【2018年2月12日時点で算出可能な情報】
仮想通貨の計算が面倒だったため、含み益も含めた評価額で確定申告を行うことにしました。
クラウドマイニングに支払った全額を経費とみなせるかもしれませんが、税務署から調査を受ける可能性もあるので、損益と必要経費は正しく申告する方針に変更しました。
### 必要経費の按分
クラウドマイニング(ジェネシスマイニング)を24か月契約し、6か月分だけ利用した場合は、支払った費用を使用期間で按分します。
### 取引所での送金と損益計算
– マイニングで得た仮想通貨は全てbitFlyerに仮想通貨で送金していました。
– bitFlyerで取引を完結させるため、マイニング側では「全送金リスト」を保管し、bitFlyerのレポートで損益を算出します。
– 仮想通貨を円で購入した場合は経費がなく収入のみですが、同様にbitFlyerのレポートから計算できます。
しかし、bitFlyerの取引レポートを見ても分かりづらいので、損益算出アプリを探しました。
Excelマクロや式テンプレートはありますが、エクセル自体を持っていませんでした。そこで、会計Free for 仮想通貨がダウンロードレポートから損益計算を行うサービスを提供していることに気付きました。
確定申告の全レポート作成には月額料金がかかりますが、仮想通貨の損益計算だけなら無料です(2018年2月12日現在)。
以下は実際に使ってみた手順をメモとしてまとめました。
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## ■ 目次
– 0. 準備
– 1. レポートをダウンロード
– 2. レポートをアップロード
– 3. ファイルが読み込まれたことを確認
– 4. 損益結果の確認
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まず、会計Free for 仮想通貨に申し込みます。
数日後に「アカウント発行のお知らせ」が届いたらログインURLへアクセスし、ID・パスワードを入力して指示通りに設定変更します。
1. Bitflyerにログイン → 「お取引レポート」をクリック
2. 期間は「2017/01/01〜2017/12/31」など、損益計算したい範囲を設定
3. 「レポートを表示」で期間を更新 → 「旧形式でダウンロード」でExcel(xls)ファイルを取得
> ※ 旧形式以外では会計Free for 仮想通貨が対応していません。
1. ログインURLでアクセス → ID・パスワード入力
2. ホーム画面の「ファイルを選択」からダウンロードしたレポートファイルを選ぶ
3. 「取引履歴を読み込む」をクリック
計算結果に1件以上のデータが表示されれば正常です。
0件の場合はブラウザ(Chrome・IE・Edge)でリフレッシュ(F5)し、再度試みてください。
それでも表示されない場合は、新しい形式のレポートを「表示中のレポートをダウンロード」で取得し直すと解決します。
ファイル入力画面下部に計算結果一覧が表示され、損益金額が確認できます。
黒字の場合は確定申告の雑所得収入欄に記載します。
念のため、画面をPDF化し、XLSとともに税務署への提出時に備えて保管してください。
> 注意:bitFlyer以外の取引所で仮想通貨を取引している場合は、この手順では計算できません。手動で損益計算が必要です。
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### 重要なご案内
– この手順は税務署や税理士に確認済みではありません。
– 会計Free for 仮想通貨を全面的に信用した方法ですので、自己責任の下で実施してください。
– 大きな利益(何百万・何千万円)を得ている方は、税理士への相談をおすすめします。
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