あれをしたらとつぜん国保料が3倍に…

今年の国民健康保険料の通知がきた。

いつもの金額だろうと封を開けてびっくり玉手箱だ。

昨年の3倍の保険料になっていた。😭

その数字を見て血液が沸騰しかけてそのまま役所に駆け込もうかと思ったがひとつだけ思い当たる節があるので思いとどまった。

それは初めて昨年分の確定申告で分離課税分を医療控除したことだ。

株の稼ぎは特定口座になっていると税金は天引きされているからふつうは申告はしなくてもいい。

しかし申告すると払った税金の中から医療費控除ができることを今年知った。

申請をして結構な金額が還付金で戻ってきたと喜んでいた。

これってもしかすると申請したら分離課税分が総合所得と同等の扱いになり国保料の算出に使用されるのか?

と仮説を立てて検索したところ当たりだった。

住民税が源泉徴収されている上場株式等の配当所得等や、源泉徴収を選択した特定口座内の上場株式等の譲渡所得等は、原則、確定申告が不要とされています(申告不要制度)。当該所得について確定申告をしない場合は、国民健康保険料の算定の対象となりません。損益通算や繰越控除等を適用させるために確定申告をした場合は、国民健康保険料の算定の対象となります。

ただし、上場株式等に係る配当所得等及び譲渡所得等については、住民税において、所得税と異なる課税方式を選択できます。当該所得について、住民税における課税方式で「申告不要制度」を選択した場合は、国民健康保険料の算定の対象となりません。

出典 川崎市

うわーこれも知らなんだ。

もしかして大損か?

結論からいえば分離課税を確定申告した方が少しお得だったからセーフだ。

8万円くらい還付金があって5万円近く例年より国民健康保険料を取られているので申請した方が約3万円お得になった。

もう少し稼いでいたら退職年度のふるさと納税以来の失態だ。

住民税分は前年から還付ではなく未来の税金から控除されることを忘れて枠いっぱいに申請したが退職年度は年収半減だったので結構な額の商品を自腹で買う羽目になった。

今回は結果オーライだ。

しかしけっこう還付金があった喜びはぬか喜びに変わった。

分離課税の確定申告は医療費が10万円以上ないと還付金はゼロなので申告しない方がいい。

医療費が10 万円以上あって株の利益がある場合はどちらがお得か計算しないとわからない。

医療費をそんなに払っている人は少ないと思うし株の分離所得で結構稼いでいる人は無理して申請しない方がいいかも。

例えば総合課税が微小で分離課税がそこそこある人が11万円医療費を使って特定口座で配当所得や株のキャピタルゲインを証券会社や銀行が天引きしている税金を申請すると1万円の還付金がある一方で国保料で10万円以上余計に取られかねない。

半沢直樹じゃ無いけど「保険料の10倍返しだ!」になる…

だから特定口座の所得を国税のWeb確定申告で入力して還付金がいくらになるかと国保料計算機でも特定口座の所得を収入として加算して国保増加分を算出して申請すべきかしないべきか確定申告時にチェックした方がいい。

医療費控除だけじゃなく株式損益通算(赤字→黒字)でも敢えて確定申告をする人はいると思うが同様に黒字申請時に国保が上がってしまうことも頭に入れておいた方がいい。

なお株は特定口座にしていないと確定申告するしか無いのでその収入が多ければ早めに変えた方が国保料考えたらお得なようだ。

還付金で8万円、給付金3万円、自転車返金の4万円の15万円のうち5万円は国保料で相殺されるので使えるあぶく銭は10万円に減ってしまった😬

お高めのグラボと電アシ更新の頭金と思っていたが電アシは諦めて折り畳み自転車の安いのでも買うかなぁ。


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