コレクション投資の厳選12種

株価もファンドも仮想通貨もバンバン騰がっているが実体の見えないものに投資するのが嫌になってきた。

そんな天邪鬼なのでアゲアゲ相場では稼げない。

株式やファンドの興味が薄れているので現物でいい投資先が無いか探している。

現物投資といえば一般的に不動産かコモディティになる。

でも不動産をホイホイ買う金はない。

REITは嫌い。(少しだけREITファンドは持っている。

するとコモディティだ。

一般的にはコモディティはエネルギー、金属、農産物のETFだがなんかこれも違う感がある。

金属のETFは積み立てていたりするがやはり目に見える現物の方が好きだ。

ゴールドインゴットは3年くらい前に買っていたが5500円を越えたあたりで割高な気がして不定期積立購入をやめた。

(不定期は積み立てというのか?)

いつかもっと下がってきたら買いたい。

他に何かないかと探して見つけたのがアンティークコインで当面コツコツ買っていこうと考えている。

ただ大量に買って資産比率を上げるのも危険だ。

コモディティも分散投資の方がいい。

そこで他に現物でコレクターが存在しそうな投資先を物色してみた。

評価の〇✖△はあくまで個人的な感覚で根拠のデータがあるわけでもないのでご注意を。

これだけ広く浅くコレクション投資に言及した内容も見当たらないので各コレクターもしくはプロの皆様素人の戯言だと思ってめくじらを立てないよう🙇‍♂️

あと財産といえば金以外に宝石だが庶民が購入できる程度のモノが今後値上がりするとも思えないので省いた。

少し集めているアンティークコイン(金貨)を基準に考えているので基本〇になっている。

コインは小さくて金の含有量が高く鑑定されているモノはプラスティックのスリーブに入っているので劣化や傷の心配もなく保管は楽なので◎とした。

絵画やリトグラフなど

現物投資の雄といえば絵画だろう。

バブル期には日本企業が数十億で買い漁り大量に有名絵画が日本に集まっていた時代もあった。

今でも需要も供給もそれなりにある。

ただ物価と連動しているわけでもないし無名時代に成長する作家を見つけない限り儲けを出すのが難しい。

そのためには何枚も買う資金が必要になる。

競馬の穴馬狙いの感覚かな。

プロの目利きでも難しいものを素人が手を出すのは危険だ。

他にはある程度の価格のついた絵画を多少の目減りも割り切る安定資産と考えるならありだろう。

何せ有名絵画であればゴールドなどは比べ物にならない程面積当たりの資産価値はぶっちぎり。

ただ材料が紙と絵具なので劣化を防ぐための絵画に特化した保管庫は必要だろう。

陶磁器などの骨董品

日本でメジャーなのは古伊万里だろうか?

テレ東のお宝探偵団の影響かな。

昔佐賀県の方に仕事のついでに伊万里焼の見学に行ったのを思い出した。

当時から焼き物としての価値より資産にならないか企てていて値上がりする骨董品はすでに単価が高すぎたので手が出せなかった。

期待値を絵画より高くしたのは数十万円程度の陶磁器から投資として買えて物価が下落しない限りそうそう価値も下がらなのではないかと予想している。

でも庶民が入手できそうな価格の骨董品は質屋や骨董品屋だとスプレットがあって買値で売れるのがいつになることやら。

一方で個人売買だと偽物が怖すぎる。

鑑定団でもよく騙されたり偽物掴まされたりするイメージがあるのでちょっとね。

だから信用できる店から購入して目減り覚悟の安定資産扱いが正解だろう。

ロレックス・デイトナ

ロレックスでも敢えてデイトナに限定した。

昔に腕時計少し収集していた時期があり20年前ロレックスのデイトジャストをはめていた。

あの頃40万円台で買って10年間使って40万円台で売った。

今では同型も中古で70万円台になっているのでそこそこ値上がりをしているがデイトナの上昇の比ではない。

出典 kakaku.com

定価200万円以下の機種でこのまま500万円台あたりまで上昇しそうな勢いだ。

特にここ数ヶ月の上昇がやばい。

もはや腕時計ではなく投機対象になりつつあるので購入してもおいそれとはめることもできない。

換金性は高そうだが何せ自動巻腕時計なので長期保管するならロレックス社にメンテが必要だ。

ワインディングマシーンもいるけど安いから大丈夫だ。

期待値は高めだがロレックス社が万一にもレアリティを重要視する現在の経営方針からバンバン稼ごうと量産するような方針に変わると思いっきり下落するリスクがある。

あと値動きは独自の上昇に日経平均株価が重なったようなので株価バブル?がはじけるとある程度一緒にはじけそうだ。

短期的投資にはアリだろうが長期的にはリスクがありそう。

プレミア切手

昔から日本のコレクションの代名詞の切手だ。

自分が小中学生の頃はクラスにひとりくらいは切手を集めていた子がいた記憶がある。

ただ日本も高度成長期、バブル期、氷河期を経て最近はコレクションが多様化しており以前より裾野が減っている気がする。

(評判がいまいちなバ●セルなどの)買取り店は全国網羅しているもののコレクター人口が減り需要供給も減っていくのではないかと予想して少し下げている。

薄っぺらくて小さなものなので保管場所は取らないが紙に印刷なのでインクが劣化しないよう保存方法を確立していれば人の寿命程度保有しているくらいなら何とかなりそうかな。

100万円以下でエラーとかの一点モノの切手でも有れば興味が湧きそう。

国産ウィスキー

サントリー山崎50年のウィスキーなど定価100万円が3000万円で落札とか飲み物ではなく完全に投機化してしまった。

きっかけは海外の日本ウィスキー需要の高まりだが引きずられてか山崎・響・白州の20年、15年までもがコレクション化している。

レアリティとしては非常に高い商品だ。

何せ他のコインや絵画や骨董品とは違って飲めば無くなるので時代と共に過去の商品のレアリティがぐんぐん上昇する。

今回物色した中では興味深い。

ただ冷静に考えると数百万のウィスキーをおいそれと飲めるのかといえば無理なので結局みんな投資対象として保存している気がする。

そしてここまで価格が上がるとすでに頭打ちかもしれない。

でも数十万円なら今のバブルのような状態が弾けた時に安く仕入れて数本買ってキャップにパラフィルムでも巻いて押し入れの奥の方に置いて忘れてしまうのも浪漫がある。

ワイン

ウィスキーのついでにワインも挙げてみたがワインセラーとか温湿度を調整して地下室とかイメージするので個人的には投資には無理だ。

レアリティを考えればウィスキーと同じで飲んで消費されるのでプレミアムなワインなら年々上がっていくのは確実だろう。

そこそこのお金持ちならウィスキーと一緒にコレクションするのも所有欲に火がついていいのかも。

トレーディングカード

保管は切手などと同じで場所を取らない割にレアリティが高く人気なカードは高額で取引されている。

トレーディングカードはマジックギャザリングのブラックロータスと遊戯王のブラックマジシャンガール、ブルーアイズホワイトドラゴンくらいしか知らない。

子供の頃にトレーディングカードが流行っていなかった世代なので仕方ない。

知ってるカードをeBayでチェックすると300万円前後でオークションにかけられて売れ残っているので状態のいいレアリティが高めなカードでおそらく200万円台の価値がありそう。

これだけ投資が何もかも上昇している時期に関わらず何年か前にブラックロータスの相場を調べた時とあまり変わっていないのは少し不安だ。

あと10万円程度までの低額カードならトレーディングショップやオークションの売買が盛んだが100万円以上になるとトレードしている人口は極端に少ないかも。

MTGはまだしも遊戯王は漫画から派生しているのであと何十年か人気を維持してカードの相場が維持できるのか素人には読めない。

テレカやクオカード

昔は携帯やスマホなどなく外での電話は公衆電話だった。

硬貨でかける時代からテレフォンカードに代わりコレクターも増えていた。

アイドルやグラビアアイドルのレアリティの高いテレカが数十万円で取引されていたことも記憶している。

それから携帯電話、スマホの時代に変わり公衆電話の縮小とともにテレカのコレクターも減ってしまった。

今後価値が上がる可能性はどうなんだろう?

クオカードコレクションもあまり盛り上がっている感じはしない。

蓮舫さんのクラリオンガール時代のテレカをかき集めて彼女が総理になるのをひたすら待つのも面白いかも。

リベラルの方は投資や御守りにいかが?

さっき調べたら50度数のこのカードが1100円で売られてた。

アンティークトイ

ブリキのおもちゃといえば鑑定団に出演されていた北原照久さんを思い出す。

今でも出演されているのかな?

紳助さんが司会をしていた頃に観てたので今は知らない。

今でも取引多いのかもわからない。

この手の商品の売買の推移を判断するのにはまんだらけの売り上げを調べてみよう。

さも誰もが知ってるかのように名を出したがひとことでオタクグッズの買取販売で全国展開しているチェーン店だ。

売上はここ数年横ばいみたいだ。

であれば取扱い量はキープはできているのかな。

アンティークトイが売れているかフィギュアとかが取り扱いが増えているのかわかりにくいがそれなりに売買はありそう。

興味があればインテリアにもなるし投資にもなって一石二鳥だ。

実は少し前にブリキのおもちゃよりも新しいアンティークトイの「ボルテスV」の超合金を調べたことがある。

なぜコンバトラーではなくボルテスかといえばフィリピンで鬼滅なんて目じゃない人気だったから。

最高視聴率58%っておしんか!(既におしん知らん人も多そうだが…

未だに新作で実写版トランスフォーマーのような動画も作られているほど。

フィリピンの方が子供の頃に聴いたオープニングを日本語のまま神聖な教会で歌ってくれていると泣きそうになる。

ボルテスのレアグッズを買ってフィリピンが経済成長した暁には当時ボルテスに熱狂していてもグッズが買えなかった子供達が大人になって金持ちになり高く買ってくれる需要で(オイオイ、コーラスの感動はどこへ…

と調べてみたが超合金の未使用が2-3万円と案外安かったのでやめた。

市場に数が出回っていることを意味する。

せめて未開封が10万円以上なら手を出したかった。

調べると何度か再販しているので次の50周年も60周年も再販するだろう思惑でそこまで高くならないのかも。

この手のレアリティ期待商品は再販が天敵だ。

音声やギミックがある定価6万円の大型超合金が今でも10万円以下で入手できそうだけどこれは違う感がある。

ガンダム金無垢フィギュア1kg2000万円は無理だけどボルテス金無垢フィギュア100gをシリアル入りで再販無し条件で30体限定で200万円なら買っておきたいぞ→バンダイさん

もはやアンティークトイの話でもなんでもないか。

個人的にはショーケースに数十万円以上で即売できそうなアンティークトイを並べて飾るのは夢だ。

ファングッズ

ファングッズはあまり投資に向いてないかも。

どうしても有名人やアイドルは流行り廃りで一過性になる。

未だに松田聖子さんのファンとか前田のアッちゃんの熱狂的なファンってどれくらい残ってる?

引退やメディアに出る機会が減るとどうしても需要が減る。

ビートルズ、クイーン、マドンナ、マイケルジャクソン、ベーブルースの世界的な超大物クラスになれば長期ファンも残っていくが今度はグッズの入手が難しい。

人ではなくて例えばアップルの初号機のAPPLE IIなども数千万の落札価格がついており高額かゼロみたいな世界なので中途半端なグッズを抱えていても仕方ない。

もしかしたら世の中には売買しやすい価格で継続的な値上がり期待があるファングッズも存在するのかもしれないが残念ながら見つけられなかった。

やっぱりファングッズは投資ではなくファンのためのもの。

クラシックカー

保管する土地と金さえあれば狙い目はクラシックカーだ。

人気があった古い車、日本だとトヨタ2000GT、外国車なら古いフェラーリとか幻の車ランボルギーニミウラやイオタとか言い値で売れそうだ。

ただ億越えは別世界なので例えばヨタハチくらいなら500万円前後で買えるしハコスカなら1千万円前後とリーズナブルだ

(なのか?

イメージだけどヨタハチ買って風雨に晒されない車庫に10年保管しておけば1千万円は軽く超えてくる気がする。

もちろん自己責任で買ってくれ。

そんな高いところを狙わなくても安くても人気あった車種が古くなってどんどん廃車になり最後に現存数台になりその頃に欲しい人がたくさんいればある意味言い値で売れそう。

ただ何年も保管する費用と買値と売値のスプレッドで投資としてペイできるかは知らんけど浪漫がある世界だ。

まとめ

広く浅く網羅したので項目毎に詳しく知りたければ色々検索して情報収集してね(ggrks)

上記に限らず供給が圧倒的に少なく今後需要が伸びるものであれば長期的にはなんでも投資対象になる。

ウイスキーにあやかって世界的に日本酒ブームになれば古酒とか先回り購入。

厳しいかな?

着想を変えて仮想通貨同様に数量限定が保証されているなら例えばデジタルカードやデジタルブロマイドでもいい。

例えば女優やアイドルをデビューさせる都度ブロックチェーン技術で1000枚限定のデジタルブロマイドを売り出して900枚を市場に売り出して自由売買させ100枚を本人や事務所が持って高値になったら売却するとか。

所有欲のファン心理が働く上で仮想通貨のように容易に売買を重ねられる利点からそこらにある現物のファングッズに比べてとんでもない値上がりが期待できそう。

ブロックチェーンを使って絶対に限定枚数が増えないことを担保していくつものプラットフォームがあってはレアリティが下がるので事務所公式で1種類だけにする。

別に対象はアイドル、女優、アニメキャラ、芸人となんでもありだ。

今風に3Dモデリングにしてスマホやパソコンで眺められるようにしてもいい。

購入者の所有物なのでインスタにアップだって可能にして所有欲をくすぐる。

マネージャーから、

「アサヒちゃんは1枚43万円まで上がってるよ!さすがファンへの煽りがプロみたいよね、でもマイニチ君はテレビでは人気があるように見えるけどまだ1枚8万円なのでもっとおばさまがた金持ちの取り込み頑張ろう!」とか。

あえて嫌らしさを表現したが資本主義社会らしい仮想ブロマイドという発想どうだろう?

パテント取らないのでこのビジネスモデル実現させたメーカーさんは利益の一部をください😊

あれ、いつのまにか投資の話題じゃなくてビジネスになっていた。

あとはまだ海の物とも山のものとも言えないブランドで人気化しそうな鞄や服飾の初期商品なんかもセンスのいい女性あたり狙い目の投資かもしれない。

いまさらバーキン鞄買って家に置いといても値上がり期待は微妙だけど例えば1980年代創業当時のドルガバの装飾品とか当時買って持っていたら今や結構高値取引になっていそう。

リュックとか持っていたけどサマンサタバサみたいに大赤字で残念な状況になるブランドもあるので諸行無常な世界でもある。

皆さん各自が得意な分野でまだそれほど人気化していない商品を10年後に10倍になっていそうなテンバガー現物商品を探して投資するのがローリスクハイリターンで面白い。


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コメント

  1. ポメラニアン帝国 より:

    こんにちは。
    記事で書かれていないモノだと中国切手ですね。
    具体的には1960年代ー70年代までの発行枚数が少ないモノ。
    梅蘭芳という切手(発行枚数5万)は一時期200万超えました。(今は知らん)
    その他、文化大革命時代の切手もめちゃくちゃ高いです。
    流動性もあってお勧めですw(贋作注意)

    時計はロレックスは鉄板ですが、もっと希少価値があるのがパテック・フィリップです。
    手作りで生産本数がとにかく限られているので新品が買えません。
    ゴールドのインゴット(1kg)買うならパテック・フィリップを買う方が良いかも?

    • おーら より:

      コメントありがとうございます。
      プロのご意見なら間違いないですね😊
      今のところ切手は興味はないのですがパテックフィリップは昔欲しかったですね。
      バセロンコンスタンチン(今はヴァシュロン・コンスタンタンって読むみたいだけど)とかIWCも。
      あの頃無理してローンでも買っておけばよかったかな〜と思ってます。