長年愛用してきた座椅子の選び方と実体験
私は20年以上にわたり座椅子を使い続けており、これまで7台を買い替えてきました。今回はその中で最も印象的だった「ルル」と「マーサ」の比較と、購入から実際に使用した感想をご紹介します。
1. ルルの失敗例:2年で壊れた理由
ニトリ「ルル」は安価ながらもポケットコイルを採用しており、5000円以下で手に入る点が魅力でした。しかし、横のラッチが壊れ背もたれが立てなくなったほか、座面にポケットコイルが盛り上がって座りにくい状態になりました。私の場合、退職後座椅子で過ごす時間が増え、使用頻度が高まったことで寿命は約3年と短縮されました。
2. 新しい座椅子を探す旅:ニトリで見つけた「マーサ」
イケアのFILNTANに好感があったため、ネット検索を行いましたがヒットしなかったので再度ニトリへ。店舗では30分ほど時間をかけて検討した結果、以下の6脚から最終的に「マーサ」を選びました。
- テリー:肘掛がなくチープ感
- マーサ:座り心地は良いが視点が10cm上昇、回転機構あり
- ミッドレバー:全体的に無難だがサイズが大きい
- レガ:ポケットコイルで同等の座り心地だが背もたれ高さ不足
- レスト:視点が高すぎる回転座椅子
最終的に「マーサ」はコンパクトさとフルフラット機能で決定。店員さんの梱包サービスも利用し、段ボール処分を考えると安心でした。
3. 実際に使用してみた感想
設置後すぐに背もたれを倒すとコンパクトになり、サイドテーブルとの高さが合うため足を組みやすくなりました。回転機構は不安定感がありますが、足側の高さが高いため座面から足を組むことができる点が魅力です。
座椅子パッドは「ルル」で使っていたものが少し狭いですが、代わりにバスタオルを敷いているため、クッションの劣化対策として十分です。
4. 寿命とメンテナンス
購入から1年4カ月でお尻部分のクッションが薄くなり骨が当たるように。現在はバスタオルを敷いていますが、もうすぐ寿命かもしれません。平均8時間/日使用しているため、体重60kg以下なら3年程度持つ見込みです。
カバーはジッパー付きで簡単に剥がせるので、自分でウレタンを購入し交換することも可能です。
5. まとめ:座椅子選びのポイント
- 使用頻度と時間を考慮して寿命を見積もる
- ポケットコイルは安価だが耐久性は低め
- 背もたれ高さや回転機構は座り心地に大きく影響する
- カバーの取り外しやすさでメンテナンスを楽に
「マーサ」は私にとって最適な選択でした。座椅子を検討している方はぜひ参考にしてください。