奈良・京都旅行記2日目 え、祇園祭りやってるの?

目覚めて酒は全く残っていない。

最近かなり弱くなったので生ビール4杯呑めば少し頭痛が出るかと思っていた。

バクバク食べながら飲んだのがよかったかな。

飲み始めると食べない質だが昨日はクーポン使い切らないといけないと食べまくった。

翌朝ホテルの無料朝食を食べる。

種類は少なく写真にご飯と味噌汁とヨーグルトでフルラインナップだがローストビーフのオニオン和えがうまかった。

あとパンのレパートリーにクロワッサンがあれば幸せだ。

観察すると20-30代女性宿泊客の比率が半分を超えている。

過去泊まったホテルで最大かも。

スーパーホテルといえば昔はオッサンの溜まり場だった。

時代が変わったのかそれともお得感に敏感なのはやはり女性なのか?

外観は微妙だが通路や内装は綺麗だし女性が泊まっても問題ない。

奈良割でクーポン3千円+3千円あたりがお得なプランなので奈良に宿泊する機会が有れば是非。

ただひとつだけ気になったのは部屋に茹でガニを食べ終わった残骸のような匂いが漂っていた。

悪臭で無いのでいいが普段は嗅がない珍しい匂い。

おそらく消毒薬と芳香剤と何かが混ざってそう感じるのだろうが先祖は犬かというくらい鼻が敏感で無ければ大丈夫だ。

チェックアウトも不要なのでそのまま外に出る。

そしてJRに乗って京都まで。

節約を考えたら近鉄奈良駅まで徒歩で移動して京都の方が80円安いが目の前にJR駅だからさすがに歩く気にはならなかった。

京都も行き尽くして新規の観光地も思い当たらないが約10年ぶりに三十三間堂へ行きたい。

写真不可なのでうっすらとした記憶しかないが千手観音の眷属とか四天王像とか阿修羅像とか観ていて飽きなかった。

京都駅から歩いて行く。

夕方といい朝食といい食べ過ぎ。

久しぶりの三十三間堂でかなり様相が変化している。

下駄箱あたりが綺麗になって液晶モニタが設置されて照明が明るくなんだか外国人観光客に媚びた感じがする。

千手観音を中心に格の高い四天王像が中心でその周りに眷属の像で端は風神雷神と金剛力士像が護っている。

その後ろにズラーッと観音像が並んでいて壮観だ。

ただ一度観ているので前回ほどのインパクトは無かったかな。

大阪弁のおばちゃんがあれは誰に似ているとかこれは誰に似ているとか旦那さんと楽しそうに観ていた。

子供2人のイギリス人っぽいファミリーが食い入るように二十八部衆を観ていたのも印象的だった。

修学旅行学生の女子はスタスタ進む子もいる。

学生の男子は色々話しながら観ていた。

像の中には少し前に亡くなった荻野真先生の漫画のモデルになった金色孔雀王も中心近くにいる。

意外と孔雀王って格が高いのかな。

迦楼羅はコンバトラーVのガルーダのモデルかな。

金剛力士は横の風神雷神と比較してもう少し大きく作ってもよかったのではないかと思う。

とりあえず二周した。

個人的には国内No. 1観光スポットだ。

もしこんな木像の地獄を表現した場所が有ればそちらがNo. 1になる。

ここは10年に一度は訪れよう。

その頃には年金の受給開始時期か。

出口付近の御守り売り場で頭痛の御守りにおばさま方が群がっていた。

やっぱり頭痛は国民病か。

300円なので買ってもいいかなと思ったが最近は御守りを全く買わなくなった。

退職して2年くらいは神社仏閣で必ず健康祈願御守りを買って鞄にじゃらじゃらぶら下げていたな。

ゆっくり観ていたら昼になる。

ランチにしたいがこのあたりに飯屋はない。

三十三間堂から清水寺が近いので普通は次にそこに行く。

ただ清水寺は何度も訪れたし拝観料がもったいないので八坂神社に向かう。

やっぱり無料の神社は助かる。

だから少ないけれどお賽銭は入れる。

八坂神社に向かう途中で東山警察署の職員数人がおそらくランチに出てきたようなので尾行した。

警察官なら安くて美味しいお店を知ってるはずだ。

でも入ったのは近くの油そば屋で結構お高いお店なのでスルーした。

それに油そばは嫌い。

二寧坂の五重塔がチラリと見えたので登ってみた。

ここは通ったことがない。

人力車の兄さんが風船がパンパンに膨らんだようなブルゾンを着ている。

あーファンを内蔵した空調服だな。

この坂を人を乗せた人力車で登るのは大変だ。

あまり進むと清水寺エリアで混んでいるので途中で引き返す。

八坂神社は空いていた。

屋台も1、2軒営業しているだけで他はクローズしている。

外国人観光客も完全に戻っていないので平日昼間にやっても商売にならないのだろう。

腹がぺこぺこなのでさっさとお参りをして祇園方面にゆく。

錦市場の二つ手前の筋からジグザグに練り歩き前回の京都旅行でランチを食べた店に入ろうとしたが並んでいた。

並んでまで食べたくはない。

仕方がないので大通りに戻ると街に山車が出ている。

なぜ?

あー

祇園祭りだ。

祭り期間中にやってきてたのか。

知らんかった。

そういえば祇園の街に入ってから日本古来の楽器の音がずっと流れてた。

とにかく腹が減ったのですき家で牛丼を食べ終わる頃にはバスの時間が迫ってきたので烏丸から地下鉄で京都駅に戻る。

祇園祭りなら早めにこちらに移動して観ていけばよかった。

バスも15時ではなくもっと遅めに戻ってもよかった。

何なら高速バスのキャンセル料払ってもう一泊したいところだったが翌日午前に荷物の引き取りがあったので断念した。

でも祇園期間中だとホテルもちょっとお高めか。

30分ほどポルタと伊勢丹で時間を潰して高速バスで名古屋に戻った。

かかった費用は花束と三十三間堂入館料含めて約12000円だ。

こんなところかな。


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