2回目の脳ドックを受け、またパニックになる

脳ドックを受けることにした。

脳は大事だ。

そんなこと分かっていると考えていても脳ドックを受けたことのある方がどれほどいるだろう?

心臓を除く首から下の病気ならまだなんとかなりそうだが脳は何かあってからでは思考すらできなくなるので独身にとってこの部位の疾患は命取りだ。

前回は2017年8月に受けている。

約2年経過したのでちょうどいい。

それにMRIはCTと違って被爆しないので何度受けても安心だ。

本当にざっくりだが脳はMRI、身体はCTで検査するのが一般的だ。

前回の脳ドックの反省として紙ペラ1枚の所見なのでその情報だけでは何かあっても他の医者に診て貰う事はできない。

そこで今回はCD-Rに結果を焼いて貰える病院を探した。

見つかったのが税別1.6万円だった。

価格破壊かよ。笑

前回の脳ドックでも最安値を探し2万円だった。

今回は人間ドック紹介業者のマーソ経由ではなく直サーチで見つけた。

松竹梅の3料金あり一番安いのが1.5テスラの頭部MRI/MRAで1.6万円、真ん中が3テスラの頭部MRA/MRIで2.2万円、そして3テスラに頸部MRAを含めた3万円のコースとなっている。

複数のプランを提示して消費者に選ばせるのは商売上手だ。

しかし素人に1.5テスラや3テスラといわれても磁力の違い程度しか分からない。

調べてみると磁力が高い方が高画質で撮影できるようだ。

デメリットは磁力が強いので体内に金属ステントやクリップが入っていると撮影できない場合があり扱いが難しい。

大腸癌の前に大腸ポリープでクリップで止血していたけどさすがにもう便として出ているし頭部なので関係ない。

少し高いが真ん中の3テスラの頭部を選んで翌日予約した。

その前に依頼すればCD-Rにデータを焼いてくれる事は電話で確認済みだ。

タブレットを売却した足で病院へいく。

タブレットを売却したお金がそのまま病院へ流れるわけだ。(T_T)

3テスラのMRIを受ける事前注意はこんなかんじ。

  • 頭皮増毛パウダー/カラーコンタクトレンズの使用はお控えください。
  • お化粧(マスカラ/アイシャドウ)はお控えください。

女性の場合はスッピンか病院でメイクオフする。

ハゲで頭皮増毛パウダーの人は帽子をかぶればいいので女性の方が敷居が高いかなw

場所は名古屋栄で前回の脳ドックの病院から数百メートルと近い。

前回の脳ドック同様小綺麗で高級歯科病院の感じだ。

更衣室が個室になっておりそこに貴重品も置いてプラスティック版で出来た鍵をかける。

着替えてからあっという間にMRI検査開始。

よく見るといつも受けているMRI装置なので自分にとっては

3テスラが普通のMRIで1.5テスラが簡易版のようだ。

看護師さんのガイドでMRIに入っていくとパニック気味になるので手元にあるボタンを押して一度出してもらう。

これでは輪廻転生しても絶対猫は無理だな。

棺桶に入っている感じで息が詰まる。

密閉感が少ない簡易版MRIの方がよかったかも。

待合室で1.5テスラと3テスラの画像比較をディスプレイに表示していたので目を凝らして見たら1.5は毛細血管が途切れ途切れでしっかり映っていない。

ただ脳の一般的な疾患は太い血管が詰まったり破れたり瘤になったりなので1.5でも十分な気がした。

呼吸を落ち着け目を閉じて再度MRI装置に入れてもらう。

広い空間に寝ているのをイメージ今度は危なげなく撮影することができた。

よしコツは掴んだ!

といっても次受けるのはまた数年先なので同じことの繰り返しだろう。

クドいくらいにCD-Rよろしくとお願いして受付で費用をカード払いして帰宅した。

帰りにパンフレットをもらって後で確認したらネットの脳ドックプランとは異なるメニューになっていた。

どうせネット民はケチなので簡易診断の安いプランを作って病院に来るまともな人にはセットになった高いプランを販売しているようだ。

携帯電話のキャリアMVNOをひとつの会社の中で使い分けているよう。

経営者が優秀か医療コンサルを利用しているんだろう。

そんなことより目についたのはメニューの1番下の低被ばくCT(低線量CT)だ。

こんなものがあるんか。

調べてみるとキャノンメディカルが製造しているようで被曝量は通常CTの1/7になる。

すばらしい!

次にCTを受けるならこの病院にするか低被ばくCTを保有している病院を探すことにしよう。

今回の費用は100%自己負担なので税込み23700円だった。


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