京都奈良旅行2日目 大仏みないけど行ってよかった東大寺

つらさは感じなかったけれど体調がよくなかったのだろうかビール一本で10時間近く寝ていた。

もぞもぞと目覚めてホテル1階で朝食にする。

あるのは食パンとインスタントヌードルと飲み物だけだが3000円の宿泊費なら贅沢なくらい。

ふとチェンマイで朝食にパンが自由に食べられる激安ホテルを思い出した。

部屋にバナナを置いてたら蟻がわんさか群がってたホテル。朝起きると日本には絶対居ないジャングルにいそうな鳥の声で起こされるホテル。でもベッドメイキングがしっかりしていたので見た目より居心地がよかった。あれは楽しかったなぁ。また早く海外へ行きたい。。

話を日本に戻しこのホテル夜は静かだったのでガラガラかと思っていたが朝は出張らしき宿泊客がかなりいた。

駅近で(コロナ禍なので)激安だから仕事だけじゃなく格安京都観光目的でもおすすめホテルだ。

1階フロアは寒めだったので一旦客室に戻りどうするか考える。

天気は午後からあいにくの雨。

関西全域に降りテレビで傘を忘れないようにという90%以上雨予報まで何とかできる晴れ男ではない。

午前中は曇天模様でもちそうなのでサクッと奈良観光してランチを食べて駅周辺でのんびりして時間になったら京都へ戻ることにしよう。

1日バス乗車券でバスと徒歩を足にする。

行きは近鉄で移動だ。

朝は急行で乗換なしの47分が640円という運賃で奈良まで行けるコスパの良さだ。

前回の京都旅行のように充電アダプタを忘れかけ、ホテルを無人チェックアウトして、リタイア組は必ず通うハローワークを抜けて、通勤で人が溢れるJRを越えて奈良行き近鉄急行に乗り込んだ。

近鉄奈良駅ではまず観光案内所で1日乗車券500円を買い情報収集をした。

お姉さんがむちゃくちゃ親切に観光案内をしてくれた。

\(^o^)/

修学旅行など団体旅行以外の観光客が極めて少ないのでひとりに時間が割けたんだろうな。

お姉さんの観光ポイントとしては東大寺でちょうど今日が最後のお水取りの無料券を配ってるらしいので貰って国立博物館に行くといいという。

あと遠いけど薬師寺の展示物もいいと教えてくれた。

そこで午前中は東大寺→博物館→興福寺をウォーキング、午後はバスで薬師寺込みで適当に回る。

奈良といえば東大寺の大仏と平城京跡だが前回観てるのでこちらはパスの予定だ。

旅行前は降水確率もさほど高くなかったので、

「都会では自殺する若者が増えている。今朝来た新聞の片隅に書いてある♫だけども問題は今日の雨、傘がない♫」そう傘がないと歌いながら駅近くのダイソーを探し110円の傘をゲットした。

朝一だったので傘を出していなかったが店の前にいるおばさんが店員に頼んで出してもらっていたおかげで時短できた😊

そのおばさんは自分がレジを済ませて離れてもどの傘を買おうか考え込んでいた。

買う時に横目一瞬の観察だが無地の100円傘ではなく300円傘を選んでいたのは折角店員さんに出して貰ったから高い方を買ってあげようという優しさじゃないかと邪推した。

でも300円傘には水玉とか碌な柄がないのでどうしよう?と悩んでいた感じ。

奈良の人がいいおばさんって感じで好きだ。

心情が当たってたら教えてください。(ってこんなブログ見てないw

ただ時間は大切にした方がいい。

あと店員はバイトなのでどちらを買っても影響はなく出してくれてありがとうと声を掛けるのがよさそう。

そして東大寺まで歩く。

境内をうろついてお水取りの無料券をゲット。

久々にやってきたけどシカがあちこちのっそり歩いているのは和む。

そして奈良国立博物館へ

正確には仏像館側から入った。

さっきの券で両方入館できた。

ここは当たり!

無料で入ったから褒めるわけで無いが圧倒的なコンテンツで時代を感じるものが多い。

展示物に嘘くさいものや数合わせ感がない。

台湾の故宮なんてなぜそれを博物館に?というものだらけ、でもその胡散臭さも売りにしてるんだけどw

一方で奈良県は歴史価値のある展示物ありすぎてどれを並べるのやめるか困る〜状態になっていそうw

特に涅槃図がいっぱい並んでいたコーナーがよかった。

そして仏像館の特別展示の5m金剛力士像2体は圧巻だ。

あれが襲いかかってきたら人類最強のヒョードルやタイソンでも絶対勝てねえw

個人的には四天王像が好きなので色々あってよかったのであと地獄絵さえ揃っていればパーフェクトだった。(なぜ地獄絵w)

国立博物館の700円と仏像館の520円でも十分安い気がするのに期間限定で無料とは奈良県どんだけ~って感じだ。

些少なコンテンツでちまちまお金を取る観光地も参考にして欲しい。

回るところが色々あるので券もらっていなきゃ国立博物館に行くことはなかった。

行ってよかった東大寺だ。

興福寺付近まで到着してお腹が空いている。

周りを見渡してもお店は見当たらないが眼の前に県庁があるじゃないか。

昔仕事で愛知県庁で半年くらいランチをしていて社食ほどではないがそこそこコスパがよかったのを思い出す。

受付のお姉さんに食堂を利用していいか確認してOKを貰い六階に登り食券を買っておぼんに定食を乗せて席へ。

ここも当たり。

見晴らし最高で定食が600円とまずまずだった。

ミックスフライ定食を食べた。

味は普通だけど見晴らし込みなら激安だ。

だいたいどこの自治体でもお役所の職員さんはまじめに時間厳守なので12時前に入るとガラガラでいい。

社食のようなものなのでお盆の返却をお忘れなきよう。

そして興福寺へ

入館料は350円と親切価格だ。

五重塔は近所の名古屋市八事にもあるのであまり感嘆しない。

これを見ると春に八事の五重塔付近にWindowsタブレットを持ち込んでベンチに座りドラクエ10で遊んでいたことを思い出す。

でも八事と違い塔の周りをシカが歩いているのは斬新だ。

一周りして県庁前バス乗り場に移動した。

バスの起点になる近鉄奈良駅に一旦戻ろうと乗ったら薬師寺行きだったのでそのまま終点まで。

薬師寺は拝観料が千円超えなので殆ど何も見えない外から眺め唐招提寺へ

こちらも千円した😥

どちらもレビューではコンテンツはいいらしい。

駅の東側に比べて遠くてアクセスが悪く観光客が少ないから拝観料を高く設定してるのかもしれない。

薬師寺は観光案内のお姉さんオススメだったので入りたかった。

500円位だったら両方入っていたな。

若しくは700円だったらどちらかに入ったかな。

2つのお寺だけで拝観料2100円は厳しい。

唐招提寺東口バス停に移動して駅方面へ。

駅まで戻ろうかと悩んで移動するグーグルマップ見ながらこの路線で平城京が一番近い三条大路4丁目で飛び降りる。

このあたりは朱雀門だけかと思えばオシャレなプレハブ建6棟と陸に船?が離れて点在していた。

ここは恐らく原寸であろう船も置いてあり遣唐使をテーマにしているようだ。

中国観光客目当てかな。

ただ門と船だけではコンテンツとして少し弱い。

プロジェクションマッピングでもやればいいのに、とググったら七夕まつりに船と朱雀門をスクリーンにして1週間やってるんだ。

考えることは一緒だw

コロナ禍終わったら光の平城都絵巻を毎日の行事にしたら観光客集められそうだけどね。

その一角に喫茶店があったのでコーヒー(320円)飲んでどうするか検討し。

遣唐使と掛けてみた。

雨脚も強くなってきたしこの中を動き回るモチベーションも無いので京都へ戻ることにした。

バスで一旦JRか近鉄奈良へ戻ってもいいが平城京跡、大極殿を徒歩で巡り大和西大寺駅行きのバスに乗って京都へ戻ることにした。

朱雀門をくぐりなにもない平城京跡をひた歩き踏切を越えて復元中の第一次大極殿院の南門にたどり着く。

雨脚がまた強くなる。

遠くからまさか10階建くらいのビルに巨大な絵が貼ってある?と思って近づいたらやっぱり絵だったw

絵には復元ではなく南門復原と書かれていたが明らかに新築建造物作っているので復元でもいいような気がする。

このあたり前回訪れた時には焼け野はらのような何もない場所だったが色々観光コンテンツを増やしている。

この建設ってどこがやってるか気になってよく見ると国交省近畿局だった。

都道府県市町村では財源がきついだろうな。

大体こういうのは人気取りのため地元大物議員が国交省に働きかけて誘致させていると探したけど現職奈良で力ありそうなの高市さんくらい?

まさか暗黒政権の民主鳩山・菅総理時代に国交相だった奈良の馬淵氏あたりが始めたのかな?

と思ったけど事業化開始が2008年あたりなので自民党の計画みたい。

まあ国力を削ぐことしか頭にない左巻き政権が日本の観光を盛り上げようなんてマトモなこと考えるわけないw

でも自民党や国交省も奈良のコンテンツを増やすだけじゃなく国際空港からここまでのアクセスも併せて考えないといかんよな。

観光地でこんな下らないこと調べてるの自分くらいだろうなと思いながら、巨大な第一次大極殿へ入る。

外観は壮観だ。

入館無料なので仕方がないが展示物に眼を見張るものはない。

感想としては20-30m級の建物をいくつも建てるより例えば台湾の中正紀念堂みたいな70m級の巨大建造物をひとつだけ建てた方が観光の集客力が高そう。

中国観光客を見込んでいるならこれくらいの建造物には中国内で見慣れているので日本様式でできうる限り大きい方が好まれそう。

1000年以上前の都なんだしリアルサイズなんて実際にわからない。

このあたりお役人や学者の考えることなので頭が硬い。

そして第一次大極殿のすぐ裏手にあるバス停から大和西大寺駅で降りて近鉄で京都へ戻る。

西大寺駅にロボットがいたが急行の発車まで1分切っていたので写真だけ撮って飛び乗った。

受付のお姉さんの格好でDJみたいなことしてたけどあれは何だったのだろう。

あとは京都駅のヨドバシに寄って

白モノ家電、キャンプ用品、電アシ自転車を見て地下のスーパーでこだまで食べるお弁当を買った。

ひれかつとタコ天とだし巻き付おにぎりで535円だ。

購入したシャープ製同系の冷蔵庫が高かったのには溜飲が下がる。

表現が間違っているようだが感覚としては正しい。

自分が買ったものが別の店で高く売っていると嬉しくなる庶民的な性格なのだ。

新幹線乗り場入口に551蓬莱を見つけ、しまった!こっちだった!と思ったのは内緒だ。

ぷらっとこだまの引換券で貰ったエビスビールを飲みながら帰路につく。

奈良って歴史コンテンツが数多くあるんだけどそれらをアピールするのが苦手な感じなのでUSJやらTDLとか作るようなプロデューサーを召集して観光価値を上げてもらうのがいいと思う。

素人が思いつくのは博物館に歴史価値のあるモノがいっぱいあるところ逆手に精巧な偽物を3つ紛れ込ませて、この展示物の中で偽物を見つけ出せ!毎月全部当てたら先着10名に豪華景品とかにして答えは必ずTwitterに書いて拡散してね〜としておけばアピールできる。

有料の神社仏閣を1日で全て回るようなコースで脱出ゲーム作ってその中で歴史を覚えられるようにしてゴールできたら全ての入場料が無料になるとか一か八かなイベントを開催するのもいい。

シミュレーションして運込みでゴール率が20%くらいに調整すればおそらく博物館、神社仏閣、公共交通機関の売上は上がる。

メディアのアピールとしては堂本剛、八嶋智人、城島茂、吹石一恵あたりに観光大使になってもらい奈良に遷都を!首都の夢を再びで奈良を首都に戻したら日本にどれだけのメリットがあるかをシミュレーションをするPR活動なんかもいい。

色々出来そうなポテンシャルがあるのにもったいない県だ。

なんてこと考えながら帰ってきた。

この旅はこれでお終い。

旅費11,400円、

食費は3115円とかなりリーズナブルな旅行だった。

というかこれ日帰りバス旅行の料金だw

最後までご覧いただきありがとうございました。また次回の旅行記で😊


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