生まれて初めてインフルエンザにかかって

タイ帰国後1週間程度風邪のため体調が戻らず治ったと喜んでいた矢先にインフルエンザにかかってしまった。

実は生まれて初めてインフルエンザに感染した。

これまで予防接種を打った経験も少なかったので自分の体質は風邪にはかかりやすく、インフルエンザにはかかりにくい免疫だと勝手に思い込んでいた。

冬は出歩かないし風邪をひいていそうな人を注意深くチェックして避ける癖があるので感染経路は2カ所しかなくインフルエンザの潜伏期間を1~2日と設定するとジムか車検屋さんのどちらかだろう。

発症は運が悪く第5回タイ旅行の打ち合わせの日だった。

当日はまだインフルエンザと判断できず熱も朝から37度だったので風邪薬を飲みそのまま待ち合わせ場所まで出かけた。

もちろんマスクをして定期的に携帯アルコールで消毒をして他人へ風邪を感染さないように注意をしていた。

この1カ月に1回しかなかった打ち合わせを1日前後どちらにでもいいのでずらせていたら発症当日に病院でタミフル、リレンザなどの抗インフルエンザ薬を処方してもらい発症期間を最小限に抑えることが出来た。

運の悪さは折り紙つきなので仕方がない。

打ち合わせ自身も運が悪く名古屋駅周辺でまず打ち合わせをする喫茶店などがどこへ行っても満席で見つからない、いったん決めた日程を変更希望の人がおり理由などで長引くだけ長引いたうえ全員が折り合う日程で予約すると名古屋ーバンコク往復が55000円とこれまでの最高額の旅費になってしまった。

2万円近く損した気分だ。。

ホテルなどの予約をすべて終えた夕方になると頭痛もひどく他人と旅行なんてするべきじゃないと反省していた。

帰宅時には吐き気がしておりこの時点でもしかしたらインフルエンザではないかとも考えたがとても病院で待っていられる体調でもなかったので自宅に戻り寝た。

体温は39度ありこの時点でインフルエンザを確信した。
寝たり起きたりを繰り返して翌朝に近所のやぶ医者もとい、ホームドクターへ駆け込んだ。

鼻水を採取してもらいインフルエンザ検査を受ける。

結果は香港A型の陽性だった。

そして処方されたのがクラリスロマイシン、カルボシステイン、カロナール500mg、リレンザだった。

このホームドクターはどんな病気にも抗生物質のクラリスロマイシンを出してくれるので耐性菌を作る実験でもしているのではないかと疑いたくなってくる。

以前文句をいったら本気で嫌な顔をされたので処方された抗生物質は捨てることにしている。

とにかく欲しかったのは抗インフルエンザ薬だ。

リレンザは口から肺に吸入するタイプで準備が面倒だった。

出来れば普通に服用できるタミフルでよかったのだがここにもホームドクターのこだわりがあるようで肺から吸入するので効果を発揮するのが早いらしい。

熱でボーっとしている人間に面倒な操作をさせるのもどうかと思うが医師のこだわりには敵わない。

そして通院した発症2日目はずっとベッドの上で過ごして体温38.6~39.0度を行ったり来たりして頭痛、腰痛、悪寒、だるさ、食欲不振に悩まされた。

サンドウィッチとそぼろごはんをコンビニで買ってきて少しずつ摂ったがチョークだかクレヨンを食べている感じで飲み込むのもやっとという感じ。

カロナールを服用するものの効き始めが遅く3~4時間後にようやく1度熱が引く程度だった。

下がっているのも3時間未満だった。

しかしインフルエンザには禁忌の解熱剤が多い。

ロキソニン、ボルタレンも服用NGなので風邪だと思って気軽に飲むと命を落としかねないので注意をすべきだろう。

禁忌は風邪薬などにも含まれている可能性があるのでインフルエンザを疑う場合はとにかく早く病院に駆け込むことだ。

発症初日に飲んだ風邪薬はタイで買ってきたTiffyという薬で解熱剤にはカロナールと同じ成分であるアセトアミノフェン(パラセタモール)を使っていたので助かった。

発症3日目にはリレンザの効果が出たのか37.2度~38.3度を行ったり来たりするようになった。

薬を使っていなければあと2日間は39度近い熱が出ていたと思われる。
それでも37度台が続いているので体はだるいし鼻水・鼻詰まり、脇腹痛、頭痛と目の痛みなど前日より多少動ける程度で基本ベッドの中で生活していた。

特にひどかったのが下痢だった。

頭痛と下痢のダブルコンボは以前患った尿管結石に匹敵する痛みにすら感じた。

それでも食事がとれるようになったのが救いで近所のスーパーで弁当を買って食事をとることが出来た。

発症4日目にようやくリビングで生活していた。

体温は37度前半から下がることはなかったがだるさ、悪寒、頭痛、腰痛が治まったのが大きい。

一方で鼻水・鼻詰まりと喉痛が強くなってきた。

ここで初日飲んだタイで購入したTiffyを服用した。

1錠でパラセタモール500mg配合で鎮痛薬としては処方されたカロナール500mgと同じなのだが効きの早さが違った。

20分程でのどの痛みも鼻詰まりも解消してくれた。

発症5日目は食事も普通に戻りTiffyを服用するのもやめたので鼻詰まりに悩まされる。

これは発症7日目まで続き徐々に消えていった。

最後に残ったのは脇腹痛と腰痛、背中痛だった。

脇腹痛は以前より悪化して寝起きが特につらい。

そのせいで姿勢が悪くなっているのか背中が痛い。

テレビは一切観ていなかったので後に知ったがインフルエンザの最中に北海道でまた地震があった。

ぞっとするのはインフルエンザで寝ていないといけないタイミングで地震が襲い家から追い出されてしまうと肺炎を併発しそうで怖い。

あと独り身で病気になった場合、近所にコンビニがあるか、もしくは店屋物の出前をしてくれる店があるかというのが重要ではないかと思う。


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