スウェーデンで6時間労働が始まったというニュースが話題になっています。健康面での改善と雇用拡大は当然の結果です。
この仕組みは「ワークシェアリング」と呼ばれる概念に近いものです。10年ほど前に週休4日の制度を期待した経験があります。当時の収入は約5百万円で、税金や控除を差し引くと手取りが7割程度になります。この場合、休暇のメリットの方が個人的には大きかったと感じていました。
しかし企業でのルール化が進んでいない現状があります。実際にはほとんどが減給を受け入れられず、特に子育て世帯やローン負担のある人々は反対に傾きます。単純作業以外では難しいという意見も根強いです。
一方、労働時間を8時間から6時間に短縮する発想自体は素晴らしいと思います。スウェーデンのトヨタ工場で実施されている事例があるほど、日本でも可能ではないでしょうか。
ただし注意点もあります。6時間労働を採用理由とする企業では、サービス残業が増える懸念があります。日本の社労士が考えるべき課題と言えます。
今後の方向性として、医療や警察など緊急業務以外の残業一切禁止にすべきでしょう。労働基準監督署の人員を大幅に増やすことで新たな正規雇用が生まれるかもしれません。