパスが使えるラウンジがないので持っててよかったJCBゴールドカードだ。

今回はチェックインをしてKAL→手荷物検査→南ウィングの金剛で搭乗開始まで過ごす予定にしていた。

早めに着いているのでKALは休憩時間だった。

そこでとりあえず一般エリアのカードラウンジに入る。

最初は空いていたが徐々に混みだしてほぼ満席になった。

1時間20分前にセキュリティチェックにいってびっくり。

すごい行列。

早めに出てよかった。

並んで20分でようやくセキュリティチェック入り口。

関空のターミナル1をなめてはいけない。

出国審査を受けてラウンジ金剛に入るが大して時間がないのですぐに出る。

初めて乗る航空会社は勝手が分からないので早めに行くことにしている。

スクートのゲートは39だった。

スクートは飲食物を持ち込めないということだったがゲートの横に自販機があったのでお茶を買ってみた。

関空は緩いのかドリンクは持ち込めた。

搭乗して通路を挟んだ横が大阪おばちゃん3人組だった。

乗った傍から騒がしい。

中国人並みに強力なのでガックリ。

最後尾は2列でシート同士が空いていると思っていたがくっついていた。

窓と椅子の間が広い。

離着陸以外なら大きなカバンだって置けるので便利だ。

今回最後尾のアイルシートを取ったが両端の最後尾とその前の窓側席はおすすめ。

それにボーイング787は空間が広く開放感がありエアバスに比べて圧迫感がないので精神的に楽だ。

運良く左隣はいなかったので環境はいい。

ただ右横に大阪のおばちゃん。

堂々とおーいお茶をみんな持ち込んでお菓子も持ち込んだのかバリバリ飲み食いしてる。

聞こえないようにイヤホンしてた。

離陸してすぐにオプションで付けた食事が出た。

賞味300円の食事とコーラとチョコのセットが1600円とかするのは暴挙だがオマケのチョコはおいしい。

あとテーブルの建付けが悪いのか容器が滑り落ちてくるので手で押さえながら食べた。

おばちゃんも2時間もすると話疲れたのか寝てくれたので快適になった。

時間潰しはNETFLIXでダウンロードした映画を2本を観てあとは漫画を読んでいた。

予定より15分ほど早めに到着した。

これまでのタイもバンコクもハノイやホーチミンでトランスファーでまた数時間搭乗しないといけないので直行便は楽でいい。

アナウンスもトランスファーの説明したりLCCの中で一番親切だ。

快適だったけど気になったのは安全確認。

シートベルトとシートを戻す指示が厳しいのは当たり前だけどイヤホンを止めるとかスマホ使用を止めるとか荷物を座席下に置くのも空港会社によって強さがまちまちだ。

スクートはイヤホンに厳しく他は甘いみたい。

ようやっとバンコク、ドンムアン空港に到着。

問題は入国審査。

思いっきり並んでいて数カ所いる審査官のパフォーマンスに数倍の差がありハズレを引くとむちゃくちゃ待たされる。

遅いと分かったらかなり後ろからでも並び直した方が早い。

入国するのに50分近くかかった。

夜到着する便はこれくらい覚悟していた方がいい。

スワンナプームに比べるとかなり小さな空港だ。

手持ちに2500バーツあるので両替はせずSIMショップを探した。

両替は明日大きな街へいこう。

ショップは税関申告なしの出口から出て左手に2ヶ所あったので混んでいない奥の方でAISの15日で4GのSIMを599バーツでゲットした。

今回のSIMは通話付きにする必要がある。

ただAISの15日だと100バーツ分の電話もついていた。

電話が必要な理由はまた後日にでも。

ネットが手に入ったのでドンムアンのローカルホテルを目指す。

外の温湿度はちょうど日本の初夏の夜といったところだろう。

夜ならとても過ごしやすい。

途中で野犬3匹ウロウロしており1匹が横断歩道の押ボタンの真下で寝ていた。

夜中誰もいないので噛まれたらヤバい。

睨みながら横をなんとか抜けることができたがタクシー使った方がいいだろう。

お金があるならアマリエアポートホテルがいい。

フロントを通ったけれど高級そうだったし場所がとても分かりやすい。

歩いて20分近くかかった。

2600円なのでドミトリーのようなホテルだと思ったが内装は思いの外よかった。

ホテル名はドンムアンホテルだが周辺に同じ名前のホテルが3つありその仲で一番遠いホテルだ。

アマリ・ドンムアン・エアポートホテル→8000円以上空港2階から直通で200m

ドンムアン・エアポートモダンホテル→4000円以下空港から実質1kmくらい

ドンムアンホテル→3000円以下空港から実質1.3kmくらい→これ

なんとシャワールームとトイレがセパレートしている。

シャワーは弱かったがこれで2600円なら十分だ。

無事到着してシャワー浴びてこれを書いたらAM2時近かったので明日以降の活動内容についてなにも調べずに寝た。

2日目


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