食べたことないものを食す 〜 あぶらこ

雨の日は北海市場で新しい魚が入荷されていないかチェックするのが日課になっている。

今日は60cmもあろうかという根室産のサメカレイ(2139円)が売っていた。

捌くのに手間がかかるけれどおいしいカレイらしい。

捌くのは北海市場の店員にお願いすればいいのだがサイズが大きすぎるし値段もそこそこする。

もし買って帰ったら何日間カレイ料理になるか分かったものではない。

他に何かないか探していた。

もう一つ初見にあぶらこがあった。

あぶらこって聞いたことがない。

地元では入手できないと思われるので買ってみる。

しかし捌いてパックに入っている白糠(しらぬか)産は4人前はありそうなので浜中産の一番小さいのを店員に捌いてもらった。

それでもかなりのサイズなので二日に分けて食べる。

捌いてもらっている間にググって煮付けがおいしいか調べてみるとあぶらこはアイナメの北海道名らしい。

ああ、アイナメか~

顎口上綱硬骨魚綱条鰭亜綱新鰭区棘鰭上目スズキ系スズキ目カジカ亜目アイナメ科アイナメ属だ。

本州では高級魚だがこの大きさでこの値段なので北海道では下魚らしい。

アイナメは子供の頃に親が何度か釣ってきて食べた記憶はある。

通っていた日本料理の店でも見なかったので大人になって食べた記憶がない。

だから味は覚えていないのでこのシリーズの食材で問題ないだろう。

昆布を入れているレシピがいくつかあったのでホッキ貝で買ってきた昆布だしを少し混ぜてみる。

あとはいつものだし汁だ。

  • 水 150ml
  • 酒 150ml
  • 醤油 大さじ1
  • みりん 大さじ1
  • 理研の昆布だし スティック 1/2
  • 生姜 小指大

他のレシピだと湯引きはしていないがパックを開くと魚臭い。

既にだし汁を沸騰させているのでもう湯引きできない。

これは失敗したかな。

ちょっと生姜を足しておこう(笑

落とし蓋中火で9分煮て5分回しがけして出来上がり。

上手く器に移せなくて大惨事。

身が爆発したようにバラバラになった。

もしかして柔らかい?

ごはんと他のおかずで食した。

溶けるように柔らかいので歯がいらない。

深海魚みたい。

骨が喉に刺さりそうになったので少し食べにくい。

そして少し味付けが辛めだった。

味は、、そうアイナメってこんな味だった。

思い出した。

先日食した真ホッケの味に煮ている。

ホッケより主張は少ないもののアイナメ独特の味は感じるが薄味。

これは好きではないかも。

理由は簡単で身が柔らかすぎる。

歯ごたえがない魚、深海魚とかタラみたいなのは苦手だ。

歯ごたえさえあればおいしいのではないだろうか。

塩焼きが正解か。

そこで残り半身を翌日アルミホイルに包んでフライパンで焼いた。

水で洗って酒につけて弱火で表7分、裏5分焼き。

調理はそれだけ。

これは焼きじゃなくて酒蒸しだな。

ホイルをはがすとニジマスのホイル焼きのようないい香り。

お腹がグーと鳴る。

これは期待ができるぞ。

早速醤油をぶっかけ食してみる。

うーん、煮魚よりはおいしいけど身は柔らかで白身の味も上品すぎてイノシン酸が足りないという感じ(あくまで個人的な感想です)

料亭だったら超あっさりしている白身だからうまいこと味付けするんだろうな。

アッサリ好きなら一度お試しあれ。

関連記事


関連記事

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする