AMERIKAというドラマがアメリカの未来を予見?

今のアメリカの状況で大昔に観たドラマを連想した。

それは1980年代のアメリカのドラマでAMERIKAというタイトルだった。

つづりを間違えているわけではなくKで正しい。

1980年以前生まれの方なら1980年代後半から90年代初頭にVビジターという米ドラマが日本でも流行ったのを覚えていないだろうか?

爬虫類のような宇宙人が人の格好に擬態して最初は友好的なフリをして人類に近づいて徐々に本性を現して地球を植民地化しようとしそれに気がついた一部の人達がレジスタンスを結成して戦うストーリーだ。

当時日本でかなり盛り上がっていた。

余談だが地球側のヒロイン役のフェイ・グラントという女優のファンだった。

ビジターが流行っていた頃は日本でも人気があった女優さんだ。

2009年からリメイクされているらしいが話題になった記憶もない。

でもAMERIKAを連想するまではVビジターを観ていた事も記憶の彼方になっていた。

その後にツインピークスも大ブームになって日本でも映画が公開されて湧いていた記憶がある。

当時日本はバブルだったのでロケ地を巡るツアーもあったと記憶している。

それらブームと時を同じくしてAMERIKAという米ドラマもひっそりと日本に上陸していた。

米ドラマブームで当時の日本のどこかのメーカーが版権を買ったかして日本語でVHSレンタルされていた。

当時はまだリベラル思想で左受けしそうな内容なので借りて観ていた。

数は少なかったが同じ思想の人が嬉々として観ていたのかもしれない。

主演はクリス・クリストファーソンでカントリーソングの歌手兼テレビ俳優だった。

ストーリーは当時の米ソ冷戦時代に、

ソビエト連邦の仕業でアメリカ上空の成層圏で四つの巨大な核爆弾が爆発した。

人を殺傷する事はなかったが爆発によって巨大な電磁パルスが生じコンピューターにインプットされていた莫大な量のデータが一瞬のうちに消し去られた。

発電機のコイルが焼き切れ電話は不通となる。

コミュニケーションの時代は千分の一秒で終りそれとともにアメリカの軍事的、政治的、経済的覇権は終焉を迎えたのだった。

戦争に至ることもなくアメリカは敗戦し占領された。

端折った始まり方だったのでこれで何故負けるのか理解しにくかったが戦争に勝つことだけが他国を侵略する手段ではないと別の方法論を提示したドラマだった。

現在だと日本映画「サバイバルファミリー」あたりを観れば電力供給が完全に止まった国は江戸時代のような生活に戻るので簡単に占領されると推定できる。

このドラマは戦争をせずに資本主義が共産主義に敗北したところから物語が始まる。

まず占領下で国名をAMERICAからロシア読みのAMERIKAに変えさせられてしまうというショッキングな内容であり新しい国名がドラマのタイトルになっている。

一切の殺戮もなく平和的に世界を赤く塗り替える…日本のリベラルよ、ワクワクしねえか?!(悟空風

それからアメリカ人の主人公が追い回されたり洗脳収容所に入れられるとかその家族が生きるために屈辱的にソ連高官にすり寄るとか主人公がレジスタンスになり地下組織で戦うという暗い人間模様が延々と展開していく。

当時のアメリカ国民にとってソ連に負けるなんて屈辱的なストーリーが受け入れられるわけもなく視聴率も悪く不人気だったので続編のシーズン2はなかった。

不人気なので逆に版権が安くなり当時の米ドラマブームで輸入されて日本でもレンタルできたのではないかと想像している。

日本はバブル期末期でイケイケ状態なのでこんな暗いドラマが流行ることもなく消えていった。

しかし共産主義に情報戦で屈して国として抗うこともないままに侵蝕されるというシナリオがアメリカの将来を暗示しているようで怖い。

アメリカの状況として大統領選でバイデンを仰ぐリベラルもしくはグローバリズムとトランプを仰ぐ反グローバリズムもしくは強いアメリカを望む保守との分断が顕著になっている。

但しバイデンはリベラルでも内寄りなのでグローバリズムらの望みはもっと外に寄った大統領の登場でありナショナリズムよりマシだと仕方なく選挙に担いだ形になる。

それを裏から支援したのがかの国ではないかという噂も絶えない。

かの国がグローバリズムやリベラルと手を組み強いアメリカを望むトランプを排したという見方もある。

強大な相手を倒そうとしたときに敵の敵は味方というのは普遍の真理だ。

米大統領選ではマスコミのトランプ叩きが常軌を逸していた。

その一方でドミニオンや郵便投票の不正の真偽以前にマスコミが不正の「ふ」の字すら取り上げるそぶりもなかった。

政府とは別の組織から戒厳令でも受けているごとくに。

アメリカ国民の半数以上どころか民主党派ですら不正投票があったのではないかと疑心暗鬼に陥ってるなら調査して不正投票が無いなら無いとレポートするのがジャーナリストの務めではないだろうか?

選挙だけではなく彼の成果をも奪い上げようとしている。

例えばワクチンを2020年末までに配布開始をする大統領肝入りのオペレーション・ワープ・スピードは日米メディアがそんなに早くワクチンが開発して配布できるわけがないと夏頃に彼を嘲笑していたのだ。

日本のワイドショーでも散々叩いていたので忘れたとはいわせない。

それを間に合わせたのは彼の手腕だ。

次は2021年末までに接種が終わらないのは開発が遅かったからと誘導し始める。

アメリカの接種進捗が遅いのは後任大統領の問題だろう。

米国歴代大統領の中で唯一戦争を起こさなかった大統領でありこの4年間交渉一本の外交を行ったことからも戦争を忌避していたことがわかる。

もしくは戦争は合理的解決ではないとビジネスマン視点で考えていただけかも知れない。

それでも結果としての成果であり、過去の大統領は何かあれば武力行使で相手国を黙らせていた。

彼の経済や平和への貢献すら無かったようにしている。

ただこれは敢えてというよりマスコミに就職する人々は理念が優先するためまともに仕事ができない人の成れの果て(高橋洋一氏談)らしいので成果を正しく評価ができないだけかもしれない。

国境の壁を建設したのも不法移民が勝手に流れ込んでいるし犯罪率が上昇して国民に実害がある。

不法流入を止めるのは国のトップとして当然の措置だ。

「不法」を削除してあたかも正当な移民者に血も涙もない人権侵害や違法行為を犯しているような報道を繰り返していた。

更には警官の黒人射殺事件と連想させてトランプには人権意識がないという印象操作まで始める始末だった。

ウイグル弾圧がジェノサイドと認定したのもトランプ陣営だったが人権派であるべきのメディアやリベラルはスルーで日本では天変地異があろうが五輪実行委員トップの発言を連日連夜垂れ流している。

この人達の頭の中にある人権に対する優先度が理解できない…

最近ようやく国営の英BBCが動いたくらいでどれだけ世界のメディアも某国に忖度していることやら。

トランプの外交手腕だってあれだけ仮想敵国が再選を嫌っていたことを考えれば言わずもがな。

彼はナショナリズムの下に強いアメリカを取り戻すという公約通りに仕事をしただけだ。

せめて彼の行ったことを正確に報じた上でグローバリズムやリベラルメディアは彼のイデオロギーに同調や看過できないと正々堂々と非難するべきだった。

アメリカはメディアがいくら左に寄っていようが自由の国だから問題ない。

しかしやったことは情報の隠蔽、歪曲、切り取り、印象操作だ。

卑怯という言葉しか思い浮かばない。

米マスコミがジャーナリズムとしての最低限の機能を失った瞬間だ。

アメリカと異なり中立であるべき日本の全てのメディアも右へ倣え、もとい左に倣えで米リベラルメディアの情報をそのまま伝えていた。

大統領選にあたりGAFAを含めた大手企業までもがバイデン側擁護に同調した。

Twitterが大統領アカウントを消したのは有名なはなし。

当時トランプサポーターの発言がごっそり削除されたり今でも例えば弾劾裁判に関する特定の人名やキーワードを呟くと削除されたりなぜか児童ポルノ発言と認定されてブロックされているひともいる。

これではどこかの国の言論統制と何も変わらないじゃないか?

ClubHouse(クラブハウス)が流行り出しているのをマスコミは紹介による特別感と結論付けているが背景には録音不可で検閲が難しいという自由言論を求めてのトレンドだろう。

(実際には中国批判や左派批判をしたらBANされた人がいるのでので結局このアプリも検閲されていると思ったら共産圏のアプリなのか…ということはマスコミの宣伝は…)

米マスコミ、グローバリズム、リベラル、民主党支持者、造反福音派、米企業、各種利権団体、労働団体、日マスコミは各陣営でそれぞれ違った思惑と理由があったのかもしれない。

それでも特定の方向に大きな潮流が起きている、若しくは誘導されてしまったのではないか?

大統領選直後にはグローバリズムと反グローバリズムで分断を起こし瓦解する危険性を孕んでいたがトランプが引く形で決着した。

そして大統領選でトランプ元大統領の排斥運動を企業、マスコミ、各種団体が連携して水面下で準備していたことは奇しくも左派の記者がTIME誌で記事にした。

このレポート呆れる内容だが重要な部分がぼやかして書かれている。

郵便投票を増やす活動をしたようだがそれでなぜバイデン側が勝てる仕組みだったのか?

ドミニオンには触れていないが投票総数が前回より遥かに多かったのに不正投票はなかったのか?

米国全土の大規規模裏工作はどこから資金提供があったのか?

疑惑が深まるレポートで一部の情報を開示しただけで某国や極左団体などの関わりを否定するためだけに発表した言い訳にしか見えない。

問題なのは内紛が燻った状態で内政に力を入れている間に某国が世界の覇権を握ってしまおうというシナリオだ。

ドラマの情報戦はデジタル戦だったが現在の情報戦はマスコミやネット書き込みやSNSを利用した人心誘導だ。

情報戦といえば五○党の存在は10年以上前に明るみになっている。

今や更に進化しているのではないだろうか。

某国を擁護してきた極左メディアですら野望がむき出しになっている国だと取り上げているのに今更陰謀論とする状況でもない。

逆にこの期に及んで陰謀論と反論している人の方に危惧する。

自分がもし彼の国のトップなら足がつかないよう国や企業を何段も中継して反トランプ陣営に最低でも資金援助くらいはするぞ。

ただ選挙や前述のレポートを見てもわかる通りトランプ陣営に比べてバイデン民主党陣営の方が水面下の謀略に長けているのでトップの癒着さえ存在しなければ彼の国といい勝負をしてくれるかも知れない。

このドラマは、最期は共産主義の後塵に拝する民主主義を1980年代に予見していたのではないかと考えてしまう。

アメリカンジョークにもならないが前述のVビジターで爬虫類が仮面を被り友好的なフリをして同じ文化を持っているかのように装い途中から牙を剥くというストーリーは某国が資本主義社会への攻め方を参考にしているのではないか。

更に地球侵略の指揮を取ったトカゲ宇宙人のリーダーを演じた女優さんが今やバイデン&オバマの応援とトランプを追いやるツイートやリツイを繰り返して役どころそのまま過ぎだ。

地球側のレジスタンスを演じていた女優さんがトランプの応援をしていたら30年の時を超え、ドラマと同じ対立構図で興味深かったが残念ながらSNSはやっていないようだ。

冗談はさておき日本もアメリカ同様に国民の分断が起きないように注意しないといけない。

当時二大政党となり政権まで奪取した民主党が瓦解しているのが救いで逆の意味で鳩山さんや菅直人さんが日本の救世主のようなものだ。

彼らがリーマンショック後の政権でダメ政党をアピールしてくれなかったら次の選挙ではコロナ禍で嬉々として政権叩きを続けるマスコミの所為でリベラル政党が圧勝していただろう。

日本は二極化しようにも一方の勢力がマスコミや一部の大学教授や学者あたりにしか存在しない。

だから悪口を撒き散らしているだけの野党に見切りをつけ自民党の内側にリベラルの橋頭堡を構築しようとしてそれを支援するマスコミという構図も見え隠れした。

石破さんだってそこまで左に変遷している気はしなかったが総裁選では無理やりマスコミがリベラルの救世主のような扱いで連日持ち上げて本人も乗った形になってしまったので国民が気味悪がって拒否反応を示しただけだ。

国内のマスコミには碌な演出家がいなかったようで日本の分断は不発に終わったと感じた。

ただ対立軸は右左だけではない。

例えば今ならコロナ感染を気にしない人と気にする人、老若、男女、貧富、ホワイトとブルー、都市と地方、職種といくらでも二極化に煽動できる材料がある。

彼らの手口は直接手を下さず色々なものを媒介して分からないように二極に傾く情報誘導で国民を疑心暗鬼に嵌めて分断を謀って混乱に乗じて掻っ攫っていく火付け盗賊だと分析している。

(これすなわち離間の計)

警察が捜査する時にその事件で誰が利益を得るかで犯人を洗い出すのは万国共通だ。

アメリカの分断で誰が利益を得ているか?このコロナ禍で誰が得をしたか?

みなまでいうまい。

我が国も陥れられないようにするためには国民の持つ多様性から二極化へ進まないこと。

そのためにはこの記事も含めてリベラルや保守から流れる全ての情報にはバイアスがありメディアやSNSは常に切り取り、印象操作、場合によっては嘘をついていると認識すること。

国民一人一人が疑惑の目で見ていくのが肝要だろう。


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