熱中症気味で登山断念

また例の如くロングライフパン消費のために低山トレッキングをする。

今回は翌日から贅沢な食事をする予定なのでその前に身体を絞る目的もある。

登るのは春日井市にある弥勒山を含む3つの山だ。

とはいえ距離と難易度は前回の猿投山と大差はない。

こちらのサイトで事前確認をした。

初めて見たが途中の高蔵寺ニュータウンの団地群はかなり広大だった。

このすぐ先に山があるなんて走っていると想像できない。

でも団地の石尾台や高森台地区からは徒歩圏内だ。

春日井市野外教育センター 第2駐車場に10時頃到着した。

気温はすでに30度を超えている。

ここから先程の案内サイトと全く同じコースを回ることにするつもりだった。

しかしYAMAPをスタートさせると三山の地図がダウンロードできると表示されたので、

地図の通りに歩くことにした。

持ちものはロングライフパン2つと1リットル烏龍茶、ジンバルカメラ、あと写真にないが扇風機と塩タブレットだ。

同じ日に買ったパンだから一気に2個消費する。

その代わりにおにぎり買うのはやめておいた。

荷物をリュックに詰めて淡々と登っていたがなぜか前回より足取りが重くなっていく。

理由は暑さだ。

前回とほぼ同じ気温のはずだがいくら登っても涼しくならない。

汗が滝のように流れ出るのでお茶を飲む。

お茶を飲めば汗が出るので水中毒にならないよう塩タブレットを噛みながらお茶を飲むの繰り返し。

首からかけた扇風機の効果を感じない程暑い。

麓の気温は猿投山に登った時と変わらないはずだがとにかく暑く感じる。

そして道樹山の頂上まであと少しで首が痛くなり脇下が軽くつった。

頭痛もする。

普段の偏頭痛は右目奥だが左の額に痛みがある。

少し目が回ってきた。

そこでしばらく休んで考えた。

頂上を越えれば残りは下りなので惰性で歩ける。

しかし一周してクルマに戻るためあと6kmある。

この状態で6km歩けるか?

1リットルあった飲み物がこの時点で半分まで減っていたのが決め手となり途中下山することにした。

この体調で途中で飲み物がなくなるのはまずい。

勇気ある撤退は大切だ。

下りてみると歩いたのはたった3キロなのでクルマのエアコンに当たって涼んでしまえば疲れは残っていない。

熱中症の症状もあっという間に消えた。

頂上まで登ったらあとは下りなので惰性で一周できた可能性が高い。

でも人の気配を感じない山道で熱中症は命取りなのでやめて正解だった。

まだ昼前だ。

さてどうしよう?

クルマの中でパンを食べつつ考える。

途中に庄内川があったので折りたたみ自転車で走りたい。

しかし前回中津川公園のままタイヤに空気が入ってない。

諦めよう。

ここまで来る途中で東谷山フルーツパーク行きのバスが気になった。

(電光掲示板は写真を撮っても見えない)

弥勒山近くの駐車場からフルーツパークまで戻る方向で8kmなので行ってみた。

なんの予備知識もない。

到着して最初は第4駐車場に停めたがグーグルマップでまだ入口まで遠いので第3駐車場に移動した。

釣りもできるようだ。

園内マップを見る限り旬にぶどう狩りとかみかん狩りとかできるんだろう。

あとで調べてみると基本は販売のみで収穫体験がある。

ドーム状の温室以外は無料で回れる。

歩き回ってみたがお客さんの目当ては、くだもの館(即売所)のようだ。

平日なので観光客はポツポツと数えるほどでほとんど地元の人が野菜や果物の買い物にやってきてる。

一通り眺めて安くておいしそうな野菜をゲットした。

米ナス2個(168円)、水耕レタス(120円)、小さい玉ねぎ10個(100円)で税込419円だった。

近所の激安スーパーでも水耕レタスは180円するし大きめの米ナスや玉ねぎもこの値段では買えない。

いい買い物ができた。

米ナスはみぞれ炒めと麻婆ナスにして食べた。

皮が厚めだったがそれでもおいしかった😋

玉ねぎは冷凍だ。

炎天下の低山登山は飲み物を準備してもダメなこともあると学習した。


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