大腸カメラ検査失敗

大腸内視鏡検査を受けた。

2年ぶりだ。

大腸癌手術から4年経過した。

手術をしてくれた総合病院から癌を見つけた病院で検査を継続することにしたがその医師の判断で隔年検査になってしまい少し不安だ。

手術した総合病院で検査を続けていればよかった気がする。

でも2年経ってしまったものは悔やんでも仕方がない。

いつものように病院でマグコロールをもらってアマゾンで検査食のクリアスルーを購入しておき検査前日に食す。

キューピーの製品だ。

以前はおいしいと言っていたが今回は微妙な感じだった。

まずくはないがうまくもない。

味が落ちたか舌が老化したか。

まあ検査食なので贅沢を言ってはいけないか。

お腹が空いて全然足りないのであたり前田のクラッカーと塩飴をおやつに何度か食べた。

飴は問題ないと思うがこのクラッカーは若干バターが使われているのであまりよろしくないかもしれない。

クリアスルーに入っているような小麦粉だけで混ぜ物が少ないクラッカーは見当たらないので仕方がない。

食欲の秋なのかまだお腹が空くので夕食にはクリアスルーと素うどんを18時に食べた。

クリアスルーの夕食用のクラッカーは食事限界ラインの21時に食べて22時に前日飲む下剤を服用して睡眠薬で強制シャットダウンした。

翌朝6時からマグコロールを飲み始める。

1時間で1リットル飲むことになっている。

癌の手術をした総合病院の大腸検査だと院内に検査を受ける人が集まって時間を区切られ定量を飲んでいくがクリニックだと好きなペースで飲めばいい。

約1時間で飲み干した。

ただ便意が来ない。

前回は下痢とダブっていたのでよくわからないがその前の情報だと飲み出してから1時間で軟便になっている。

今回は1時間経っても何ともない。

お腹だけが張ってきつい。

お腹を捻る運動をしていたらようやく飲み始めから1時間30分して一気に始まった。

過去の検査より反応が悪いのは内臓も老化しているんだろうか…

とりあえず排便が始まっても麦茶を1リットル以上飲み続けた。

排便開始が遅かったせいか9:30で3時間半経っても便が透明にならない。

後半摂った水分は尿で排出され出した。

11時開始なのであと1時間で出かけないといけない。

といって水分を摂り続けているとクリニックに行く間に便意がきてやばい。

このあたりでお茶を飲むのはやめて便意が止まらないといかん。

こういうパターンだと病院で下剤を飲む方が断然楽だ。

それでもなんとかギリギリの時間で検査できる便の透明度になったのでクリニックに出かける。

到着して30分程度待って検査が始まる。

いつものパターンで点滴を打ちながら途中鎮痛剤を入れてお尻からファイバーを入れて開始する。

まあびっくりでファイバーを入れた途端に痛くてたまらない。

ファイバーが少し動くたびに激痛が走る。

その医師も前回同じようにやったはずなのにと悩みながら続けるがあまりに痛がるためか途中で中止となった。

大腸が硬くなったのか?などと医師とも思えぬ発言を繰り返していた。

結局S字結腸あたりにあったポリープひとつ切り取って終了だ。

費用は約19000円だった。

どうせ再検査になるのにわざわざポリープ取って金稼ぎ。。

単純に検査だけなら8000円でポリープを取ると手術費も稼げるわけだ。

また次の検査で奥にポリープがあれば更に19000円稼げて儲けものという企みだろう。

結局S字結腸までしかカメラを入れず結構な時間痛みに耐えてこの費用は腹が立つ。

痛がるためか普段より多く投入された鎮痛剤のせいで頭もふらふらで家に帰って14時頃そのまま寝た。

鎮痛剤が切れるまでとクリニックで寝ていたベッドも途中で看護師に追い出されて帰りにクルマで事故ったらどうする気なのだろう。

別の病院は胃カメラも大腸カメラも検査後には絶対に運転しないと念書を取っていたがここはそれもない。

何せクルマがないとまともに通えない場所なのでクルマ禁止にできず麻酔で事故って訴えられるリスクも加味して検査しているんだろうか?

鎮痛剤をギリギリまで投入したせいかその後も体調がひどく結局朝まで寝込んだ。

大腸カメラは何度も受けているがこの状態は初めてだ。

翌朝にようやく頭が鮮明になり今回失敗した理由はいつもの炭酸ガス注入をしていなかったためと結論に至る。

癌が見つかった頃に何度も大腸カメラ検査を繰り返しておりこのクリニックでも何度か検査している。

その時は毎回炭酸ガスを大腸に注入して膨らませながらファイバーを進めて検査してもらっていた。

今回は炭酸ガス無しの検査だった。

医師に確認したわけではないがその証拠として検査中にシューという独特の音が無かったし検査後にオナラが一切出ていない。

どうしてこんなことになったかといえば前回2020年に同クリニックで検査医師が変わりその時点で炭酸ガス注入が引き継ぎがされていなかったのが原因だ。

それは医師が「前回と同じやり方なのにおかしいですね」を繰り返していたことを考えれば2020年の前回も炭酸ガス注入をせずに検査をしてたまたまうまく検査できてしまったらしい。

ブログを漁ってみると前回も20分後にようやくオナラ出たとあったがほとんど出ていないと思い出す。

前回もやはり炭酸ガスを使っていないからだ。

これまで確か7回大腸カメラをしてあの1回だけ炭酸ガス注入なしで運よくうまくいったのを成功経験とされてしまった。

病院を変えたなら仕方がないで済む。

でも同じ病院で何度も炭酸ガス注入と依頼して検査してもらってきたのでこの引き継ぎの杜撰さはあり得ない。

とりあえず再チャレンジは同じクリニックにお願いするがもうこのクリニックはやめて別の検査専門クリニックを探すことに決めた。

もちろん癌を見つけてくれたクリニックなので感謝はしている。

しかし現在診てくれている医師は癌を見つけてくれた医院長ではなく若手の医師だ。

前回の検査時に交代をした。

これまでは2人の医師が診察時間外で検査をする体制だったが今では診察時間内も別の医師がぶっ続けで検査している。

通い出した頃は大腸カメラと胃カメラ検査実績が名古屋最大の年間1000回以上を誇るとネットで知ってわざわざ遠いクリニックまで検査に出かけた程だが更に検査数増やして医師も増やして一体どんだけ稼ぐつもりなんだ。

検査予約も2年先まで埋めている。

流れ作業になってしまっているのか担当を引き継ぐ時に検査オプションを読み飛ばすなんていい加減なクリニックに任せていると今後碌なことが起きない。

カネは嵩むし痛みは酷かったので今年の大腸検査はこれでやめておくこともできるがあの時再検査をしてもう少し奥の方をチェックしていればこんなことには…なんてことになりたくないので一時の感情で検査をやめるという選択はしない。

再検査のおかげで秋冬は長期のスケジュールを埋められなくなり全国割の旅行のスケジュールも立てられず散々な後半になりそう。


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