GPD POCKET2でPCSX2を使いPS2ゲームをやってみた

猛烈にPS2の決戦シリーズで遊びたくなってきた。

押し入れを探したら決戦2と決戦3が見つかった。

決戦1も購入したのでもっと探せば見つかるはず。

決戦シリーズはコーエーがテクモと合併する前の作品だ。

決戦2は三国志の世界で妖術を使ったり曹操軍にヒミコが参戦していたり許チョ( ‎虎痴)や荀郁が女性だったり美三娘や張飛の娘たちという知らない人物が主要キャラに居たり、劉備は中国を統一するなんてことは考えずに貂蝉の尻を追いかけて戦っている、そしてその貂蝉役が中山エミリというカオスでぶっ飛んだゲームだ。

それに比べて決戦、決戦3は戦国時代を題材としたゲームで決戦2に比べるとまともな登場人物になっていた。

個人的には色物の決戦2がPS2の中でも屈指のゲームだと思っている。

単騎を操る三國無双などと違い群集を操る画期的なゲームで同じようなシステムのゲームとしてはPS3、PS4で発売されているブレイドストームしか知らない。(オリジナルはエイジオブエンパイアと主張する人もいるが細かいキャラがちまちま動いているあのゲームとは違う)

このゲームを遊ぼうとPS2を引っ張り出そうとしたがそろそろPS2のエミュレータも遊べるようになったのではないかと試してみることにした。

そこで折角なので昨年末に旅行用に購入したGPD POCKET2にエミュレータをインストールして遊んでみる。

使ったエミュレータはPCSX2でBIOSは昔にPAR3で手持ちのPS2から引っこ抜いたものを使う。

手順は全て端折るのでやってみたい方はググって調べてね。

PS2本体とゲーム、PC+DVD-ROMそれと中古のSWAPMAGICかメモカブートあたりがあれば何とかなる。

まずは決戦2を遊んでみた。

はっきりいって遊べるレベルではなかった。

パッドの操作が緩慢で美三娘がチュートリアルで説明をしてくれるのだがパフォーマンスが出ないのか声を充ててている小山茉美さんの声がおっさんのようになってしまう。

そこでスピードハックの設定をプリセットから5まで上げるとなんとか声優陣のまともな声になった。

しかし妖術を使おうとしたりすると途端に動きがスローになったりするため遊んでいるとストレスがたまる。

3D画面で遅くなり2D画面や動画なら普通に稼働するので軽いゲームなら問題なく動作すると思われる。

他にドラクエ8を久々にやってみようとDVD-ROMでISOにしてゲームを進めてみた。

オープニングから数十分はサクサク進んだが占い師の水晶を取りに行くフィールドのモンスターが出現し戦闘途中でバグってしまうので諦めた。

設定を色々変えてみてもダメだった。

残念ながら決戦2もドラクエ8もGPD POCKET2+PCSX2ではまともに遊べないというのが結論だ。

その後LENOVO 320Sで同様に決戦2を稼働させたらストレスなく普通にプレイできた。

(スピードハック設定は1のまま)

このゲームかなり重いのでこれくらいのCPUスペックがあればグラフィックボード無しでも大抵のPS2のゲームは遊べると考えられる。

ドラクエ8はやはり同じところでバグるのでPC側の問題というよりエミュレータの再現性の問題だろうか。

PS系のドラクエは不安定だった記憶があるのでソフトの作りが悪いのかもしれない。

自宅を探せば40~50本PS2のソフトがあるが他に遊びたいものも無いので稼働実験はここまでとした。


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