長野県移住が16年間1位らしい

読売によると移住したい都道府県で長野県が16年連続1位らしい。

その報道を受けてなのかたまたま観た日テレのお昼の番組のバラエティーコーナーで長野の田舎の古民家へ移住した人などを取り上げて特集を組んでいた。

自分でコツコツとリノベーションをしたりお子さんが1時間以上かけて通学したり薪を焚べてお風呂にしたり自給自足でナゴヤコーチンの卵を食べたり健康にはよさそう。

でも羨ましくはない。

40代までなら身体も元気で仕事が緩ければ自給自足に近い生活もなんとかなる。

50代でも仕事を辞めて収入源が確保できクルマを所有して運転ができればそこそこ楽しいかもしれない。

しかしそれ以降の足腰が弱くなって古民家がある不便な田舎の街に住むのは嫌だ。

去年から椎間板ヘルニアで腰がやられて移動が大変な時期もあったので余計に強く感じる。

過疎地域で街から遠く身動きが取れない宅へドローンで生活必需品を運ぶ試験的な様子を映しお年寄りの笑顔を見ると切なくなる。

お年寄りの田舎暮らし大変そうと。

若いうちは空気の綺麗な田舎への憧れも悪くないがある程度歳を取ったら物価の安めなそこそこ都会でクルマがなくても移動に苦労しないコンパクトシティの方がいい。

おそらく東京から近く自然が綺麗な都道府県というイメージで長野県信州方面が1位に選ばれていると思うが、都会に住んでて自然が欲しいなら東京の多摩や八王子あたりに移住した方が幸せになれそう。

若いうちに田舎に移住して自然に触れてから歳を取って利便性の高い土地に移り住むのもいいが、タイミングを間違えると環境の変化など適応性が低下している高齢者の引越しになり痴呆や鬱を引き起こしかねない。

どこだったか忘れたが二人暮らし70代の人が年金20万円でURに家賃14万円払っており引っ越し代が高いので引っ越せないという映像を観たが、単純に計算したって8万円の家賃に引っ越せば半年で引っ越し代がペイできる計算だ。

引っ越し代というより本音では生活環境を変えられないのだろう。

自分自身も寒さが苦手なのでバンコクへ移住したいとか人口が減っていないコンパクトシティの博多に行きたいなんて考えているが50代も中盤に差し掛かると踏ん切りがつかない。

ブログ開始に移住をしたいと考えていた頃から比べて住んでいる自宅周辺が再開発されて最早クルマも不要かな?と環境がよくなったのもあるが知人が周りにゼロからスタートというのがきついのかもしれない。

ヒッキーでひと月誰とも会わなくても何ともないのは事実だがたまには飲み会や旅行で情報交換をしている。

東京よりは野菜や果物安いだろうが今と同じ生活を考えた場合に海鮮類やお惣菜や日用雑貨などは多売薄利の格安スーパーなんて存在しないだろうから生活費自体が上昇しそう。

今や2万円台で肉、鶏、魚をほぼ毎日メインにして満足できる食生活を更に田舎でとなれば野菜を自給自足をしてもやや上昇ってところじゃないかな。

あくまでイメージなので実際には安くなるかもしれない。

医療にも不安が残る。

ちょっと特殊な持病があれば病院通いも車で1日仕事になるだろう。

もちろんクルマをやめるなんて考えも無理だ。

長野の田舎に限らずどこの都道府県でも田舎に移住するのはある程度若くて体力があるうちだ。

自助だけではどうしようもないことも出てくるので共助も必要になる。

最低限結婚しており子供がいて家族が充分に納得しているのが条件だ。

田舎暮らしをするのはこれから日本にも食糧難がやってこないとも限らないので今後の社会を生き抜くにはいいスキルアップにはなる。

ただ独り身だと次の引っ越しがおそらく最期になるだろうからよく考えて今の場所をついのすみかにするかどこかへ移住するかを決めたい。


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