大腸カメラ再検査2022 相変わらずポリープだらけ

大腸内視鏡の再検査を受けた。

今年2回目だ。

前回はいつものクリニックで受けたものの痛がっていたところあっさり入口のS字結腸で中止となった。

あとで考えてみると初回検査からずっと使ってくれていた炭酸ガスを使わなかったのが敗因だろう。

もうこのクリニックは諦めてネットで評判がいい別の大腸内視鏡が得意そうなクリニックを探して事情を説明して受けることにした。

これまで検査を受けたクリニックには癌を見つけてもらって感謝している。

しかし検査医師が代替わりしたのかあまりに検査患者が多いのでバイト医師を入れたのかわからないがクオリティ低下でまともに検査もしてくれないのでは意味がない。

新しいクリニックの医師に経緯を説明したところこれまで検査していたクリニックは同業者にはかなり有名だったようで驚いていた。

もちろん同業批判は一切しなかったが当クリニックは炭酸ガスは腸を広げるための基本使っているし大腸検査中は麻酔で意識を落とす方針なので痛がることはないとのこと。

検査中は必ず身体の向きを変えるはずだが意識がないのにどうするか訊ねると看護師が頑張ってやりますよとさも当たり前に答えてくれる。

意識がない状態の検査は穿孔の不安が残る。

それでもこのまま検査ができないのも問題なのでこのクリニックで受けることにした。

このクリニックは検査前に判明しているデメリットは料金がお高いこと。

大腸内視鏡の医療ポイントで料金なんて決まっているだろう?とお思いかもしれないが検査だけならどの病院も一律だ。

しかし手術料は曖昧のようで以前のクリニックはポリープを何個取ろうが料金は一緒だったがこのクリニックは1個取るごとに価格が上がっていく設定だ。

この歳になると大抵誰しもポリープの1つや2つはある。

胃や食道と違い大腸のポリープは癌化しやすいと言われているので見つかればサクッと切り取る。

3つ切ればこれまで受けていたクリニックの倍近い金額になる計算だった。

このあたりは医療コンサルタントが入っている気がする。

印象としてコンプライアンスやら個人情報管理やら医療ミス時を想定した念書の内容やら検査当日のクルマ不可に関する念書やら総合病院並みのシステムを取り入れていたのでまず間違いない。

どうみても経営にさかしいやり手の医者ではなかったw

癌の時は総合病院で検査と手術もしているが複数のクリニックで内視鏡検査を受けたことはなかったので逆に前のクリニックのよさも見えてきた。

ある意味昔ながらの町医者のやり方で検査後の運転も不問で検査の価格設定も安く医師に腕があったので医療ミスの煩雑なリスク管理もしていないので患者も手間が少ない。

ただ今年検査してくれた若い医師は検査の腕に疑問があるので医療コンサルタントでも入れてシステムを変えていかないといずれ問題が起こる気がする。

逆にリスク回避のために検査が進まなきゃさっさと中止する様に指導されているのかもしれん。

ここまでが再検査を受けるまでのおはなしだ。

そして検査前日に事前に買っておいた検査食を食べる。

前日の検査食を指定していたのは手術をした総合病院だけでクリニックでは特に指定も推奨もしない。

食べていいモノが書いた紙を渡されて基本は消化のいい炭水化物と白身魚とヒレ肉あたりだ。

毎度メニューを考えるのが面倒なのでキューピー(クリアスルー)の検査食にしている。

21時に軽い下剤を服用するのはこれまでと同じだがこのクリニックでは錠剤だった。

翌朝ニフレックを飲み始める。

ニフレック2リットル+お茶1リットルを2時間で飲む。

ここ最近便秘気味だったので検査時間までに排便の色が無色透明に間に合うか不安があった。

そこで指定された時間より30分程前倒して飲むことにした。

一応看護師さんの説明だと早く飲み過ぎると小腸液が大腸に流れ込んでファイバーで見にくくなるデメリットがあるいうことだった。

しかしこのクリニックは前のクリニックのように指定時間きっかりに検査するスケジュールではない。

総合病院と同様に検査患者をグループにして便が透明になり準備ができた人から検査になるので最初と最後で3時間以上遅くなる。

だから30分程度前倒したところで大丈夫と自己判断した。

時間指定がないと検査で丸1日潰れるが悪いことばかりではなく時間指定はケツカッチンなので不足の事態が起きたら前回のよう即中止だが予定がなければある程度粘れる。

1回あたり180mlを飲み間に麦茶を飲みながらゲームで時間を潰す。

40分でトイレに行ったがこれはグルグルグルと来てからのものではないので通常排便だ。

そして60分でようやくお腹グルグルし始めてニフレックの排便が始まる。

前回よりはかなり早い。

いつもに比べて下痢のような痛みがあるのが気になる。

そしてやけに臭い。(食事中に読んでいる方は申し訳ない

これは腸内フローラがかなり悪い状況だ。

またしばらくビオスリーとかを毎食後に飲むかな。

それから10回以上排便があり順調に2時間後には無色透明になった。

最後の一杯は飲まずに捨てた。

やはり1時間で飲み干すより2時間かける方が安全だ。

予定時刻にクリニックへ。

さすが高級クリニックで検査前から帰宅するまで半個室を与えられる。

半個室といってもマッサージ屋のカーテン仕切りでリクライニングチェアがあるだけ。

午後2番目と告げられて着替えをして点滴打たれて1時間以上待った。

何度も受けているとえらく時間かかっているなと少し不安になる。

そして13:15から検査が始まる。

早速鎮静剤を打ち込まれて即落ちしたのでその後どうなったかはわからないが16時頃目が覚めた。

かなりぼーっとしている。

まだ横になっていた方がいいと看護師さんにアドバイスを受けた。

いやいやもう16時だ。

動けるので個室を出ようとしたら医師より取った生検の結果は別途説明するがと前置きがあり軽く結果の説明を受けた。

  • 癌らしき異常はなかった
  • ポリープは2つあった
  • ひとつは5つの集合体
  • 2つとも完全切除済み
  • 最低1週間は安静にしてアルコールも飲まないよう
  • 麻酔で意識が無くても痛がっていた様子
  • そのためギリギリまで麻酔を入れた
  • 大腸壁の状態と照らしあわせて内臓癒着の可能性あり
  • 但しCTをみないと分からない

まだぼーっとしていたのではっきり判断がつかなかった。

受付で料金約22000円支払って出た。

これまでのクリニックの支払いに比べて4千円程高い。

生検は2週間後に結果がわかるので連絡するとのことだった。

え電話?まだぼーっとしていたが混んでいるのだろうと了承した。

電話と紙面郵送説明も医療行為として支払いの中に入っているらしい。

支払いのうち約2000円がその費用だった。

前払いのようなので実質2000円高い感じだ。

途中で弁当を買ってきて遅い昼食を食べて16時半頃にベッドに横になった。

少しだけ横になるつもりが目が覚めたら21時だった。

相当きつい麻酔薬を使ったようだ。

看護師さんももっと居た方がいいですよと声をかけてくれたわけだ。

ぼーっとしていたので思考回路が止まっていたが話は聞き逃していなかった。

で今回新情報が出てきた。

癒着?

外科手術受けたことないので癒着は考えにくいし外科医のホームドクターも「無い無い」と笑っていた。

ただこの痛みは内科医も首をひねっているので考えにくいことがお腹の中で起きているのかもしれん。

その後取ったポリープの生検の結果は良性だった。

ひとつは7mmのサイズに成長したようだ。

何もないところから2年足らずでそんなサイズになるのかと電話連絡の時に質問をしたところ平均的な人よりポリープができやすい体質と指摘された。

ただポリープはS字結腸と上行結腸の向かって右の方にあったというので、その2ヶ月前に検査を受けた病院は一体何をしてくれていたんだ?

肛門入口あたりだけファイバー突っ込んでS字結腸のポリープ1箇所切って中止して定価の医療費用を取ったのか…

2年経過で最初のクリニックで1個、次のクリニックで2個合計3個のポリープを切ったわけなので放っておくとどんだけポリープができるかわからない体質だな。


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