花見でいっぱい@岡崎公園2021

愛知県の桜の満開予想は3/28(日)だった。

しかしいくらコロナ禍といえ日曜日がちょうど満開では人出が凄まじい。

そこで翌29日(月)の平日のお昼過ぎから花見に出向いた。

場所は愛知お花見ランキング1位の岡崎公園だ。

桜並木の長さでいえば大口町五条川だろうし名古屋駅からのアクセスでいえば名古屋城か鶴舞公園だが地元民に愛知で桜が有名なところと聞かれたら十中八九のひとが岡崎の桜と答えるだろう。

名古屋鉄道の東岡崎駅から徒歩でたどり着ける場所だ。

そして東岡崎駅は名古屋駅から特急で約30分と近い。

まず駅を出て東口から空中通路を歩くと台座から9.5mある徳川家康の騎馬像が出迎える。

2019/11にお披露目と最近作られた像であり仙台の伊達政宗の騎馬像が台座から9.2mなので抜きたかったんだろう。

ただ明らかに弓で高さを稼いでいるのでせこさを感じるw

15代も続いた徳川将軍家の始祖で天下の大将軍家康も信長や秀吉に比べると関ヶ原も大阪夏の陣冬の陣とやり口がせこい感じがするので性格を体現していてちょうどいい。

桜と家康像を同時に収めたかったが画角が足りなかった。

駅からつながった道を下るとすぐに川沿いの桜並木だ。

この情景に合ってる音楽はいきものがかりのSAKURAや中島美嘉の桜色舞うころではなくケツメイシのさくらかな。

16年も前の曲だがさくらで流れる萩原聖人と鈴木えみのPVがイメージぴったり。

乙川の周りを地図の経路のように歩いた。

月曜日で人出は少なかったし歩いていて3密になることもない。

満開予想翌日だったが前日はあいにくの雨でかなり花が散っており所々に葉桜が生まれていた。

そしてPR動画などでは一面桜が咲いているように錯覚するがこのあたりは土手の半分桜がない場所もある。

それでもこれだけの桜が並んでいると壮観だ。

桜の密度は名古屋城や鶴舞公園に及ばないがサイズ感はここが圧倒的だ。

川廻りの船も出ていて楽しそうに花見をしている。

オトリバーサイドテラスなんてガラス張りの小洒落たショッピングモールも川沿いに出来ていた。

なんだか三河感が失われているようで寂しいが乙川周りは色々開発されているようだ。

その後川縁を下りながら岡崎公園へ向かう。

橋を渡って岡崎城付近のお店で500ccのビール(450円)を飲んで気持ちよくなりその辺りをうろついた。

ちょうど家康のからくり人形が動いていた。

このあたりはかなり密だ。

そこで移動する。

広場のようなところで20代とおぼしき男性が大道芸をやっていたので1時間くらいビール片手に観覧していた。

かなりの観客を集めて笑いを誘っていたのでこの業界では名のある芸人さんなのだろう。

優秀なパフォーマーを見ていると間の取り方が参考になる。

別に芸人目指してるわけではないけれどw

とにかくお客さんとのソーシャルディスタンスを気にしていたのでコロナ禍で活動に苦心しているのが窺える。

経路としては川の南側を下流に歩き出店が並んでいるあたり(下側の丸)を抜けて川を渡って岡崎城へ行った。

公園では久々に大量の屋台を見たが出店付近は3密になりそうなのでそのままスルーした。

時期が時期なので学生さんがわんさかいた。

でもみんな買い食いをしていたのでそこそこの売上げが出ているようで出店にとってはいいことだ。

その後岡崎城公園を出た北側直ぐにローソンがあるので麹レモンサワーとふつうのサワー2本とつまみのお菓子を買ってまた城周りを1時間ほど酒を片手にうろついて帰宅時間帯を避けて17時前には帰途に着いた。

岡崎公園は過去に三河の某有名企業の花見で何度か参加したことがあるのはブルーシートで場所取りをした場所固定で酒を酌み交わすパターンばかりなので動き回ってまともに花見をしたことがなかった。

それどころか何度も訪れているはずなのに岡崎城を間近で見たのも始めてかも。

会社の花見なんて所詮酒を飲む口実だ。

平日の昼間だからこそでもあるがフリーで場所も取らず桜や城や大道芸を観ながらあちこちを周りながら気に入った場所で腰掛けてゆっくり酒を飲むのは格別だ。

天気も前日の雨から打って変わっての晴天で気温も23度、体感25度で退職してから片手に数えられる程の気持ちのいい1日だった。

かなりアルコールに弱くなったようで翌日は二日酔いで気持ちの悪い1日だったw

今年はすでに葉桜だろうから来年この時期に名古屋に寄る機会がある方は岡崎の花見も検討してみてはいかがだろう。


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