謎の下腹部・陰嚢痛との戦いパート5

脇腹痛、下腹部痛、陰嚢痛にて当初は過敏性大腸炎と内科で診察されるもののその後に激痛となり救急車で運ばれてCTや血液検査をしたものの原因わからず現在に至る。

血液検査から炎症反応は出ておらずCTからも痛みが起きそうな患部は見つからない。

そしてこれまでかかった病院の診察結果とググった情報をまとめると精索静脈あたりの神経が何らかの理由で痛みを出しているということになる、

神経痛ならばと医師の指示も無しに昔椎間板ヘルニアや尾てい骨痛痛で処方されて余っていたリリカを服用し始める。

効果は十分にあった。

それまで続いた痛みを10とすれば3まで下がっている。

服用し始めた翌日などは痛みが一旦は完全に消失して大喜びした。

その後に別の持病で通っているベテランの泌尿器科医にその話をした。

実はその医師もリリカを使おうとした時期があったらしい。

先発薬として発表された当時に処方をしてみたがどの患者にも「効かない、効かない」と効果が見られないのでその医師は見切りをつけて処方をやめたらしい。

試していないわけでもなかったようだ。

どうも患者に文句を何度も言われたようで印象の悪い薬のようだ。

ただ泌尿器の痛みは前立腺炎や膀胱炎あたりが多いだろうから炎症痛には効かないのだろう。

おそらく自分のようなレアな泌尿器に関わる神経痛や精索静脈瘤の逆流による痛みあたりなら効くかもしれない。

ただ神経痛でも賛否ある薬なのでなんともいえん。

この薬は飲み始めは少しずつ増量してやめる時も減量しないといけないので1日50mgから始めて徐々に増やして1週間で150gm/日で使っているが痛みは完全には消えない。

神経痛だと300mg/日までを処方されるのが通常らしい。

それだけ使えばさらに痛みが緩和されるだろうがリリカはとにかく副作用が多岐に渡るので増量したくない。

いや、できる限り服用したくない。

特にこの薬に表記されている副作用の中のCK増加と横紋筋融解症が怖い。

スタチン、ゼチーアもこの副作用で筋痙攣や長時間の筋肉のつり(こむら返り)が起きて突然服用できなくなった。

スタチンは15年、ゼチーアも1年くらいはなんともなかったが突如副作用が発症してそれ以降は減量しようが隔日、3日おき、4日おきにしようがどう飲み方を変えようとダメだ。

この症状が出るとその薬は諦めることになる。

上半身に起きる長時間のこむら返りを耐えるのは息をするのも辛くなるので下腹部痛陰嚢痛の比ではない。

インドネシア旅行中にアドルバスタチンの副作用で頻繁に上半身のつりで1時間単位で身動きでなくなったのは今思い出すだけでもゾッとする。

スタチン不耐性とまだ因果関係が掴めていない時期だったので身体の中で何が起きているか分からず不安だった。

それでもスタチンやらゼチーアは所詮コレステロールを下げ将来的な成人病発症を予防するだけの薬なのでやめたところで当面は何も問題はない。

だから副作用が出たら飲まなくてもその場で困るわけではない。

しかしリリカは以前の椎間板ヘルニアでも尾てい骨痛でも今回の下腹部痛でも数日から1週間で他の鎮痛剤ではあり得ないほど効果の見込める薬なので使えなくなるのは困る。

だから効果が出るギリギリの量で使いたいから痛みをゼロまで増量したくはない。

一応リリカの後発のタリージェもあるが、効くかどうかは人それぞれだ。

もちろんリリカも効く人もいれば効かない人もいる。

痛みの方は20分以上座っていたり40分以上歩くと強くなってしまうがそのあたりに注意して出来るだけ立位で歩く時間も気にしていれば普通の生活がおくれている。

ただこのままリリカを一生飲むわけにもいかないので恒久的な治療をしたいところだが泌尿器科だと東京の某医師の下で睾丸と身体の間の神経を切る手術しか無さそう。

痛みを発しているのはどちらかといえば下腹部と脇腹にある。

自分の症状ではこの手術は効果が薄い。

あとはペインクリニックでブロック注射でも打ってもらうことで長期ならリリカを一生飲むよりは安全な気もしている。

いやブロック注射もアナフィラキシーの懸念があるか。

泌尿器科の医師は全般的に泌尿器周りの神経疾患には弱そうということで評判のいい神経内科にもいってみた。

泌尿器科から外に出た方が何か突破口が見つからないかとすがるおもいだ。

親身になって話は聞いてくれたものの精索周りの神経は担当外でわからないということだった。

神経内科(神経外科も)という科は脳と首や手足と脊髄の神経を診るようでそれ以外は各部位の専門で精索あたりの神経ならやっぱり泌尿器科が守備範囲と教えてくれた。

それでもせっかく出かけて行ったので神経が専門ということでリリカの用量と用法をしっかり確認して帰ってきた。

これで手詰まりになった。

痛みの対処療法を続けるしかない。

痛みが消失してくれれば今後は痛みがあるうちはリリカで消えたら薬を減量しながらやめる、また痛くなれば服用開始と対処する。

神経内科の医師は1年でも2年でも服用し続けている人はいるよと笑って和らげてくれたが副作用と依存が怖い。

軽いめまい、軽いつり、体重増加、浮腫、多幸感と1%以下しか出ないはずのリリカの副作用が出まくる体質なので長い間服用し続けるのは危ない気がしている。

多幸感は抗うつの効果があり痛みで苦しいのを緩和してくれたのは嬉しいが服用し続けると次はリリカの依存症になりそうだ。


おすすめ記事

ためになる記事だと思ったらシェアおねげえします

フォローする