食費の節約術 ~ 退職して2年間で半減

会社を退職してまもなく2年が経過する。

これまでの感想から特に付け加えることもなさそうなので退職して節約に心がけた事をまとめてみたい。

食費の実績としては、

月8万円(2017年以前)

月4万円(2018年)

月3.6万円(2019年)

なのでかなりの効果があった。

毎月家計簿を包み隠さず公開しているので確認して頂ければ食費の減少傾向が可視化されている。

2017年以前の家計簿はないが一日3千円つかっていたので計算するまでもなく8万円は軽く越えている。

節約のプロから見たらこの程度は甘い支出が多いかもしれない。

人それぞれに生活レベルがあり削減を許せる範囲、許せない範囲が異なるので真似してもストレスが大きすぎる又は逆に節約が緩すぎて話にならないかもしれないが月8万円使っている人には参考になるかもしれない。

スマホで家計簿をつける

昔は主婦向けの雑誌の年初もしくは年度始まりに家計簿の付録が付いていたので購入して記入していた方も多いかと思う。

いまやスマホに家計簿アプリがあるのでそれを利用すればいい。

家計簿アプリはカメラでレシートを撮ればOCRで読み込んでくれるので手入力をすることは少ないので簡単だ。

そして家計簿はダイエットに似ている。

例えばジムで1時間ジョギングするとカロリーが算出される。

基礎代謝+生活代謝に約400キロカロリー上乗せが出来たわけだ。

そしてスーパーやコンビニでポテトチップスを買おうと手を伸ばして330キロカロリーと書いてあるとこれまでは簡単に購入できたがさっきのジョギングが無かったことになってしまうので考え込む。

その場は買うかもしれないがジムの運動がなかったことになるのは嫌なので徐々にお菓子に手を出さなくなる。

そして体重を図っていれば痩せている実感も沸くので更にジムを続けカロリーが多いものに手を出さないスパイラルができる。

家計簿も同じで記入するとカテゴリー別に支出が可視化できるので何を減らせばいいか目標が立てやすい。

そして消費する都度にスマホで記入する。

紙の家計簿と違って常に持ち歩いて当月の合計金額をチェックすることになるのですべての支出に節約を気にするようになる。(はず)

しかしダイエットも節約も一気に無理な制限をするのでリバウンドが起きるのでゆっくり変えていくのが大切だと考える。

それにいきなり生活を変えて節約生活をするとストレスになる。

退職して人間関係のストレスがなければまだいいかもしれないが退職前にセミリタイア資産を増やそうと無理な節約をして倒れてしまっては意味がない。

コンビニを使わない

退職する前はコンビニ大好き。

飲み物、食べ物、日用雑貨は出勤前も業務中も帰宅後もコンビニで買っていた。

しかしコンビニは定価なので無駄に高い商品が多い。

それに目的の商品以外の例えばお菓子やデザートをついでに買ってしまう。

便利さとトレードオフなので仕方がないが退職したら便利さよりも価格が大切だ。

そこでコンビニを使うのはやめた。

海外旅行では水や酒を買ったり、国内旅行ではコンビニコーヒーを飲んだりしているがこの2年間で通常の生活でコンビニに入店した記憶があるのはインフルエンザと風邪で動けなくなり弁当やのど飴を買った時と税金の支払いだけだ。

そこまで徹底する必要もないが一旦利用をやめてしまえばコンビニは存在しないことに出来る。

家計簿をチェックしたわけではないが月額1万円以上は節約できたはずだ。

喫茶店を避けるか安いショップに

スタバ、コメダ、ミスドが大好きだった。

月によっては毎日通っていたしスタバの100円お代わり(現在は150円?)を使っていたので下手をすれば1日2回以上通っていた。

単純計算しても1カ月1万円以上使っているので出来るだけ減らした。

この2年間でスタバとコメダは3回しかいってない。

その代わりに220円コーヒーのドトールは月3~4回利用している。

喫茶店に行く理由はコーヒーを飲みたい時と休憩したいとき。

前者は家で飲めばいいし後者ならできるだけ安い喫茶店であるドトール、カフェベローチェかイートインでコンビニコーヒーを飲めばいい。

家飲みのコーヒー豆が追加支出になるがリーズナブルな豆を買えば毎日2~3杯飲んだところで月2000円もかからない。

これも節約に貢献している。

500mlペットボトルを減らす

通常160円のペットボトル飲料。

コーヒーに続き飲料代だ。

これも毎日1~2本飲んでいると1万円コースだ。

旅行や外出中だと脱水や便秘になるのは嫌なので買うが家でまでペットボトルで飲む必要がない。

家ではコーヒー以外の飲料はティーバックのお茶だ。

夏は麦茶、冬は緑茶で充分だ。

ジュースを飲むなら別だがミネラルウォーターやお茶をペットボトル買って飲むのは今やあり得ない。

以前は外出でも水筒を持ち歩いていたが忘れることが多いのでやめた。

安いスーパーを探す

コンビニ大好きだったのでスーパーを利用しても一番近いお店だった。

どちらかといえば高級店だったがコンビニがメインだったの利用していても気にならなかった。

退職してからスーパーを巡る機会も増えて近所のスーパーがどれだけ高い店だったか愕然としていた。

同じものを買っても下手をすると3割支払いが変わる。

それに安いスーパーといっても得意分野があり野菜が安い、野菜でもトマトが安い、レタスが安い、キャベツが安い、キュウリが安い、魚が安い、魚がそこそこ安くておいしい、魚のラインナップが多い、鶏肉が安い、小分け鶏肉が安い、国産豚肉が安い、カナダ産豚肉が安い、アンガス牛が安い、豪州牛が安い、カップ麺が安い、有名メーカーのカップ麺が安いなど店ごとに微妙に品質や値付けが違うので挙げたらきりがない。

現在は6~7店舗利用している。

一品一品安い店を回っているとガソリン代がかかるのでデフォで行く店、面倒なときに済ませる店、ジムのついでに行く店、おいしい食材を探しに行く店、全体的に安いものを探す店x2店舗、野菜(レタス、トマト)を買い込む店と分けている。

安いスーパーは地元密着型のローカル店舗が多いがそれらに匹敵する全国チェーンのひとつにイオンビックがある。

安いお店1店舗と7店舗回るのでは節約に大差は無いと考えているが主夫のような気持で安くておいしい食材を求めてスーパーを回るのが楽しくなってくる。

主食は炊飯器で炊く

ご飯はレトルトを買っていた。

退職してからも1年はそうだった。

ご飯のレトルトはかなり安くなっておりお米から炊くのと費用に大差がなかった。

その後1カ月札幌に滞在した時に炊飯器でご飯を炊いた。

やはり炊き立てはおいしい。

大差がないとはいえ炊いた方が少し安いので遅ればせながら昨年冬から炊飯器で炊いてご飯を食べている。

少しの手間でおいしいものを価格差なく食べられるという意味では節約なのだろう。

冷凍保存の利用

二つの意味がある。

冷凍食品を買ってきて小分けにしておかずにする。

料理や生ものを冷凍保存して小分けにして利用する。

食費が4万円を切っている理由の大半はこれだ。

前者で代表的な食品がパスタときしめんと餃子だ。

パスタは日清製品を140円程度で買ってきて野菜+サイドメニューにコロッケあたりで1食になるので使い勝手がよく安い。

冷凍きしめんは珍しく見つけるのが困難なのだが常に提供しているスーパーがあるので必ずストックしている。

うどんはあまり好きではないがきしめんは出汁に絡みやすいので食べやすくて重用している。

レンジで解凍、出汁を薄めて沸騰したところに放り込んでトッピングをつければ完成なので簡単だ。

餃子は味の素か王将のを1食で半分利用してメインのおかずに出来る。

そして後者の料理や生ものの冷凍だが始めた当初は実は廃棄が多かった。

冷凍してあることを忘れて日が経ちすぎることが多かったので冷凍したら1週間以内に使ってしまうようにしている。

冷凍の利用は食費節約に大いに貢献している。

野菜の小分け利用

パック入りサラダを買うと高い。

種類は多いが量は少ない。

少ない割に高い。

円筒のプラケースに400円、500円で普通に売っている。

生野菜を買ってくると1日で食べきれない。

使い切れないからサラダを買っていた。

しかし野菜は案外日持ちする。(当たり前だがその当たり前を理解していなかった)

レタス1玉、トマト3~4個を買えば5日間のサラダが作れる。

この時期安い店なら400円以下で買える。

朝食は自宅でパン

退職当初は毎日ガストで朝食をとっていた。

一番安いセットだって1カ月食べていれば1万円になる。

節約でなのか冬寒くなり行かなくなったのか定かではないが現在は食パンを焼いている。

最初はガスレンジで焼いていたが昨年2月に安いオーブントースターを購入してからは毎日利用している。

独身者の基本でパンは1日分だけ外に出しておき残りは冷凍庫だ。

冷凍すると味が落ちるので一斤5枚切りの70円パンで十分だ。

ランチは安い店を利用

自炊ばかりだと節約というよりも貧しい感じになるのでランチの多くは外食にしている。

夕食を外食よりランチの方が割安感がある。

たまに1000円のランチや2000円以上のうな丼を食べることもあるがほとんどがくるくる寿司、かつや、スガキヤ、博多ラーメン屋、定食屋、牛丼屋、モスバーガーを利用している。

くるくる寿司は普通に食べると1000円近いがうどん、ラーメン、ハンバーガーなどサイドメニューを食べ安くあげている。

モスバーガーで飲み物に水を頼むのは基本になっている。

ちなみに割と近くにマクドナルドもあるが入店するのは年に2回程度だ。

味の割にコスパ悪いということもあるがモスより太る気がする。(個人的な意見です)

節約も大事だが食事をあまり質素にしすぎるのはつらい。

あとポイントとして簡単に作れそうな料理は外食しない。

カレー、うどん、ステーキ、煮魚、お好み焼き、焼きそばとか。(うどんでも博多うどんは外食している)

てんぷら、かつ丼、エビフライ、ラーメンなどは原価率が低くてお得感がなくても作れないのでお店で食べる。

アルコール類

基本アルコールは飲まない。

下戸ではないし退職前は飲み歩いていた。

若いころは毎日洋食屋でワインボトル3本空けていた頃もあった。

ある程度の年齢になってからはわいわい騒ぐことやお姉ちゃんがいる店が好きなだっただけ。

だから旅行以外で晩酌をしたことが無いしわざわざリカーショップやスーパーでお酒を買おうとも思わない。

第一冷蔵庫に酒があっても飲まない。

でもヤバかったのはビール園の出来立てビール。

あれが近所にあったら毎日飲んだくれていそう。(‘Д’)

むかし通勤経路に工場直送ビールを契約を提供している魚料理屋に通っていたのを思い出してグーグルマップで調べてみたら潰れて違う店になっていた。。。

直送ビールとサーモンハラス焼きと銀だらのカマ焼きが絶妙のマリアージュだった。

通っていた最後の頃塩辛かったり焼きすぎだったり生焼けだったり品質が安定しなくなっていたので料理人が変わって味が落ちたためだろうか。


一気に殴り書くつもりだったが長くなったので食事編で一旦〆る。

食費以外の生活編はまた別の機会で。


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