がん探知犬導入

山口県金山町でがん探知犬を導入したとグッティで報じられた。

山口県金山町は女性の胃がん死亡率全国1位なのでがん探知犬を導入した。

今月から希望者を対象にがん探知犬で検診を開始している。

被験者の尿の臭いを嗅がせてがんを患っているかを調べる。

がんであるとわかったらどこになんのがんがあるかを人間の手で調べる。

実験ではラブラトールリトリバーに胃がん患者の尿を嗅がせて臭いを覚えさせる。

そしていくつかの尿からがん特有の臭いがするケースを見つける。

的中率は100%

まだ研究中であるががんには特有のニオイ物質が含まれている。

がん患者の尿には揮発性有機化合物で接着剤や塗料の溶剤などに含まれる化合物の臭いがする。

犬はそのニオイを嗅ぎ分けられる。

日本医科大の宮下教授によるとがん探知犬は内臓のがんや皮膚がん、白血病などすべてもがんを尿から発見できる。

すい臓がんの早期発見も可能。

がん探知犬のきっかけは1989年イギリスでの出来事である日ペットの犬がほくろの臭いを嗅ぎ、なぜか噛みちぎろうとした。

不思議に思った飼い主はこのほくろを病院で調べたら皮膚がんだった。

犬ががんを嗅ぎ分けられるのではないかと仮説がたち各国の研究が始まった。

日本でも13年間でラブラトールリトリバーが2000人のがん患者を嗅ぎ分けた。

デメリットとしてがん探知犬一頭あたり500万円かかる。

コストの問題があるが普及すれば大きな効果がある。

国内の探知犬は五頭しかいない。

素晴らしい!

PET-CTだと適当に見積もったって数億しそうだから回収するのに1回あたり10万円の検査費を取っている。

しかしこの訓練を受けたわんちゃんなら1万円も取れば1年かからず回収できるわけだから検査費が格段に安くなる。

だから自治体が検診を始めたのだろう。

普及すればわんちゃんが、がん患者とスクリーニングした人だけPET-CTを受ければいい。

その場合は保険適用に出来るからPET-CTも3万円で済む。

山口県金山町に1年移住するかな。

例えばふるさと納税で探知犬による検診サービスをやってくれれば絶対行くぞ。

山口県金山町長さんいかがでしょう?

あとラブラドールレトリバー買って探知犬にして金儲けという選択肢もある。

クラウドファンディングで一頭500万集めてお返しはがん検診でもいいぞ。

ただがんの臭いを嗅がせて調教する必要があるのでどこかの医療機関と共同研究にしないと無理だ。

現実には探知犬普及はまだかかりそうなので今年は犬より発見率低くてクソ高いPET-CT検診をするつもり。


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