近所で安いスーパーの見つけ方

円安によって食料品価格が上昇してきた。

円安で勢いよく昇給している方や平均給与以上で家計に余裕がある方はぜひに成城石井、北野エース、リンコス、いかりスーパー、ビオセボン、サポーレ、フランテ、ラフーズコア、ヨーカドーなどのふつう以上のスーパーマーケットに通って経済を支えていただきたい。

もちろん食材の質はいいはずだ。

但し我々貧乏人は少しでも安いスーパーを駆けずり回り節約に努めたい。

そんな安いスーパーの探索方法だが特に難しいわけではない。

自宅でグーグルマップを開き「激安スーパー」で検索してしらみつぶしに相場を足で調べるだけ。

グーグルマップを駆使されている方にとっては当たり前のやり方だ。

しかし頭でわかっていてそのまま記憶の隅にしまうことと即実践することには天と地との開きがある。

通う店が固定されている人にとってこんな近いところにスーパーあったの?と新しいお店が見つかることもある。

そちらに買い物にいくとこれまで日常消費していた食品の価格が実はかなり高いかもしれない。

働いており電車通勤されている方なら近所ではなくても通勤途中の駅で見つければ途中下車で帰りに寄ったっていい。

自転車で出かけられる半径3-4kmには未だに知らないスーパーがありこれまで通ってきたスーパーより総合的に安い相場で買えるかもしれない。

但しグーグルマップに書かれたコメントはあまり当てにしない。

なぜならそのスーパーが本当に安いかなんて人それぞれ購入する商品の傾向によって変わってくる。

決まったメーカーの製品しか買わない人と似た商品の代替えで十分と考えている方では買い物の傾向が異なる。

常に同じ商品を買っている人と安売りをしているものならとりあえず買って上手く活用する人では向いているスーパーが違う。

激安スーパーは商品に得意不得意があり野菜が安いスーパー、日用品が安いスーパー、メーカー品が安いスーパー、肉類が安いスーパー、魚介類が安いスーパー、お菓子が安いスーパー、倒産品やメーカー投げ売り品を引き取ってそれだけが安いスーパーと特色があり全商品が他のスーパーに比べて安い店なんて知らない。

どこのスーパーだって安いものとある程度高くても日常消費しそうな商品を織り交ぜて利益が出るよう工夫している。

ご家庭それぞれ購入傾向が異なるのでAさんが合計で安いスーパーでもBさんが消費する食品では決して安くない場合もある。

自分の家庭でよく消費するものが総合的に安くなる買い手に合ったスーパーに通うのが正解だ。

安い商品がどこにあるのか把握しておき1日に安い商品だけ複数店舗を回って買うのもいいがさすがに効率が悪い。

働いている方ならそんな時間で月に数千円の節約をするなら収入を上げる学習など努力に充てた方がいい。

自身の場合は暇なので相場を調べて卵、牛乳、納豆、豆腐、トマト、カナダ牛肉、国産鶏肉、お惣菜、カップ麺、袋菓子、和菓子はA店、オイスターソースやマヨネーズや醤油や酒など調味料、洋菓子、玉ねぎはB店、米国牛肉、ロングライフパン、中華調味料、チューブの薬味、キッチンネット、タイ産鶏肉はC店、セロリ、練り物、魚介類、生ラーメン、ウィンナー、肉団子はD店、オートミール、レギュラーコーヒーはE店、冷凍銀ジャケ、袋麺、一部カップ麺、期限切れ寸前お菓子はF店と商品毎に買うものを決めている。

暇でも複数店舗は回らず1日1店舗だけに買い物に出かける。

豚肉やその他野菜はA〜C店のいずれか安い店で買うようにしている。

今でも新しい格安スーパーを見つけるのが趣味で最近はクルマで出かけた私事の帰り道にグーグルマップに下記のコメントを見つけたのでウオダイプラスというスーパーに寄ってみた。

名古屋の激安スーパーと言えばこちらということで行ってきました^_^お野菜はそれほど!?という値段でしたが、魚の種類が多いのと、値段はやっぱり安かったですね〜。ちょっと遠いので、たまに利用させて頂いております^_^

店名を全く存じ上げなかったが名古屋の激安スーパーといえばウオダイらしい。

これまで回っているスーパーの相場より安値の食材が見つかるかもしれない。

期待が膨らむ。

看板には「食費を半分に!」

と書かれているので期待は更に膨らむ。

我が家だったら食費が1万円台で済むのか?!(ナイナイw)

それだけ安くなればガソリン代考慮してもお得だぞ。(振り)

そういえばこのあたりはむかし家電量販店があった場所だ。

この近くに漫喫があって仕事途中に寄っていたことを思い出した。

焼きそばがそこそこ旨かった漫喫だった。

もう跡形もなく消えているけど懐かしいな。

このあたりに来るの久々なのでワクワクしながら入店する。

雑多な陳列でポップに金額でたまにコメント入りなのでキンブルとか業務スーパーとかドンキとか昔ながらのディスカウントショップという雰囲気だ。

まず売り切り商品の陳列は見たことがない商品ばかりなので相場が安いかわからないし単価が高いものが多い。

関係なさそうなのでさっさと抜ける。

そして次がお野菜コーナーだ。

前述のコメントのとおりに通っているスーパーのいずれに比べても高い。

野菜売り場で何とか普段のスーパーと戦えそうなのが果物か?

このあたりはヨーカドーよりは安くイオンより高い感じ?

でもここまではコメントの通りだ。

次が期待の魚売り場だ。

さすがにウオダイという名前の通り魚介類は豊富だ。

これだけ魚介類を揃えているのはフィールとかアオキスーパーとか西友の大型店並みか?いやそれ以上揃っている。

激安スーパーだと種類少なめ大量仕入れでコストを下げるのが普通だがこれだけ種類があると無駄にコストもかかるだろう。

初めて見た月日貝を111円で売ってたり小ぶりながら一尾222円の真鯛を売っていたり嬉しくなる。

鯛はお店で加工不可なので安いが鱗を取って塩焼きなら使える。

月日貝は初見だがホタテに似てうまそうなので数枚買っていこうと思ったがネットでレシピがバター焼きしか出てこないので諦めた。

ここ1年バターは買っていないため冷蔵庫にない。

数人が同じように買い売り場の前でスマホでレシピを調べていた。

ポップにお刺身okと書いてあるがググると上位に寄生虫というキーワードに反応して手に取る人もいない。

お店も未知の食べ物は客がスマホでググることも想定してポップを書いた方がいいと思うぞ。

バター焼きで激ウマ!と書いてあれば売れてた。

あと他の店ではまだ今年お目にかかっていないサンマまで売っている。

脂が乗っている感じではなかったがこの時期にサンマを入荷できるのは魚販売に自信の表れだろう。

一尾200円だった。

ただ刺身もしゃけもタラもマグロもぶりもカマスもめかじきもイカもホタテもタラコも激安店というより大型店の相場に近い。

高騰する燃料代が価格転嫁されているためか魚介はどこも高いがそれでも近所のスーパーを5〜6軒は定期的に回っているので魚介類の相場は常にチェックしている。

鮮度がよくて脂が乗って美味しいのかもしれないがどれも手が出ん。

他に卵や乾物や調味料やお菓子やメーカー品やパンなども安いものは見当たらないし牛と豚は国産がメインなので相場を知らない。

もしかすると国産牛豚は安いのかもしれん。

でも牛はアメリカかカナダ、豚はカナダか最近だとチリ産を買う。

アメリカ牛もドル高で高いといっても最低価格がまだ国産の半値だ。

更に上昇して国産並みになってしまえば豚肉のように輸入国の組み換えが進む。

輸入業者だって売れない高い肉を輸入していたら死活問題だからやるだろう。

一方で国産鶏モモ肉がグラム68円、国産鶏ムネ肉が38円とあり得ない値付けだった。

というわけで家にまだムネ肉が大量にあるのにも関わらず鶏もも肉を買ってしまった。

但し広告の品と書かれているので普段の値段はわからない。

あと安いかはわからないが大阪王将の冷凍炒め焼きそばは焼きそば好きとしては放っておけないので買ってみた。

90円だったし美味かったらそのうち出かけて買いだめしたい。

練り物も色々探しておさかなめんちだけが近所相場より安かった。

よくわからない安納芋のお菓子はおそらく安いだろうと手に取ったが特売以外普段買うお菓子も近所の方が安い。

魚も近所も方が安いし家から距離もあるのでわざわざやってこないと思うが変わった魚介類が食べたい時には出かけてみよう。

グーグルマップのコメントでは激安のように書かれているが近所の激安スーパー群の方が強い。

でも車で客がガンガン入店していたので遠い場所からでも集客できる魅力がいずれかの層にあるのだろう。

いつものスーパーだけではなく新しい店を見つけて足を運んで相場をチェックしておけば、メインスーパーとして入れ替えなくてもいずれあの食材はあのスーパーが安かったなと使える日がやってくるかもしれない。


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